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12月になりました。だいぶ寒さを感じるようになってきましたね。 寒くなると人間は服を着込んだり、手袋をはいたりして暖をとります。 北海道にいる人間以外のほ乳類は、もこもこ(ゴワゴワとも言いますかね)の冬毛になったり、 体に脂肪を蓄えてまるまるとした体つきになります。 鳥たちも寒い日にはまるくなります。羽毛のすき間に空気を取り込み、保温効果を高めています。 羽毛布団に空気を入れ、ふわふわにするのと同じ原理です。 (羽を膨らませてまるくなったミヤマカケスと、羽を膨らませていないミヤマカケス)
(羽をふくらませてまるくなったシマエナガと、羽を膨らませていないシマエナガ)
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 「旭山動物園だより」は、冬期開園から仲間入りした動物たちということで、 アムールヒョウの「デン」と、こども牧場にやってきたヒツジとニワトリを紹介しています。 動物読書感想文コンクールの作品募集の告知もしています。 「みにだより」では、おにぎりやお寿司、焼き魚としても食べることが多い 「サケ(シロザケ)」がどんな生きものなのかを紹介しています。 「ほっきょくぐま館」内の水槽で飼育していますので、観察の際に参考にしてみてくださいね。
動物読書感想文コンクールの詳細はこちら。 募集要領・応募用紙のpdfは、ここからもダウンロードできます。
動物読書感想文_募集要領(PDF形式 121キロバイト)
動物読書感想文_応募用紙(PDF形式 101キロバイト) 投稿者:動物図書館 北川裕美子
「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)
「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)
冬期開園も始まり、一面雪景色へと変わった旭山動物園です。現在動物図書館では、冬期限定の工作として、園内で採取した「まつぼっくり」と「どんぐり」、そして有害駆除された「エゾシカの革のハギレ」を使用した工作を始めています。
まず一つ目が、クリスマスまでの限定となってしまいますが、「まつぼっくりツリー」です。(所要時間10分~15分程度)
まつぼっくりに色を塗って飾りをつけたらステキなクリスマスツリーに変身です!ところでまつぼっくりのどこにタネが入っているの?どんな動物がどうやって食べているのでしょう?
そして二つ目が、「どんぐりアニマル」です。(所要時間5分~10分)
どんな動物にするかはあなた次第。身近にあるどんぐりですが、木のタネだって知らない人もいる様子。どんぐりは、誰がどんなふうに食べたり時には隠しているのでしょう?
三つ目が、「エゾシカの革のハギレチャーム」です。(所要時間10分~15分)
北海道では特に深刻な問題となっているエゾシカ被害ですが、有害駆除されたあとのエゾシカの行方はご存じでしょうか?少しでも身近なこととして関心を持っていただきたく、エゾシカ革のハギレを用意しました!普段なかなか触れる機会のないエゾシカの革ハギレを好きな形にハサミで切ってお気に入りのチャームに作ってみてはどうでしょう?身近にエゾシカを感じられるかもしれません。こちらは数に限りがありますのでやりたい方はお早めにお越しください!
旭山動物園へお越しの際は、動物図書館までぜひ足をお運びくださり、季節限定・動物図書館限定の工作を楽しんでいってくださいね!
