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1月のWEBカレンダーの動物はジェンツーペンギンです。
南極を取り囲むように分布し、南極周辺の島々や南極半島で繁殖します。両目をつなぐ白い帯模様や尾羽が長いことが特徴です。
コウテイペンギン、キングペンギンに次ぐ大きさ(体重5~8.5キログラム)で、ペンギン類の中ではもっとも速く泳ぐことができ、時速36キロメートルのスピードとなります。ヒトの目ではなかなか追いつけないぐらいの速さですが、ぜひ、ぺんぎん館の水中トンネルでその速さを感じてみてください。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2310_16:9(画像形式(JPG) 2,013キロバイト)
カレンダー2310_16:10(画像形式(JPG) 2,179キロバイト)
12月17日にキタキツネの「える(オス、14歳)」が死亡しました。 12月初旬から食欲が減退し、気温低下もあることからバックヤードに移動して経過観察していました。 解剖の結果、老衰と診断しました。
12月8日、アムールトラの「キリル(オス:14歳)」が死亡しました。
先日しいくにゅーすで角膜の治療についてお伝えしたところでしたが、12月3日から食欲がなくなり、急速に運動量が落ち、12月8日未明に寝室で死亡しているのを確認しました。
解剖の結果、消化管の潰瘍の出血と腎臓に多数の結石を認め、急性腎不全と診断しています。
2023年も残すところあと少しとなり、少しずつ新しい年を意識する時期となりました。
その一つとして年頭のご挨拶があります。そろそろ「年賀状」作り始めようかなとお思いの皆様へ、本園からとっておき年賀状テンプレートのご紹介です。
使用方法はデザインをダウンロードしていただき、「印刷」するだけなのでとても簡単です。 フリー素材なので、お気に入りのデザインがありましたら、是非ご使用ください。
先日しいくにゅーすでお伝えしていたホッキョクグマの「ゆめ」の移動ですが、12月1日15時頃旭山動物園を出発し、12月3日朝に兵庫県の神戸市立王子動物園に無事到着しました。
新しい環境に慣れるまでは非公開となります。王子動物園でも、ホッキョクグマの魅力を伝えていく「ゆめ」を楽しみにお待ちください。
12月のWEBカレンダーの動物はボルネオオランウータン です。
東南アジアのボルネオ島(カリマンタン島)とスマトラ島の熱帯雨林に生息し、ゴリラの次に大きな類人猿で、体長は110~140cm、体重は40~130kgです。オランウータンは現地の言葉で「森の人」という意味ですが、現在、アブラヤシのプランテーションを目的とした森林開発など生息環境の破壊やペット目的の密猟のため、絶滅の危機にあります。
旭山動物園は認定NPO法人ボルネオ保全トラストジャパン(BCTJ)と共に、オランウータンやゾウなどの野生動物が多く暮らす、ボルネオ島の自然の豊かさへの感謝の気持ちを形にして現地の動物たちに届けることをコンセプトとした「ボルネオへの恩返しプロジェクト」を立ち上げ、環境保全活動を支援しています。現地の環境問題を知っていただき、ぜひこの活動にも関心をもっていただければと思います。
ボルネオへの恩返しプロジェクトについて詳しく見る
アムールトラのキリル、オス、14歳について、左目の異常を認め、麻酔下で検査を行ったところ角膜に穴が開く角膜穿孔と診断しました。
治療のためにまぶたを縫う眼瞼縫合を行いました。これによりキリルの左目が閉じております。活動量は少ないですが、食欲は正常です。
今後は不定期での展示になりますがご理解いただければと思います。
ホッキョクグマの「ゆめ」が12月1日に、兵庫県の神戸市立王子動物園へ移動します。 今回の移動は、旭山動物園で次の繁殖を目指すことと、ホッキョクグマの子育て期間が約2年であることの2点からの移動となります。 ホッキョクグマの移動については、本格的な雪が降る前の時期が輸送計画を立てる上でも望ましいためこの時期の移動となりました。 「ゆめ」が新しい環境へ移動しても、ホッキョクグマのすばらしさを伝えていくことを期待しています。
