ページの本文です。
8月のWEBカレンダーの動物はニホンザルです。
北海道以外の日本各地に生息し、ヒトを除くサルの仲間で最も北に生息しています。雑食性で、果実や木の実、葉、昆虫、小動物などを食べます。数等のオスとメス、子どもからなる群れを作り、オスは数年たつと違う群れに移動します。
個体に注目してみると、群れの中での立ち位置や、他の個体との関わり方、血縁関係などが発見できます。ぜひ、一緒に飼育している二ホンイノシシとの距離感にも注目してみてください。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2408_16:9(JPG)
カレンダー2408_16:10(JPG)
旭山動物園では、一定額以上を現金にて寄附をいただいた企業又はそれに準ずる団体を応援企業として紹介しています。
寄附申込方法(企業等)はこちらのページへ
令和5年度寄付いただいた企業のご紹介はこちらのページから
「モユク☆カムイ121号」が完成しました。
今回の表紙は、6月15日(土)・16日(日)に開催した動物墨画パフォーマンスの9作品。
「モユク☆カムイ」は動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場で配布しています。動物園にお越しの際は、手にとってご覧ください。
モユク☆カムイ121号へのリンクは
モユクカムイ121号(PDF形式 4,857キロバイト)
1・ぼくは動物大使 その82 北海道が誇るエリート家畜
2・特集 どうぶつ達の恋の季節~発情期の行動~
3・飼育研究レポート オオカミの生息地~いてローストーン国立公園に行ってきました~
4・2024年度 新人スタッフ紹介
5・主なできごと・編集後記・飼育動物数
モユク☆カムイは、園内(動物園東門管理事務所、サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場)での配布のほか、郵送での取扱いも行っています。また、在庫があればバックナンバーもお渡しできますので、詳しくは旭山動物園(0166-36-1104)までお問い合わせください。
モユクカムイについての詳細はこちら
「旭山動物園だより297号」では、 エゾタヌキの子どもやシマフクロウのヒナ、マガモ・カルガモのヒナの誕生についてなどを、
「あさひやまどうぶつえんみにだより130号」では「メス」について紹介しています。
ぜひ、園内を観察するときの参考にしてください。 旭山動物園だより297号へのリンクは 動物園だより297号(PDF形式 535キロバイト)
あさひやまどうぶつえんみにだより130号へのリンクは みにだより130号(PDF形式 4,827キロバイト)
「動物園だより」「みにだより」は、「動物図書館」のほか 園内の各門や「こども牧場」で掲示しています。 各門やサポートセンターではA4モノクロ版を配布しています。動 物資料展示館にはバックナンバー(A4カラー版)を配布しています。 動物園にお越しの際は手にとってご覧ください。
7月のWEBカレンダーの動物はエゾタヌキです。
日本国内では本州や九州のホンドタヌキと北海道のエゾタヌキの2亜種が生息しています。雑食性で、ネズミや魚、カエル、昆虫、木の実など色々なものを食べます。
旭山動物園では『北海道小動物コーナー』と『北海道産動物舎』で飼育しています。
『北海道小動物コーナー』では5月に8頭の子どもが生まれました。巣箱から出て過ごしている時間も少しずつ増えてきていますので、ぜひ、家族の様子を観察してみてください。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2407_16:9(画像形式(JPG) 2,013キロバイト)
カレンダー2407_16:10(画像形式(JPG) 2,179キロバイト)
旭山動物園では幼児及び児童の描画教育と動物愛護精神の向上を図るために、児童動物画コンクールを実施します。多くの皆様の応募をお待ちしています。
実施要領(第56回)(PDF形式 130キロバイト)
旭山動物園内の動物及び風景
幼児の部、小学校低学年の部(1~3年生)、小学校高学年の部(4~6年生)の3部門で募集します。
令和6年6月20日(木曜日)~令和6年8月20日(火曜日)
規格外の作品は審査対象となりません。
四つ切(54.2cm×38.2cm)
幼児の部では八つ切(27.1cm×37.9cm)でも可
クレヨン、水彩、パステル類その他これに類するもの
次の応募用紙に必要事項を記し、画用紙裏面に貼り付けて、東門管理事務所(東旭川町倉沼)にご持参または郵送によりご提出ください。
応募用紙(PDF形式 76キロバイト)(団体用)