動物図書館 中谷真弓
長かった夏からいきなり秋に変わったような天候が続いています。 昨年は10月5日に雪虫(トドノネオオワタムシ)を観察したのですが、今年はまだ観察していません。 風の弱い晴れた日に雪虫たちが飛ぶのですが、そのような日は今年、いつ訪れるのでしょうか。 そんな秋、生きものたちの冬への準備が始まっています。 9月9日には、野外ステージ前でエゾリスがドングリを土に埋めているところに遭遇しましたし、 9月24日には、クジャク舎裏でミヤマカケスがドングリをくわえていました。 このあと、土に埋めるか木の穴などに蓄えにいったと思います。
エゾリスもミヤマカケスも貯食行動をする生きもの。 冬眠をせず冬を越す生きものたちにとっては、 冬の間に食べる食料を確保しておかないといけないので、今が一番忙しい季節なのです。
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 「旭山動物園だより」は、トナカイのオス「デナリ」のツノが完成したことや、 インドクジャクのヒナの誕生についてなどをお知らせしています。 「あさひやまどうぶつえんみにだより」では、絶滅が危惧されている猛禽類の一種「オジロワシ」をとりあげてみました。 ぜひ園内観察の参考にしてくださいね。 ちなみにですが、旭山動物園だよりで紹介しているトナカイの「デナリ」のツノの完成は9月上旬。 エゾシカのツノ(エゾシカはオスにだけツノがあります)も先日完成しました。 エゾシカも繁殖期をむかえたということになります。※鹿の子模様もなくなりました 投稿者:動物図書館 北川裕美子
季節は秋に進んでいるのを感じられる旭山動物園です。人も動物達も過ごしやすくなり、ゆっくり動物を観察できる季節になりました。園内で見かける昆虫たちもどんどん様変わりしています。
さて、ことし新しく動物図書館の本として仲間入りしました、新着図書を紹介します。NPO法人・旭山動物園くらぶ様、出版社や一般の方から、ご厚意により寄贈していただいた本を、「新着図書コーナー」として設けていますので、ぜひ読んでいってくださいね。
【新着図書コーナー】
新着図書の一部を紹介します。
「トラのナガシッポ」(著者:富安陽子作・あべ弘士絵/出版社:福音館書店)お父さんが描いたトラの絵は、しっぽがやたらに長かったので、まなぶが「へんてこなトラだな」というと、「そんなことないぜ」と絵の中のトラが立ち上がり、まなぶをジャングルの散歩に誘い、色んな冒険が待っている...というお話です。
「ぼく、すばる。」(著者:NPO法人ニャン友ねっとわーく北海道代表 勝田珠美/出版社:二見書房)猫の保護活動をつづけている「ニャン友ねっとわーく北海道」が保護した両脚を失った子猫が、看板猫「すばる」になるまでのお話です。旭山動物園 園長 坂東元推薦「猫がかわいいだけじゃない。いのちと向き合うことについて深く考えさせられる一冊です。」
ここで紹介しているのはほんの一部です。たくさんの図書を寄付いただきました。ぜひご一読ください。
行楽の秋、食欲の秋、みなさんはどんな秋をお過ごしですか?旭山動物園へお越しの際は、動物図書館で読書の秋を楽しんでいってはいかがでしょうか?動物図書館にてお待ちしています!
投稿者:動物図書館 中谷 真弓
夏、真っ只中!夏休み中のみなさん!ぜひ動物図書館へお越しください!現在動物図書館では、夏限定企画として、「虫」のコンテンツがたくさん!「案外、虫っておもしろい・・・」と新たな発見があるかもしれません。 まず第一弾として、「カブトムシ・クワガタ」のおりがみ絵本とぬりえが登場!
更に現在、みなさんお待ちかねの工作が登場しました!夏休みの自由研究にいかがでしょうか!?内容は、今ちまたで話題のオニヤンマが登場です!(ハチよけになるとかならないとか!?)そして簡単に作れる、チョウやバッタの工作も用意しました!工作を通じ、昆虫をもっと身近に感じてもらえるかも!?
改めて、「虫」も「動物園にいる動物」も「わたしたち人間」も、「自然」の一部なんだ、つながっているんだな・・・そんな風に感じてもらえたらうれしいです。
動物図書館では、観て触れて、クイズをしながら動物や自然のことを楽しく学べる体験メニューがたくさん!!ぜひ足をお運びください!
