理念・使命・特徴・歴史

最終更新日 2015年12月14日

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  旭山動物園の理念~テーマ 「伝えるのは命」

動物園で、ありのままの動物たちの生活や行動、しぐさの中に「凄さ、美しさ、尊さ」を見つけ、「たくさんの命あふれる空間の居心地の良さ」を感じてほしい。家畜・ペット種との触れ合いを通じて「命の温もり、命の尊さ」を感じてほしい。そして、野生動物の保護や環境問題を考えるとき、動物たちは私たちと対等な生き物なんだと思うきっかけになれる、そのような動物園でありたいと思っています。本園のテーマである「伝えるのは命」という言葉には、このような思いが込められています。

旭山動物園の使命

旭山動物園の使命は次の4つです。それぞれの具体的な説明はこちらのページをご覧ください。

  1. レクリレーションの場
  2. 教育の場
  3. 自然保護の場
  4. 調査・研究の場

旭山動物園の特徴

行動展示

旭山動物園では珍しい動物ではなく、動物園に当たり前にいる動物、それぞれの本来持つ特徴的な能力や行動、感性を発揮できる環境を作り、それを見せる展示方法を目指しています。この旭山動物園の目指す展示方法がいつしか「行動展示」と呼ばれるようになりました。

14枚のスケッチ

行動展示の原点ともいえるのが14枚のスケッチです。昔から旭山動物園の飼育スタッフは動物園の思いや夢について、夜遅くまで話し合ってきました。この頃に描かれた夢の動物園のスケッチのいくつかは、その後、実現していくことになります。多くのスケッチのうち、現存するものがいつしか「14枚のスケッチ」と呼ばれるようになりました。14枚のスケッチの続き、夢の動物園はまだ続きます。

1 2
あざらし館 こども牧場
3 4
ととりの村 ぺんぎん館
5 6
ほっきょくぐま館1 ほっきょくぐま館2
7 8
もうじゅう館1 もうじゅう館2
9-2 10
海鳥館 総合サル舎
11 12
総合動物舎 南米館
13 14
北海道産動物舎 こども牧場

もぐもぐタイム・なるほどガイド・ワンポイントガイド

飼育スタッフが直接動物にまつわる話や解説を来園者の皆様に行う時間です。飼育しているからこそ動物の凄さや素晴らしさを伝えられるのではないかという思いで始めました。

手書き看板

園内にある飼育スタッフ手作りの説明看板です。飼育スタッフが伝えたいことがぎっしりつまっています。

旭山動物園の歴史

日本最北の動物園として開園した旭山動物園は、多くの旭川市民と各地からの来園者に親しまれてきました。こちらのページからは開園からの1年ごとの歩みを見ることができます。

日本最北の旭山動物園が誕生するまで

旭川市に動物園を作ろうという動きは昭和30年代(1955年頃)からありましたが、具体化したのは1964年でした。候補地は、旭山、神楽岡、神居、春光台などの中から、桜の名勝地である旭山公園に隣接し、市内や大雪の山々が一望できる旭山が選ばれました。当時の建設のテーマは「日本のどこにも見られない北方特有の動物園に」そして「北国の短い夏を動物と楽しみながら存分に満喫できる開放感のある動物園に」。ところが、厳しい市財政のなかで、議会では時期尚早との意見もあり、一票差でのぎりぎりの可決でした。その頃、市民の熱い思いから旭川市動物園建設協力会、動物園アイディア協力会も生まれて、市民ぐるみの運動となっていきました。こうした中で、旭山動物園は当初の予定より一年遅れて1967年に北海道3番目の動物園として開園を迎えました。

廃園危機から日本一へ

市民とともに歩み、市民のためにと始まった旭山動物園は、珍しい動物が喜ばれる時代、遊具ブームの時代等、時代の流れとともに様々な取組を行ってきました。遊具ブームも落ち着いた1994年には園内でエキノコックスが発生し、年度途中で一時閉園となりました。それに続き、1996年には来園者数も当時全盛の約60万人(1983年)の半分以下の26万人まで減り、廃園の噂も流れました。

1997年からは14枚のスケッチに描いた施設が現実となっていくことになります。その後、入園者数は回復し、2003年に北海道で一番の入園者数、2004年には、月間(7・8月)で日本一の入園者となり、2007年・2008年には年間入園者数300万人を突破しました。

300万人から現在

300万人から10年以上が過ぎた現在でも、市民の皆様のほか、市外や外国の方を合わせて毎年140万人前後のお客様にお越しいただいています。来ていただき、支えていただいている皆様のおかげで、地方動物園のひとつだった旭山動物園の取り組みにも大きな注目をしていただけるようになりました。旭山動物園ではいつの時代も動物園として伝えられることは何かを考えてきました。

今後とも旭山動物園らしさを追求し、動物の「凄さ、美しさ、尊さ」、北海道の身近な野生動物と人の関わり、そして地球全体の環境保全を感じてもらえるよう展示方法、ガイド、教育活動等、様々な分野で活動していきます。旭山動物園は歩み続けていきます。

動物園のうた

2003年に完成した本園のイメージソングです。毎日の開園時に流れています。

旭山動物園イメージソング(作詞 富田 正一 作曲 工藤 昌晴)

  1. 空に ゆらゆら 白い雲
    わたしとぼくの お友だち
    猿さん 虎さん ペンギンさん
    遊びに来ました こんにちは
    広くて 大きい 旭山
    動物園は うれしいな
  2. 風が そよそよ 呼んでいる
    あふれる笑顔 げんきな子
    鳥さん 鹿さん ライオンさん
    みんなで仲良く 遊びましょう
    広くて 大きい 旭山
    動物園は ゆかいだな
  3. 心 ほのぼの ふれあいの
    地球に響く 愛がある
    象さん 山羊さん 白熊さん
    見るほど 知るほど ゆめいっぱい広くて 大きい 旭山
    動物園は たのしいな

関連ファイル