旭山にゅーす・ぶろぐ

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2019年8月のすべての記事

お盆も過ぎました

 しいくのぶろぐをご覧の皆さん、はじめまして。
 今年の4月から旭山動物園のスタッフとしてお世話になっています、上江です。
 決まった担当はありませんが、主にこども牧場のヤギ・ヒツジエリア、ちんぱんじー館へ清掃に行ったりと神出鬼没(?)に園内を歩き回っています。
 さて、お盆も過ぎ、旭川は過ごしやすい気温になってきました。
 動物たちも、どこかリラックスして過ごしやすそうな表情。

ヤギ

気持ちよさそうに寝るヤギ


ヒツジ

リラックスするヒツジ


 サマースクール・夜の動物園とイベントとずくしの8月でしたが、初秋の穏やかな動物たちの姿も見に来ていただけたらと思います。

こども牧場担当:上江功

ゲンちゃん日記・令和元年8月「DNA研究と、生物進化の考え方」

昨年の様子

(写真:夜間開園昨年の様子)

 今年は昨年と打って変わって雨が降りません。園内を見渡すと芝生の緑がどんどん薄茶色に変わっています。川の水位もアレッというくらい下がっています。今年は今年でどんな夏になるのか心配になります。

 話は変わりますが最近目が離せない関心事があります。人のDNAに関わる研究が急速に進んで物事に対する感性や、感情の働き方、メタボや筋肉質などの体質もDNAの特定の部位の働きのスイッチのオンオフの組み合わせでコントロールされていることが分かってきました。さらにそのDNAのスイッチの状態がすべてではないにしろ精子にも反映されていて、親から子に遺伝している可能性が高いこともわかり始めています。これはある意味親が獲得した形質が遺伝することを示しているわけで、生物の進化の考え方を根底から変える可能性があります。今までは、パソコンで例えるならば使い込んで様々なことを学習したパソコンを親だとするとそのパソコンをリセットして初期状態に戻したものが子ということになります。リセットする時に生じる小さなエラーが突然変異でその変異が進化の原動力だと考えられてきました。しかし獲得した形質が子にも遺伝する可能性が見えてきたことで、子供を作る計画を立てているメタボの男性がメタボスイッチをオフにしようと筋トレしていたり、マラソンをして記憶力アップのスイッチをオンにしようとしているテレビ番組が流れていました。

 自分が動物園に就職した30数年前、野生捕獲個体やその2世といった個体が多くいました。当時の方が明らかに人との距離感に神経質だったり許容範囲がとても限定されている、いわゆる飼育管理が難しい個体が多かったように思います。飼育下で継代する中で学習により人に対する反応が穏やかになってきていると理解してきたのですが、実はもっと積極的に遺伝的に飼育下環境に適応しつつあるのかもしれません。まだ具体的に見えてこないのですが動物園の新たな可能性をすごく感じています。

 さて最後に、この手紙が届く頃はもう秋の気配ですね。9月15日に親子3世代で動物園を楽しんで頂こうと夜間無料開放を予定しています。旭山動物園は今年で開園52年、祖父母の初デートが実は動物園だったなんてこともあるかもしれません。きっと動物園を介してたくさんの話題を共有できると思います。ぜひ誘い合って参加していただければと思います。  

旭山動物園 園長 坂東 元

【オアシス的な】

 皆さん、こんにちは。

 暑い日が続いていますがいかがお過ごしですか?

 旭川も7月は30度を超える蝦夷梅雨的なジメジメと不快で蒸し暑い日が多かったのですが、8月に入ってからはカラッとした北海道らしい暑さに戻ってきました。

 さて、私事ではございますが、この春より担当替えにより十数年ぶりに「飼料」を担当しています。

 飼育員だからといって動物のお世話をすることだけが仕事ではありません。この「飼料」の担当は動物園で使用するすべての餌を管理することが仕事です。

 新人として動物園に配属されたときに、園全体の動物のことを把握するため、ということで1年間担当しましたが、その時とはだいぶやることが変わっていてもはや浦島太郎状態です。パソコン作業や慣れない数字の羅列に目も見えなくなり、肩も凝るし、頭痛も・・・、現代社会のストレス。最近ようやく慣れてはきましたが、飼育作業をしている方がよっぽど楽しいなと思うこともしばしば。

 もちろん悪いことばかりではなく、改めて動物に与える「エサ」の重要性を考えたり、栄養について勉強したり、自分の担当動物以外のことも気にかけることは良いことかなと思います。

 中でも一番良かったと思うことが暑い日にマイナス20度冷凍庫に入る機会がたくさんあること。

 頭も心も体もクールダウン、どんな日だって冷凍庫だけはいつも僕のオアシス。

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つかの間の癒しスポット、冷凍庫

ほっきょくぐま館・飼料担当:大内 章広)

【クマタカのヒナ、育ってます】

 飼育ニュースでもお知らせしていますが、6月11日に北海道産動物舎のクマタカのヒナが孵化しています。

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写真1

 写真1は孵化して1週間後の様子。真っ白な体がとても可愛らしいです。

 今年の夏は夕方から急な大雨が降ることが多く、雨が降るたびに心配で様子を見に行っていたのですが、親鳥が羽を広げて雨からヒナを守っており、その姿にいつも感動していました。ヒナは順調に生育しており、今月中には巣立ちを迎える予定です。

2

写真2

 写真2は8月4日に撮影したもの。幼鳥の時だけ見られるブルーグレーの虹彩が綺麗です。

 運が良ければ巣から顔を出しているヒナの姿が見られますので、夏休みには是非、北海道産動物舎のクマタカ親子を見に来てくださいね。

(ワシ・タカ 教育担当:鎌上 塁

サマースクールがありました

 皆様こんにちは。

 北海道は短い夏の盛り、旭川は連日の夏日でちょっと人も動物たちもちょっとお疲れモードでしたが、やっと涼しくなってきてほっと一息です。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?