動物図書館から発行している「動物園だより」289号で実施した、 クロスワードパズルへのたくさんのご応募、ありがとうございました。 今年も、旭川市内を中心に道内外の方からたくさんのご応募をいただきました。
さて、「クロスワード」の答えを発表させていただきます。 答えは、紙面にヒントとなる動物の写真を入れていたので、なんとなくこの動物が入ってくるかな… というのがわかった方もいたと思うのですが、今年は、文字の並び替えが難しかったかもしれませんね。
(動物園だより289号。紙面の下にヒントになる動物の写真が入っています) さて、答えは…… 答えは「ライオンノプライド」でした。
昨年の9月、ライオンの「イオ」が3頭の子を出産。 今年の春からオスの「オリト」との同居をスタートしました。 ライオンは、大型ネコ科動物の中で唯一、群れ(プライド)で暮らします。
ライオンの仔「フウ」「レイ」「イト」はもうすぐ1歳。だいぶ大きくなりました。 母「イオ」との過ごし方、父「オリト」に対する仕草などを観察していると、 思わずこちらが笑顔になってしまうこともありますよね。 ぜひ、今後も「ライオンのプライド」を観察してみてくださいね。
そして、7月30日、坂東園長による厳選なる抽選を行いました。 (厳選なる抽選を行う坂東園長)
抽選で選ばれた10名の方には、近日中に賞品を発送させていただきます。
賞品は…
「こども牧場」で飼育しているカイコの繭(まゆ)を使って作った「繭玉ライオン」。 手作りなので、表情がみんな違います。 ※たてがみは、市販の毛糸を使いました※一人1体のプレゼントとなります
クロスワードに挑戦していただいた皆さん、ご応募、本当にありがとうございました! 当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきますことをご了承ください。
引き続き、動物図書館をよろしくお願いいたします!
投稿者:動物図書館 北川裕美子
7月もあと少し。来月は夜の動物園(8月10日~16日)ですし、夜の動物園が終わる頃にはもう秋です。 今、園内では巣立ったばかりの野鳥の若鳥や、サナギから出てきたチョウ、樹液に集まる甲虫やチョウ、草むらにいるバッタ、トンボも多く観察することができます。
先日、ヤナギの葉にいたコムラサキの幼虫と、ヤマグワの葉にいたクワコの幼虫を動物図書館に連れてきました。
(幼虫の食草・ヤナギの葉に擬態するコムラサキの幼虫)
(ヤマグワの葉を食べべるクワコの幼虫は、枝に擬態 )
共に7月4日に動物図書館で飼育し始めた幼虫ですが、 7月8日、コムラサキの幼虫はサナギになり…
7月17日、サナギになって9日目。羽化しました!
翅(はね)がのびきって、乾いたころ、生まれたところに放してきました。 ※クワコの幼虫は、7月22日現在、みんな葉の中で繭(まゆ)を作り蛹(サナギ)になりました。
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 「旭山動物園だより」は、「9月で1歳、ライオンの仔たち/続々と生まれた、カモのヒナ」の紹介のほか、 傷病鳥獣保護で受け入れしたゴマフアザラシとエゾヒグマの仔の紹介、夜の動物園などイベントの告知をしています。 「あさひやまどうぶつえんみにだより」では、「なつこそ! こんちゅう」と題し、 園内で観察できるかもしれない昆虫を、いくつか紹介しています。 生きものはそれぞれ食べるものがある場所に集まります。昆虫も同じです。 昆虫観察のヒントとして昆虫の食べ物も紹介していますので、参考にしてみてくださいね。 ※園内での昆虫採集はできません
動物図書館では夏限定企画として、昆虫に関する企画を実施しております。
第一弾として、クワガタ・カブトムシの「おりがみえほん」「ぬりえ」がスタートしています。
第二弾は「生きものの落とし物展」を準備中です。抜け殻や繭(まゆ)など、いろんなものを展示する予定です。お楽しみに。
さて、これは 何という生きものの 何でしょう? 答えは、「生きものの落とし物展」でお伝えします。
6月6日、いつも観察している西門のトイレ横の「ズミ」の木で エゾシロチョウの羽化を確認しました。今年は、6月に入ってから雨が続き、気温も低かったのですが、 6月6日、晴れの日にようやく羽化が確認できました(昨年は6月2日)。
そして約10日後の6月17日、羽化した場所と同じ「ズミ」の葉に産み付けられた 卵を見つけることができました。次の世代の始まりです!
チョウ情報を一つ!
