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旭山動物園について

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調査・研究

調査・研究

人と野生動物がすむ地球環境を守るために、まずそこに生息する動物たちのことを知る必要があります。

動物園では絶滅が心配される種を含む数多くの動物を飼育しています。飼育動物を観察することでさまざまなデータが得られ、さらに科学的に解析することで、その種の保全に役立てることができます。

動物園は研究の場でもあり、動物から得られた情報と知識を世の中へ発信していく役割があります。

旭山動物園では、動物園の中だけにとどまらず、大学や自然保護団体などさまざまな機関と協力して、これからも調査研究を推進していきます。

研究業績

これまでに、ホッキョクグマやアカゲラ、オオワシ、キジバトなどの繁殖を国内で初めて成功させ、21種の動物で繁殖賞を授与しています。
ホッキョクグマでは、1975(昭和50)年に東京動物園協会より高崎賞が授与され、アカゲラでは2001(平成13)年に採食事の舌を見せる展示とあわせて高い評価を受け、(公社)日本動物園水族館協会より飼育技術賞が授与されました。
 

研究発表

タイトル 発表場所 発表者
シンリンオオカミの繁殖能力喪失前後の行動調査 令和5年度 第71回動物園技術者研究会(口頭発表) 原田 佳
ニホンザルの免疫学的去勢製剤を用いた繁殖制限の試み 令和5年度 第71回動物園技術者研究会(ポスター発表) 中村 亮平
ダチョウの抱卵行動を促すための 4 年間の試み 令和4年度 第70回動物園技術者研究会(口頭発表) 田中 千春
2種のペンギンにおける甲状腺ホルモン剤投与による
誘導換羽の換羽時期の違いについて
令和4年度 第70回動物園技術者研究会(ポスター発表) 佐藤 伸高
アムールヒョウの兄弟で遺伝性の股関節異常を疑った症例 令和3年度 第69回動物園技術者研究会(口頭発表) 中村 亮平
レッサーパンダの出産後の行動変化 令和元年度 第67回動物園技術者研究会(口頭発表) 中村 亮平
オランウータンにおけるヒト歯科用検査を用いた口腔内評価と
予防ケアについて
令和元年度 第67回動物園技術者研究会(口頭発表) 佐橋 智弘
公開施設でのシマフクロウの繁殖について 平成30年度 第66回動物園技術者研究会(口頭発表) 池谷 優子
ダチョウの産卵数コントロールのための給餌エネルギーの評価と調整 平成30年度 第66回動物園技術者研究会(口頭発表) 田中 千春
補充産卵を利用したクマタカの繁殖 平成29年度 第65回動物園技術者研究会(口頭発表) 大内 章広
ハズバンダリートレーニングを用いた
レッサーパンダの繁殖生理についての研究
平成29年度 第65回動物園技術者研究会(口頭発表) 中村 亮平
飼育下ジェンツーペンギンにおける甲状腺ホルモン剤投与による
誘導換羽について
平成28年度 第64回動物園技術者研究会(口頭発表) 佐藤 伸高
オランウータンにおける採血のための
ハズバンダリートレーニングについて
平成28年度 第64回動物園技術者研究会(口頭発表) 佐橋 智弘
環境教育の実践後の「児童の意識・行動」の調査 平成27年度 第63回動物園技術者研究会(口頭発表) 佐賀 真一
天売島の野良猫の飼育と展示について 平成27年度 第63回動物園技術者研究会(ポスター発表) 中村 亮平
キングペンギンにおける抗マラリア薬の影響 平成26年度 第62回動物園技術者研究会(口頭発表) 佐藤 伸高
タンチョウの繁殖について 平成26年度 第62回動物園技術者研究会(口頭発表) 佐橋 智弘