12月1日に移動することから、展示できるのは11月30日までとなる予定です。
なお、この移動は日本動物園水族館協会生物多様性委員会のホッキョクグマ管理計画に基づくものです。
オオカミの森の裏側で飼育していたエゾシカのメス2頭が11月9日に釧路市動物園に移動しました。
新しい場所でも、エゾシカの魅力を存分に伝えていってくれると思います。
クリスマス時期の恒例イベント「クリスマスツリーを飾る会」を次のとおり行います。
ツリー飾り付けを作って、貼ったり、飾ったりするとても楽しいイベントです。飾り付けをした後は全員でメインツリーの点灯式を行います。さらに、子どもの皆さまにはプレゼントもご用意しています。
※参加には事前申込が必要です。
※定員に達したため募集は終了しました
令和5年12月3日(日曜日)午後1時から午後3時15分まで
クリスマスツリーを飾る会は事前申込制のイベントとなっています。参加希望の方は次のとおり、申込をお願いします。
令和5年11月12日(日曜日)から令和5年12月1日(金曜日)まで
30人(3歳くらいから小学6年生まで対象 保護者同伴) ※定員になり次第、締切とさせていただきます。
電話でお申込みください(旭山動物園:電話0166-36-1104)
無料(ただし、高校生以上は別途入園料がかかります。)
ハサミ、カッターなど(飾り用の装飾品はご用意いたします。)
※暖かい服装でお越しください。
イベントホール1階、いこいの広場休憩所、東門改札口(屋内)
12月3日から12月25日まで
午前12時45分~
午後1時~
午後1時10分~午後2時15分
オーナメント(装飾品)製作
午後2時15分~午後2時50分
ツリーへの装飾(各設置場所へ移動後、装飾)
午後3時00分
ツリーの点灯式(いこいの広場)
旭川市(旭山動物園)
NPO法人旭山動物園くらぶ、旭山動物園マイスターボランティア
先日ホームページでお知らせしていました、ライオンの「イト(メス))」とダチョウ(オス)が、11月8日に札幌市円山動物園へ無事に移動しました。
今後は新しい環境に慣れ、動物のすばらしさを伝えていってもらいたいと思います。
西門前で駐車場を営業されている「どうぶつえん西門前有料駐車場」様から、「車椅子」を2台寄贈していただきました。
これまでに寄贈していただいた牽引式車椅子と併せて西門に配置しておりますので、是非、ご利用ください。
「どうぶつえん西門前有料駐車場」様からは、平成21年度から毎年継続して、これまでに3,600本超の雨傘、園内各トイレに設置しております温水洗浄便座(ウォシュレット)44台、牽引式車椅子3台、手洗用消毒液等を寄贈していただき皆様にご利用いただいております。
また、平成13年度から冬期開園期間中、来園される皆様が無料で駐車場を利用できるようご協力いただいております。 これらの多大なるご貢献に対し、旭山動物園より深く感謝申し上げます。
どうぶつえん西門前有料駐車場のホームページはこちらから
URL:https://zoop.jp(新しいウインドウが開きます)
中学生の部 86点
高校生から大学生の部 6点
入選作品は次のとおりです。受賞者の皆様には別途、通知いたします。
旭川市旭山動物園動物画コンクール審査結果一覧表(金賞・銀賞・銅賞)(PDF形式 54キロバイト)
中学生の部 金賞 土井 優里奈さんの作品
高校生から大学生の部 竹田 真悠子さんの作品
令和5年11月3日(金曜日・祝日)
金賞・銀賞・銅賞 計6点
旭山動物園 やすらぎの森休憩所
令和5年11月3日(金曜日・祝日)から令和5年12月10日(日曜日)まで
全受賞作品 計6点
旭川市旭山動物園内 やすらぎの森休憩所
応募作品の返却を希望された方については、展示会終了後に返却いたします。
返却方法で、動物園での受け取りを希望された方につきましては、展示会終了以降にご来園いただきますよう、お願いいたします。
先日お知らせしたライオンのイトとダチョウのオスの札幌市円山動物園への移動時期について、11月中とお伝えしておりましたが、11月4日~10日の閉園期間中に行う予定となりました。 そのため、移動個体の展示は11月3日の夏期開園最終日までとなります。 なお、輸送を円滑に行うために、輸送日についてはお伝えしない予定ですのでご理解をお願いいたします。