エゾシロチョウに似た 翅(はね)が白くて翅脈(しみゃく)が黒いチョウを3種類を調べてみました。 エゾシロチョウ…幼虫で越冬、食草はバラ科 エゾスジグロシロチョウ…サナギで越冬、食草はアブラナ科 ヒメウスバシロチョウ…卵で越冬、食草はケシ科
3種とも見た目は似ているのに、みんなそれぞれ越冬形態もちがえば、 食草(幼虫が食べる植物)もちがいます。 しかも、ヒメウスバシロチョウは「シロチョウ」の仲間ではなく 「アゲハチョウ」の仲間に分類されています。 似ているチョウでも、いろんな違い、 いろんな生き方があるんだなぁと、とても勉強になりました。 気になる生きものがいたら、ぜひ図書館に調べにきてみてくださいね。
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 「旭山動物園だより」は、一年で一番過ごしやすい「初夏」の動物たちのすごし方を紹介しています。 繁殖期をむかえたインドクジャクのオスの飾り羽の様子や、トナカイやエゾシカの今の様子など、 生きものも季節によって過ごし方が違うことがわかりますよ。 「あさひやまどうぶつえんみにだより」では、 園内で観察できる野生の生きもの「エゾシロチョウ」の一生を紹介しています。 ぜひ園内散策の参考にしてみてくださいね。
「え!?うんち?くさくて、きも~い!」そんなあなたはもったいない!?動物園でのうんちは、動物の体調を知る上でのとっても大切なバロメーター。飼育員はうんちのチェックは欠かしません。それによく見ると、うんちってそれぞれ動物によって違う・・・。コロコロうんちに、どっさりうんち、細長いうんちに、毛や骨が入っているうんち・・・。そんないろんな種類の動物のうんちを間近で見られるのは、動物図書館だけ!ぜひお越しいただき、いろんな動物のうんちを観察していってくださいね!
それでは「うんち展」のうんちの一部を紹介します。(お食事中の方は失礼します。) (1)自分で毛繕いをするため「毛」がまじった、主に肉が主食の動物のうんちです。
(2)体は大きく、反すうし、コロコロなうんちを歩きながらする動物のうんちです。
(3)動物園では一番たくさん食べ、一番たくさんのうんちをする動物のうんちです。 実物は水分をたっぷり含み、乾草の繊維が残っています。
(1)~(3)のうんち、だれのうんちかわかりますか?そうです、それぞれ違う特徴があるんです。答えはどの動物のうんちたっだのかな?なんて、ぜひ動物図書館へ答えあわせをしに来てださいね!うんち展も、どんどん色々な動物のうんちを随時更新していきます。 動物図書館では、観て触れて、クイズをしながら動物のことを楽しく学べる体験メニューを今後ともどんどん増やしていきます。どうぞお楽しみに! 投稿者:動物図書館 中谷 真弓
4月29日から夏期開園が始まりました。
これに合わせるように、園内のエゾヤマザクラは満開になりました!
もう5月に入ってしまいましたが、
4月10日からの約3週間は、夏期開園へ向けての準備期間のできごとをお話させていただきます。
冬期開園最終日の2日前(4月7日)、園内でキレンジャクとヒレンジャクが観察されました。
(キレンジャクは旭川市の鳥でもあります)
昨年は園内で観察できなかったので、とても久しぶりな感じがしました。
ナナカマドやエゾノコリンゴの実を食べていましたが、
枝についていた実は先に来園していたツグミの群れにほとんど食べられており、
キレンジャクたちは地面に落ちた実をついばんでいました。
今年は雪解けが早かったせいか、花の咲き始めも早かったです。 花が咲いた野草、トップバッターはフクジュソウでした。 4月2日、慰霊碑そばの野草園で開花しました。 4月12日には、同じく慰霊碑そばの野草園で、カタクリが花を咲かせ、
翌日にはエゾエンゴサクも咲きました。 両生類・は虫類館の裏にある野草園では4月19日、
エゾノリュウキンカが黄色い花を咲かせ、慰霊碑そばではニリンソウの小さな花が咲きました。
現在、オオバナノエンレイソウも花を咲かせていますよ!
早春に出てくるチョウも続々と観察されています。 成虫で越冬するエルタテハ、シータテハ、クジャクチョウ、 私は今年初めて観察しまたが、シジミチョウの仲間のコツバメという
小さなチョウも観察できました(蛹で越冬)。モンシロチョウも出てきていますよ!