 さて、旭山動物園サマースクールが今年も8月1日から3日間、小学生5、6年生を対象に行われました。サマースクールも44回目になりましたが、今年もたくさんの参加申し込みがあり総勢36名が参加してくれました。旭川市内の小学校のみならず、道外の小学校からの参加者もあり、暑い中みんな熱心に勉強してくれました。

 私が担当した3班は6人で、トナカイ、オランウータン、ととりの村(水鳥)で飼育作業を行いました。彼らには通常の飼育作業のほかにも、オランウータンにフィーダー(給餌器)を手作りしてもらったり、マガモを直接持ってその温かさや柔らかさを感じてもらったりと普段できない体験をしてもらったのですが、その結果鳥が苦手だといっていた子が大丈夫になったり、積極的に作業に取り組むようになったりと彼らの成長が手に取るように感じられ、子供たちの成長は本当に早いなと実感しました。

ジャック

新しく作ってもらったフィーダーでをもらうジャック


 サマースクールでは最終的なまとめとして各人に看板を書いてもらいます。最終日の短い時間で完成させなければならないのでみんなすごく苦労していますが、一所懸命に看板を作成してくれました。毎年のことなので園内の各動物舎にはってあるのを見た方もいると思いますが、期間中に学んだこと思ったこと感じたことをぎっしり詰め込んだ良い看板になっています。是非園内で見つけたらみんなの力作をみてあげてください!

看板

頑張って作った看板です

副園長・トナカイ担当:池谷優子

「おじいちゃん、おばあちゃんと夜の動物園に行こう!」

R1三世代ポスター
(写真をクリックすると拡大します)

 閉園後の動物園を特別に開園。夜の動物たちの姿や飼育員のナイトウォッチングなどがまんさい!
 動物を通して世代を越えての共有の思い出がつくれる、参加者だけの特別な空間です。

日 程

 令和元年9月15日(日曜日)午後5時30分から午後7時30分まで
 ※正門にて受付開始。(午後5時30分から)
 ※午後5時45分から開会式を行い、その後自由見学

募集期間

 令和元年8月17日(土曜日)から9月14日(土曜日)まで

 ※定員になり次第終了します。

対 象

 祖父母と孫
 または 親子三世代以上そろって

定 員

 合計100組限定

入園料

 無料

展示施設

 ぺんぎん館、あざらし館、ほっきょくぐま館、もうじゅう館、小獣舎、オオカミの森、エゾシカの森、

 シマフクロウ舎、かば館

 ※動物の体調により、当日変更の可能性あり

 お申し込み方法 

 電話(0166-36-1104)にてお申し込みください。

お問い合わせ

 旭川市旭山動物園
 TEL:0166-36-1104 FAX:0166-36―1406

8月10日(土曜日)の11:00から
動物図書館で絵本の読み聞かせがあります

7月末からいきなり最高気温30度越えになり、急に夏っぽくなりました。

アムールトラの「キリル」は、先日、朝からプールに入っていました。

キリル
(気持ちよさそうです)
暑さが苦手な動物たちはプールに入ったり、木陰にいたり、暑さをしのいでいるようです。
人間もそうですが、暑さ対策をして、長くない北海道の暑い夏をのりきりましょうね。

さて、動物図書館から絵本の読み聞かせのお知らせです。

8月の絵本の読み聞かせは、8月10日(土曜日)の11:00からです。
この日から、夜の動物園も始まります。

ということで、今回は、昼間は寝ているフクロウと

昼間はコツコツ木をたたくキツツキのやりとりが楽しい、
ブライアン・ワイルドスミス作の「フクロウとキツツキ」と、
夜の動物園が始まるということで…、いろんな動物の寝姿を紹介した
「どうやってねるのかな」という本を読みます。

8月に読む本2冊
(8月の読み聞かせで読む本、2冊)

 

また、絵本の読み聞かせのあとには、飼育スタッフによる「絵本に出てきた動物の解説」があります。
飼育スタッフならではの、詳しく、興味がわく解説を聞くことができますよ。お楽しみに。

ちなみに開園時間が9:00まで延長される(入園は8:00まで)夜の動物園は、
8月10日(土曜日)~16日(金曜日)となっております。

ぜひ遊びに来てくださいね。

※動物図書館では、絵本の読み聞かせのスタンプカードを用意しています。
絵本の読み聞かせに参加していただくとスタンプを押すことができ、
5個で努力賞、夏期・冬期すべて(10回)参加していただいた方には皆勤賞として、
プレゼントをお渡ししています。



投稿者 動物図書館 北川裕美子