11月のWEBカレンダーの動物はユキヒョウです。
インド、モンゴルなど中央アジアの高原や山岳地帯に生息しています。単独で生活し、夜行性で、日中は岩山の高い場所や木の上で寝ていることが多く、日が暮れると活動を始めます。足のうらも毛でおおわれていて、雪や岩上を移動するのに適しています。
飼育しているもうじゅう館では、頭上でくつろぐ姿が見られ、肉球はもちろん、足のうらにも毛が生えていることがわかります。ユキヒョウが頭上にいるときは、ぜひ注目してみてください。
10月19日にアムールヒョウ(オス)が、デンマークのコペンハーゲン動物園から来園しました。 現在旭山動物園では、2017年にうまれた「みらい(メス:6歳)」1頭を飼育しており、繁殖を目指していくことになります。
現在は移動してきたばかりであるため、寝室の環境に慣れさせることを優先していきますので、公開時期などは未定となります。
【来園したアムールヒョウの個体情報】 性別:オス 年齢:1歳(2022年5月2日 デンマーク・コペンハーゲン動物園うまれ)
「モユク☆カムイ118号」が完成しました。
今回の表紙は、「第55回旭川市旭山動物園児童動物画コンクール 優秀賞(旭山動物園賞)作品」。
「モユク☆カムイ」は動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場で配布しています。動物園にお越しの際は、手にとってご覧ください。
モユク☆カムイ118号へのリンクは
モユクカムイ118号(PDF形式 5,129キロバイト)
もくじ
1・ぼくは動物大使 その79 もっとも北に棲むサルだぜ ニホンザル
2・特集 角(つの)のヒミツ ~これであなたも角博士!?(マニア編)~
3・飼育研究レポート キリンの枝の食べ分け方について
4・北の国から~2023酷暑~
5・主なできごと・編集後記・飼育動物数
モユク☆カムイは、園内(動物園東門管理事務所、サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場)での配布のほか、郵送での取扱いも行っています。また、在庫があればバックナンバーもお渡しできますので、詳しくは旭山動物園(0166-36-1104)までお問い合わせください。
モユクカムイについての詳細はこちら
10月15日朝、ホッキョクグマの「サツキ」が死亡しました。31歳でした。 9月下旬頃から食欲が減退し、体力がなくなってきたため、半日だけの放飼などを行ってきました。10月10日から起立する時間も少なくなり、寝室で安静に過ごさせて、経過観察していましたが、15日朝、寝室で死亡しているのを確認しました。
解剖の結果、老衰と診断しました。
10月のWEBカレンダーの動物はブラッザグエノン です。
アフリカ大陸の沼地の林に生息し、半地上生活をしています。木から木へと飛ばずに地上を歩いたり、地上を走ることが得意です。雑食性で、果実や木の実、木の葉、昆虫なども好んで食べます。
ブラッザグエノンを飼育しているサル舎では、9月2日に生まれたこどもを観察することができます。こどもからおとなにかけて見られる、おでこの三日月・鼻の周りの皮膚の色・しっぽの毛色あたりなどが変化するようすを、ぜひ観察してみてください。
旭山動物園では幼児及び児童の描画教育と動物愛護精神の向上を図るために、児童動物画コンクールを実施しています。
1,141点
幼児の部 旭川市長賞(最高賞)澤田 華恋さんの作品
小学校低学年の部 旭川市長賞(最高賞)杉本 絢都さんの作品
小学校高学年の部 旭川市長賞(最高賞)吉森 小乃葉さんの作品
旭山動物園児童動物画コンクール優秀作品14点(幼児部門2点、小学校各学年2点)を全道幼児・児童動物画コンクールに推薦しました。審査の結果、本園から次の作品が入賞いたしました。
令和5年9月24日(日曜日)11時から
旭川市長賞・旭川市教育委員会教育長賞・優秀賞 計28点(優良賞・努力賞を除く)