※個人で御応募される場合もこちらの応募用紙を御利用いただいて構いません。もしくは、応募チラシ裏面の応募用紙を切り取って御利用ください。
受賞作品は本園及び本コンテスト協力団体等で展示する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
ご応募いただいた動物画につきまして、審査会を開催して受賞作品を決定します。
北海道新聞社旭川支社長賞
旭川しんきん賞
国際ソロプチミスト旭川わくわく動物賞
旭山動物園くらぶ賞
旭山動物園賞
審査員特別賞
計 22点(全部門合計)
審査会終了後、本園ホームページにて発表するとともに受賞者全員に通知します。
令和6年9月29日(日曜日)
本園で展示会を行うほか、本コンクール協力団体において別途展示会を行う場合があります。本園以外の展示に際しては、別途本ホームページでお知らせいたします。
応募作品は全ての全展示会終了後に返却いたします。
6月のWEBカレンダーの動物はヨーロッパフラミンゴです。
地中海沿岸、シベリア西部、インド北西部およびアフリカに分布しています。大型のフラミンゴで、全長110センチメートルになり、羽の色は白っぽく、くちばしの基部や脚がピンク色をしています。
フラミンゴ舎では、ヨーロッパフラミンゴのほかに生息地の異なるチリフラミンゴ、ベニイロフラミンゴの全3種を飼育しています。それぞれのフラミンゴの特徴を比較しながら、じっくり観察してみてください。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2405_16:9(画像形式(JPG) 2,013キロバイト)
カレンダー2405_16:10(画像形式(JPG) 2,179キロバイト)
5月11日にゆっくりロードのエゾタヌキ舎で飼育しているエゾタヌキの「うみ」が出産しました。 巣箱にカメラを設置して子育ての様子を観察しています。 仔は8頭の姿を確認しています。
生後1ヶ月頃から外へ出てくると思われます。 巣箱の中での様子はSNSでご紹介する予定です。
巣箱の中のうみとこどもたち(5月14日撮影).JPG
死亡した「だいち」
こども牧場で飼育していたラブラドールレトリバーの「だいち」(オス、6歳)が2024年5月16日に死亡しました。4月上旬に体調を崩し、検査の結果、腎臓の状態が悪く、腎機能障害と診断し治療を行っておりました。解剖の結果、腎不全による死亡と診断しています。 2017年12月2日生まれで、2020年4月9日に来園した「だいち」はとても人なつっこく、こども牧場や園内を散歩している際にも多くの方に愛された個体でした。
閉園期間中の4月8日にシマフクロウのヒナが1羽ふ化しました。当園では初めての人工ふ化での繁殖になります(人工孵化は国内の施設では釧路市動物園で2例(1998、2006年)があります)。今回のペアは、ロロ(オス:1996年釧路市動物園生まれ)とモコ(メス:野生由来、右目失明)で、2月末に産卵した卵になります。
誕生したヒナは、孵化後5日目に親鳥の巣箱に戻し、現在は親鳥が順調に世話を行い生育しています。 今回の人工孵化については先行して実施されているライチョウやツシマヤマネコのように、動物園が積極的に国内の希少野生動物の保全に関わっていくために、あらゆる可能性を考慮し飼育下で様々な事象を実施、検証することで、知見や技術を積み重ねシマフクロウの保全に寄与することを目的として実施しました。
4月13日 巣に戻した日の様子
現在飼育下では個体群の遺伝的多様性の維持、確保が課題となっています。野生下で個体数の少ないシマフクロウが飼育下に新たに入ってくることは稀なことなので、現在飼育している個体で維持していかなければなりません。ただ、同じ個体(ペア)での繁殖に偏ってしまうとあっという間に多様性は失われてしまい、個体群を維持していくことが困難になってしまいます。
5月1日のヒナの様子
「モユク☆カムイ120号」が完成しました。
今回の表紙は、「アズマヒキガエル」。
モユク☆カムイ120号へのリンクは
モユクカムイ120号(PDF形式 9,819キロバイト)
もくじ
1・ぼくは動物大使 その81 もっと知ってほしい身近なカエル
2・特集 坂東園長からのごあいさつ
3・飼育研究レポート マレーシア・ボルネオ島現地訪問報告~ボルネオ恩返しプロジェクト~
4・旭山動物園が博物館になりました
園内での動画・写真の撮影やその公開において、他の来園されている方に迷惑を与える事案が多数生じており、また園内を利用した営業行為に対して適正に対応するため、令和6年度の夏期開園から、次の取扱いとさせていただきます。 なお、来園者が撮影された動画及び画像を起因とするトラブルに関して、本園では一切責任を負いませんので、ご承知おきください。