ちなみに、昨年は6月中旬に続々と羽化したエゾシロチョウは、冬眠あけの小さな幼虫。
まだ葉が出そろっていないエゾノコリンゴやヒメリンゴの木で、食べる葉が出てくるのを待っているようです…。
さて、先日、4月29日の夏期開園にあわせて、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 「旭山動物園だより」は、夏期開園第一号恒例となったクロスワードパズルとなっております。
旭山動物園や、生き物、自然に関する問題となっております。
園内で無料配布をしておりますが、来られない方は、ファイルをダウンロードしてご利用ください。 「あさひやまどうぶつえんみにだより」では、「わたりどり」について紹介しています。
園内の動物たちを観察する際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本日、第23回動物読書感想文コンクールの表彰式を行いました。 入賞した10名の児童の方を対象に最高賞の旭山動物園賞などの表彰を行い、 入賞者には、坂東園長から賞状と副賞が授与されました。
今年の動物読書感想文コンクールは、市内のみならず道外から計69名の小学生の皆さんから応募がありました。 たくさんのご応募ありがとうございました。
また、来年も同コンクールを開催する予定ですので、皆様ふるってご応募ください。
3月に入ってからの暖かさで、出てくるのが少し早いと思われる 生きものが動物図書館前にいました。 3月10日の朝です。枯れ葉のように見えますが、 目もありますし、触覚もありますし、脚もあります。
「エルタテハ」でした。 翅が少し痛んでいました。動きもゆっくりとしていました。 「エルタテハ」は、成虫で越冬するチョウです。 園内の建物の隙間などでじーっとしていたのでしょうね。 見つけたチョウは、もといたところに逃がしました。 翌日、気温があがったからか、逃がしたところに姿はありませんでした。 どこかへ飛んでいったか、野鳥に食べられたか…、どうなったかは知るよしもないですが、 カメムシやハエ以外の昆虫の発見に、春を感じさせてくれた「エルタテハ」でした。 園外では、最近、通勤時にハクチョウが多く観察できます。
しばらく旭川で羽を休めたら、繁殖地のシベリアへ向けて飛び立ちます。
今年は昨年より、春がくるのが早いように感じますね。
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 2022年度の最終号ということもあり、 動物園だよりでは「初めての冬をすごした動物たち」を紹介しています。 また、みにだよりでは「おしり」。いろんな動物の「おしり」を掲載しています。 ぜひ、園内観察の参考にしてくださいね。
次の動物園だより・みにだよりの発行は、4月29日の夏期開園日を予定しています。
たくさん着込んだり、カイロを使って温めたり、雪が降れば除雪をしたり、 地面が凍れば氷を割ったり、滑らないように砂をまいたり…、人間の冬対策は結構大変ですね。
動物たちを観察していてわかりやすいのが、アムールトラとホッキョクグマかもしれません。 暑さが苦手な動物は冬を楽しんでいるようにも見えます! 寒くても気持ち良さそうに見えますし、体に雪がのっていても全然気にしません。 雪の上でゴロゴロ転がることも日常です。
(雪をかぶっても平気な「ザリア」) (気持ちよさそうに寝ころぶ「ザリア」) (はしゃぐ「ゆめ」と気持ち良さそうに眠っている「ピリカ」)
寒くても耐えられる、寒くても平気なニホンザルやシンリンオオカミ。 寒さや雪を自ら楽しむアムールトラやホッキョクグマ。 冬の旭山動物園は、いろんな動物のそれぞれの冬の暮らし方を観察できますよ!
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 2023年は卯年ということで、 「旭山動物園だより」ではウサギなぞなぞ、「みにだより」では園内で飼育している 「エゾユキウサギ」と「カイウサギ」の違いを紹介しています。干支をきっかけに、 それぞれのウサギをじっくり観察してみてはいかがでしょうか。
(エゾユキウサギは北海道小動物コーナーと北海道産動物舎で観察できます)
(カイウサギはこども牧場で観察できます)
フッターです。