旭山動物園 野外ステージ
令和5年9月24日(日曜日)から令和5年11月3日(祝・金曜日)まで
全受賞作品 計103点
旭川市旭山動物園内 いこいの広場休憩所
令和5年11月13日(月曜日)から令和5年12月15日(金曜日)まで
旭川市長賞・旭川市教育委員会教育長賞・優秀賞 計28点
旭川信用金庫本店(旭川市4条通8丁目)
応募作品の返却は全ての展示会終了後に返却いたします。
旭川市教育委員会 北海道新聞社旭川支社
旭川信用金庫 国際ソロプチミスト旭川 特定非営利活動法人旭山動物園くらぶ
9月2日にブラッザグエノンの「モモ」が出産しました。2020年7月・2021年10月・2022年10月に続き、4年連続です。 父親は「マキャベリ」です。性別はまだわかっていません。 サル舎で飼育しているブラッザグエノンは6頭になりました。
出産当日から放飼場へも出ています。
8月14日にチンパンジーの「フルト」が出産しました。 事前に妊娠していることが判明していたので、「フルト」は出産に備え「イブ」と共に寝室で飼育をしていました。
子どもの様子ですが、授乳もしっかり確認できており、順調に成育しています。母子ともに元気にです。
性別はまだ不明で、展示の時期に関してもまだ未定です。
子どもの成長をどうか温かく見守っていただければと思います。
旭山動物園から以下の動物たちが札幌市円山動物園へ移動する予定になりましたのでお知らせいたします。
生年月日:2022年9月12日 旭山動物園生まれ
移動先:札幌市円山動物園 移動予定時期:2023年11月
生年月日:2022年5月27日 旭山動物園孵化
移動は動物の体調や天候次第で変更になることがあります。 移動する動物は、予定日の数日前には展示を終了することがあります。
9月のWEBカレンダーの動物はカピバラです。
グアラニー語で「草原の支配者」という意味をもつカピバラは、パナマからアルゼンチンにかけての南アメリカの水辺の草原に10頭くらいの小集団を作って生息しています。前脚の4本と後脚の3本の指に小さな水かきを持っており、泳ぎが得意で、水中に5分間もぐることもできます。
旭山動物園では、同じ中南米に生息するクモザルとの共生展示を行っています。のんびりと休んでいるときが多いカピバラですが、その表情やクモザルとの距離感に、ぜひ注目してみてください。
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8月24日に、レッサーパンダの「プーアル」が札幌市円山動物園へ移動します。
今回の移動は、繁殖を目的とした移動となります。 「プーアル」は、2015年6月15日に京都府の京都市動物園で生まれ、8才のオスです。
2020年2月17日に長野県の茶臼山動物園より来園し、2020年にオスの「蓮蓮(レンレン)」とメスの「桜桜(リンリン)」、2022年にオスの「菫菫(ジンジン)」とメスの「茜茜(チェンチェン)」の4頭の父親になりました。
今後、新しい環境での繁殖に期待したいと思います。
8月のWEBカレンダーの動物はゴマフアザラシです。
銀灰色の体に黒と白のゴマ模様が点々としているのが特徴です。流氷と共に、オホーツク海を南下し北海道にやってきて、流氷の上で出産します。流氷が去る3月ぐらいに北へ帰ります。 写真の個体「ゆき」は今年生まれのメスで、今年6月に知床から受け入れた傷病保護個体です。今後の成長を温かく見守ってくださると嬉しいです。
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「モユク☆カムイ117号」が完成しました。
今回の表紙は、令和5年度動物墨画パフォーマンス甲子園で旭川西高等学校書道部が描いた「ニワトリ」。上川管内の高等学校7校が参加をし、優勝に輝いた作品です。
モユク☆カムイ117号へのリンクは
モユクカムイ117号(PDF形式 4,916キロバイト)
1・ぼくは動物大使 その78 カブトムシじゃないんだぜ ウガンデンシス・オオツノカナブン
2・特集 角(つの)のヒミツ ~これであなたも角博士!?(基礎編)~
3・飼育研究レポート カルガモのオスとメスについて調査しました