●園内での動画撮影 ・商用・収益を目的としたオンデマンド配信 ・全てのライブ配信 は禁止とさせていただきます。
●園内での写真撮影 ・撮影した写真を商用・収益目的で使用する場合は、事前に手続きが必要となります。
令和6年4月25日 旭川市旭山動物園 園長
この度、旭山動物園のホームページをリニューアルしました。
もぐもぐタイム・ワンポイントガイド等のタイムスケジュールは、ホームページ及びX(旧Twitter)にて更新しておりましたが、ホームページのリニューアルに伴い、ホームページ上のみでの更新となります。
その日のスケジュールは、イベント・本日のスケジュールからご確認ください。
もぐもぐタイム・ワンポイント等のタイムスケジュールが、上記ページに反映されない不具合については、解消しました。
令和6年4月27日(土)から令和6年度の夏期開園がスタートします。
今シーズンで57年目を迎えますが、これまでには多くのチャレンジがあり、また多くの方々の支えがあり、現在の旭山動物園があります。職員一同、歩みを止めることなく、動物に向き合い、来園者や応援してくださる皆さんにしっかりとメッセージを届けてまいります。 また、今年2月に登録博物館の認定を受けました。将来のゼロカーボンZOOに向けた取組も本格的にスタートします。多くの役割や可能性が期待される中、今まで以上に幅広く様々な活動に取り組んでまいります。
令和6年4月25日
旭川市旭山動物園長 田村 哲也
【通常開園】
令和6年4月27日(土)から10月15日(火)まで
午前9時30分から午後5時15分まで(最終入園は午後4時まで)
令和6年年10月16日(水)から2024年11月3日(日・祝)まで
午前9時30分から午後4時30分まで(最終入園は午後4時まで)
【夜の動物園】
2024年8月10日(土)~2024年8月16日(金)※予定
午前9時30分から午後9時00分(最終入園は午後8時まで)
5月のWEBカレンダーの動物はホッキョクグマです。
北極周辺の陸地や氷上を活動エリアとしているクマ科の大型哺乳類です。「海辺にすむ」という意味をもつ学名"maritimus"が示す通り大きな体ながら泳ぎが得意で、クマ科では唯一の海洋性です。そのため他のクマよりも体が長く泳ぎに適した流線型の体型をしています。
「ほっきょくぐま館」には2つの放飼場があり、巨大プールのある放飼場ではその泳ぎだけでなく、足の裏や毛並みまで、間近に観察することができます。柵のない放飼場では、「シールズアイ」からホッキョクグマの獲物であるアザラシの目線で観察することができます。
ぜひホッキョクグマの大きさや能力を感じてください。
チンパンジーの「タケル(18歳)」が4月2日の朝、死亡していました。 タケルは、ちんぱんじー館で2頭のオスのチンパンジー(ピースケ22歳、コースケ15歳)と同居飼育し展示していました。
過去にもチンパンジー同士の闘争や、それに伴う外傷はありましたが、2024年1月頃から「ピースケ」から「タケル」への攻撃時の執拗さが強くなる傾向が認められていました。 3月25日頃より元気、食欲も低下傾向でしたが、寝室と屋内展示場の移動は他2頭と共にしており、前日も同様でした。
そして、4月2日の朝に飼育担当者が屋内展示場床で死亡した状態で発見しました。 解剖の結果、闘争による外傷性ショックによる死亡と診断しております。
デザイン新たに、今年も4月1日から初回入園日から1年間ご入園いただけるお得な旭山動物園パスポートを販売します。今年のデザインは、アムールヒョウをモチーフとしています。ぜひご利用ください。
あべ 弘士 氏(絵本作家・元旭山動物園飼育係)
初回提示された日から1年間(有効期限の日付まで)、旭山動物園に入園できます。
1,400円(税込)
販売箇所詳細はこちらでご確認ください。
初回提示された日から1年間、旭山動物園と旭川市科学館(サイパル)にご入園いただける共通パスポートも販売しています。
2,230円(税込)
4月のWEBカレンダーの動物はヒツジです。
ヒツジは、毛を刈らないと伸び続けるように改良されている家畜種です。旭山動物園ではサフォーク種とポールドーセット種の2品種に加え、昨年の11月からミックスのヒツジを飼育しています。11月に来園した「イツカ」(ジャコブ種とロマノフ種のミックス) は、2月に「ナツメ」(オス)を出産し、すくすくと成長しています。
ヒツジの親子の姿や、そのほかの家畜種は、第2こども牧場で見学いただけます。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2404_16:9(画像形式(JPG) 2,013キロバイト)