4・動物園図書館で学ぼう&楽しもう 生きものに関するホン・モノがあります
2023年6月29日にアビシニアコロブスの「あんず」(メス、2020年5月生まれ)が死亡しました。
解剖の結果、心臓に異常を認めたため心不全と診断しておりますが、より詳しい死因については検査中です。 アビシニアコロブスの死亡が続いており、関連性についても検査を行い、解明していきたいと考えております。
6月19日、砂川市で親グマとはぐれ衰弱し保護されていた子グマを、傷病鳥獣保護として受け入れました。
1週間以上1頭でウロウロと出没を繰り返し、衰弱しており、放獣できる場所もないとのことから、当園のヒグマの収容数にも余裕があるため、保護受け入れとして応対したものです。 受け入れから約1週間が経過しましたが、エサもしっかりと食べ、順調に回復しております。受け入れからずっと屋内の寝室内で過ごしてきましたが、施設への順応を目的に、本日から、屋外の小展示場と屋内を自由に行き来出来るようにしました。そのため屋外にいる時はご覧いただくことができます。 なお、本件に伴い小展示場で飼育していましたオジロワシは一時展示を中止しています。
7月のWEBカレンダーの動物はマガモです。
カルガモとは違い、オスとメスで模様が異なります。マガモのオスは緑色の頭が特徴的でメスは地味な色をしています。
北半球に広く分布し、北海道でも一般的に見ることができます。
旭山動物園のマガモたちが暮らしている『ととりの村』では、現在、孵化したマガモのヒナたちを連れたメス親の様子を観察することができます。母鳥の後ろに一生懸命ついて泳ぐヒナたちの姿をぜひ、探してみてくだい。
WEBカレンダーのダウンロードはこちら。
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6月11日、傷病保護個体としてゴマフアザラシを知床から受け入れました。
このアザラシ(今年生まれのメス)は、今年の4月に知床でケガをしているところ、(公財)知床財団が保護をし、治療等を行い回復しましたが、この時期に海へ戻すと、泳ぐことがあまり上手ではないことから、漁網等に絡まる事故の可能性が高くなるため、海へ戻すことを断念しました。
協議の結果、旭山動物園で受け入れることになりました。
2023年6月21日にアビシニアコロブスの「あたる」(オス、2022年8月生まれ)が死亡しました。
2023年5月下旬から元気がなくなり、6月1日に検査・手術を行い胃にたまっていた樹皮などの繊維を取り除きました。 その後、元気食欲が回復せず、補液などの治療を行いましたが衰弱により死亡しました。
2023年6月19日の朝にアムールヒョウの「キン」(オス)が死亡しました。 もうじゅう館で飼育していたキンは2020年3月に両股関節の変形性関節症と診断され、徐々に後肢が不自由になってきました。そのため2021年5月より、段差のないバックヤードに移動し、非展示にて飼育していました。
バックヤードでは食欲もあり元気に過ごしていましたが、2023年6月13日に餌を残し、元気がない様子が見られたため、翌14日に麻酔下で検査を行いました。検査の結果、腎機能の低下が認められ、点滴等で治療を行いましたが19日の朝に死亡しました。
解剖の結果、右腎臓の腫瘍を疑う所見と腫瘍からの出血が認められ、死因は腎臓腫瘍による腎不全と診断しました。
【飼育歴】 2004年7月4日広島市安佐動物公園生まれ 2005年7月21日双子の兄弟のアテネとともに旭山動物園に来園 2017年8月12日にメスの「ルナ」(現在、東武動物公園に貸出中)との間にオスの「とわ」(現在、宇都宮動物園に貸出中)とメスの「みらい」が繁殖 2020年12月20日兄弟の「アテネ」死亡
6月のWEBカレンダーの動物はシロフクロウです。
北極圏のツンドラ地帯に生息し、北海道に渡来することもある、白色の羽毛を持つ大型のフクロウです。
白夜のある北極圏で生活していることから、フクロウ類では珍しく日中でも活動し、草原や岩場といった開けた場所でレミングやウサギなど小型の哺乳類を捕食するほか、鳥や魚を食べることもあります。
極地での体温保持のため、足の裏まで羽毛が生えています。
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西門前で駐車場を営業されている「どうぶつえん西門前有料駐車場」様から、昨年に引き続き「けん引式車椅子(JINMIKI ジンミキ 防災仕様)」を寄贈していただきました。
起伏の多い本園において、通常時はもちろんのこと、緊急時にも活躍しております。これまで寄贈していただいた分とあわせて、3台を西門に配置しておりますので、是非、ご利用ください。
「どうぶつえん西門前有料駐車場」様からは、平成21年度から毎年継続して、これまでに3,600本超の雨傘、園内各トイレに設置しております温水洗浄便座(ウォシュレット)44台、手洗用消毒液等を寄贈していただき皆様にご利用いただいております。
「モユク☆カムイ116号」が完成しました。
今回の表紙は「オオコノハズク」。
モユク☆カムイ116号へのリンクは
モユクカムイ116号(PDF形式 3,103キロバイト)
1・ぼくは動物大使 その77 静寂の森に生きるフクロウ(中・小型編)
2・特集 動物の歯~哺乳類編のつづき~
3・飼育研究レポート オオタカの繁殖に向けて
4・動物園のお医者さんのカルテ 海獣診療マニュアル上巻下巻が出版されました
5月のWEBカレンダーの動物はニホンザルです。
世界的にみるとサルの仲間は熱帯を中心に分布していますが、ニホンザルは北海道以外の日本各地に生息し、ヒトを除くサルの仲間で最も北に生息している種になります。中でも青森県下北半島のニホンザルは「北限のサル」と呼ばれています。
ニホンザルは数頭のオスとメス、子どもからなる群れを作り、オスは数年たつと違う群れに移動します。
雑食性で、果実や木の実、葉、昆虫、小動物などを食べます。
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4月19日、ホッキョクギツネ(オス:2012年オランダから来園)が死亡しました。 昨年8月から、脊椎の病変に伴う神経の圧迫による後肢の麻痺が確認されていました。 今年の1月からは麻痺が下半身にも見られ、バックヤードでの飼育を行っておりました。 体は自由に動かすことができませんでしたが、最期まで活力や元気はあり、エサも口元に持って行くと自力で食べられる状態でした。 解剖の結果、死因は心不全と判断しています。
4月のWEBカレンダーの動物はエゾヒグマです。
エゾヒグマは北海道の森林に生息し、日本国内の陸上哺乳類としては最大です。
開発による生息地の減少や環境の悪化などにより、北海道のみならず世界的にみてもヒグマの生息数は減少しています。その反面、市街地への出没など、共存のために現在様々な取り組みがなされています。
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旭山動物園では、児童の動物に対する関心を高めることを目的として、読書感想文コンクールを実施しています。
たくさんのご応募ありがとうございました。受賞された皆様、おめでとうございます。
69点
結果一覧はこちらから
第23回_旭山動物園読書感想文コンクール受賞者一覧(PDF形式 44キロバイト)
入賞者を対象に、下記のとおり表彰式を行います。
日 時 令和5年3月21日(火曜日)午前11時から (受付は午後10時30分より行います) 場 所 旭山動物園内 やすらぎの森休憩所
ダチョウの「ライフル(オス)」が3月3日に死亡しました。
2月頃からエサを食べなくなり、治療を行っていましたが、3月3日死亡しました。
死亡の原因は現在調査中です。
3月のWEBカレンダーの動物はシンリンオオカミです。
オオカミは寒帯から冷帯に分布し、大型のシカ類を主食とし、群れの大きさは獲物の種類、大きさによって変わります。
群れ全員による遠吠えでなわばりを主張します。近隣の群れの遠吠えに対し、遠吠えを返すことで直接衝突を避けます。