カレンダー2404_16:10(画像形式(JPG) 2,179キロバイト)
3月18日にアライグマの「もり」(オス、13歳)が死亡しました。 昨年12月頃から食欲が落ち、好んで食べるものを様々試して与えていました。 2月末からは活動量が落ち、展示を中止していました。 解剖の結果、老衰と診断しました。
公表文(PDF形式 93キロバイト)
このたび、旭山動物園は法律上の博物館としての要件を満たしていることが認められ、令和6年2月29日付で博物館法に規定する登録博物館として登録されました。
3月のWEBカレンダーの動物はチンパンジーです。
タンザニアから中央、西アフリカなどの熱帯雨林地帯を中心に生息しています。果実や葉、種子、樹皮などを主食とするほか、昆虫や小型の哺乳類や鳥類なども食べ、シロアリ塚に棒を差し込み捕食したり、石で木の実を割ったりと、類人猿の中でもよく道具を使用することでも知られており、好奇心が強く、高い学習能力を持っています。
昨年8月に生まれた笑蓮(エレン)は、母親のフルトのそばですくすくと成長しています。群れでの交代展示となるため、見学いただけない日もございますが、SNSでも日々の様子を配信していますので、今後の成長もあたたかく見守ってください。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2310_16:9(画像形式(JPG) 2,013キロバイト)
カレンダー2310_16:10(画像形式(JPG) 2,179キロバイト)
オランウータンの「ジャック」(オス、42歳)が2024年2月14日に死亡しました。
おらんうーたん館で暮らしていたジャックは、2023年12月初旬より食欲不振、元気消失となり展示を中止し、麻酔下検査で尿管結石と診断し治療を行い、12月下旬には元気食欲とも回復してきていました。尿管結石の経過確認のために12月末に再度麻酔下検査を行った結果、結石の消失(排泄)は確認できたものの、麻酔検査後に再度元気消失傾向となりました。運動不耐性(力が入らない、動きたがらない)が認められ、12月末に採取していた血液を再度検査した結果などから心臓疾患を疑い、強心剤の投薬治療などを行っていましたが2月14日に死亡しました。解剖の結果、肺水腫・心嚢水の貯留・心筋の変性を認め、心不全と診断しました。
「ジャック」の来歴 1981年9月22日 多摩動物公園生まれ 2002年4月23日 安佐動物公園より来園(多摩動物公園からのブリーディングローン) メスの「リアン」(2019年死亡)との間に3頭の繁殖に成功し、現在2頭の子(オスの「モリト」、メスの「森花・モカ」) を旭山で飼育しています。
2月14日に札幌市円山動物園よりホッキョクグマの「ホクト(オス)」が来園しました。
「ホクト」の展示については、様子を見ながら開始をし、「ピリカ(メス)」との今後の繁殖を目指していきたいと考えています。
ホッキョクグマの「ホクト(雄)」が、2024年2月14日に札幌市円山動物園より来園することになりました。 ホクトは、当園で2021年にピリカ(雌)との間で繁殖に成功(「ゆめ(雌)」が成育、ゆめは2023年12月に神戸市王子動物園へ移動)した後、2022年11月に繁殖のために札幌市円山動物園へ移動しました。 今回、再度当園へ移動し、ピリカと繁殖を目指すことになります。 絶滅危惧種であるホッキョクグマは国内および海外の動物園間で協力して繁殖に取り組んでいる動物になり、今回の移動も日本動物園水族館協会のホッキョクグマ種別計画管理者とも相談の上決定しています。
なお、「ホクト」の展示およびピリカとのペアリングについては到着後の様子を見ながら進めるため、日時は未定になります。
2月のWEBカレンダーの動物はマヌルネコです。
シベリア南部から中国、イラン、アフガニスタン等の標高が高い草原や半砂漠に生息しています。ほかのネコ科の動物と比べ目の位置が高く、耳が横についているのは、生息地に隠れるところが少なく、狩りをするときなどに目立たなくするためと言われています。また、草の隙間からのぞくことが少ないので、瞳孔は常に丸いです。 イエネコとは違った、マヌルネコ特有の生態をぜひ観察してみてください。
「モユク☆カムイ119号」が完成しました。
今回の表紙は、「ゴマフアザラシ」。
モユク☆カムイ119号へのリンクは
モユクカムイ119号(PDF形式 5,068キロバイト)
1・ぼくは動物大使 その80 流氷とともに ゴマフアザラシ
2・特集 動物のお引越し事情 ~動物たちの移動の裏側紹介~
3・飼育研究レポート 24年ぶりのヒグマの保護受け入れ
4・こども牧場からのお手紙~新しい仲間が増えました~
フッターです。