ご来園の際にはぜひご覧ください。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2303_16:9(画像形式(JPG) 1,644キロバイト)) カレンダー2303_16:10(画像形式(JPG) 1,773キロバイト)
以下の動物たちがブリーディングローンおよび動物交換で他動物園水族館に移動しますのでお知らせいたします。
生年月日:2020年2月1日
移動先:富士自然動物公園 移動予定日:2023年2月13日 ブリーディングローン
生年月日:2016年6月12日
移動先:おびひろ動物園 移動予定日:2023年2月14日 動物交換
生年月日:No42 2017年7月11日 No51 2021年6月17日 No53 2021年8月29日
移動先:長崎ペンギン水族館 移動予定日:2023年2月16日 ブリーディングローン
2月のWEBカレンダーの動物はキングペンギンです。
積雪期に行っている「ペンギンの散歩」は主にキングペンギンが園内を約500m歩きます。
元々はペンギン達の冬期の運動不足解消のために始めましたが、現在では、ペンギンと同じ目線で観察できるということで多くの来園者に人気となっています。
ペンギン達はその日の気分で歩くので、歩くペース等に個性を見つけることができます。
また、キングペンギンの雛は、親と全く違う茶色い羽毛に覆われています。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。 カレンダー2302_16:9(画像形式(JPG) 2,751キロバイト) カレンダー2302_16:10(画像形式(JPG) 2,968キロバイト)
冬の風物詩として毎年実施している「雪あかりの動物園」を、今年も2月10日(金)から12日(日)までを会期として実施します。
会期中は、午後8時30分まで開園(入園は午後8時まで)し、夜になると、スタッフ手作りの雫型アイスキャンドルが灯ります。幻想的な光景が広がるなか、冬の寒さの中でたくましく生きる動物たちの息づかいを感じることができます。
アイスキャンドルの灯りには、ロウソクを使用していますが、途中で消えてしまうものもあり、一度火が消えてしまうと、なかなか火がつかず、その場合は、新しいロウソクを使用することになり、使用済みのロウソクが多く生じていました。
この使用済みロウソクを有効に活用して廃棄物を減らし、次に繋げていけるような取組として「使用済みロウソクのリサイクル大作戦」を今回初めて実施しました。
この取組は、昨年度の「雪あかりの動物園」で生じた使用済みロウソクを細かく砕き、その砕いたロウソクを加熱し溶かします。そして、溶けたロウを型に流し入れて固め、リサイクルロウソクとして次の「雪あかりの動物園」の灯りとして使用するものです。
リサイクルロウソクには、誰が見てもわかるように、緑色のクレヨンを用いて着色しました。
大作戦には、旭山動物園くらぶスタッフと旭山動物園サポートくらぶ会員の5家族にご協力をいただきました。
坂東園長、飼育スタッフの協力もあり、約200個のリサイクルロウソクを作ることができました。
「雪あかりの動物園」会期中には、園内の約800カ所にアイスキャンドルを設置する予定で、約5,000個ものロウソクが必要となります。
今回、完成した200個と、スタッフが試作等で作成したもの合わせて約500個のリサイクルロウソクは、園内「オオカミの森」周辺から、えぞひぐま館外側の園路にかけて使用する予定です。ご来園の際は、是非、ご覧いただけたらと思います。
この取組を通じて、少しでも多くの方に、環境保全について考えてもらえるきっかけとなれば幸いです。
ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
「モユク☆カムイ115号」が完成しました。
今回の表紙は「動物画コンクール 中学・高校~大学の部 銀賞」。
モユク☆カムイ115号へのリンクは
モユクカムイ115号(PDF形式 213,153キロバイト)
1・ぼくは動物大使 その76 北海道の身近なヘビ
2・特集 動物の歯~哺乳類・基礎~
3・飼育研究レポート ライオン成長期
4・飼育技師資格認定試験 動物園の飼育スタッフにも試験があるよ
フッターです。