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12月1日より、小学生の皆さんを対象とした 「第23回 旭川市旭山動物園 動物読書感想文コンクール」の作品募集がスタートしました。 この「動物読書感想文コンクール」は、毎年、旭川市内はもちろん、道内外の小学生の皆さんから 作品の応募があるコンクールとなっています。
応募締切は、冬休み明けの1月27日(金)必着となっております。 人間のために働く動物やイヌやネコ、インコなどの愛玩動物(ペット)、 環境破壊や環境汚染などにより数を減らしている動物について書かれている本といった、 動物に関する本を読んで思ったことを原稿用紙に表現してみませんか。
詳しくは「応募要領」を参照してください。
たくさんのご応募、お待ちしております!
※動物読書感想文コンクールの詳細や応募要領、応募用紙のダウンロードはこちら
投稿者:動物図書館 北川 裕美子
先日、動物慰霊碑のそばの葉の落ちた木の枝先に、黄緑色の物体を見つけました。 葉っぱは散っているのに、なんで緑があるんだろうと近寄ってみると…
繭だということがわかりました。 この黄緑色の繭は、「ウスタビガ」という蛾の繭で、中にはサナギが入っています。 冬になる前に繁殖し、卵で越冬する蛾なので、繭のまま残っているのは、 何らかの理由でサナギから出てこれなかったということです。
他の場所にも違う繭がありました。
これは、「クワコ」の繭。 「こども牧場」で飼育している「カイコ」の原種と言われている蛾の繭です。 「クワコ」は本来、夏には羽化しているはずなので、これも何らかの理由で羽化できなかったサナギとなります。
ちなみに今年のお盆すぎ、旭川をはじめとする上川管内や 空知管内で異常発生した大型の蛾「クスサン」の繭は
こんな感じです(7月下旬)。 葉っぱの裏にある茶色(白の場合もある)に編まれた俵型の繭です。 中の様子(サナギ)が見えるので「スカシダワラ=透かし俵」とも呼ばれています。 (クスサンの繭は網目になっていて、中のサナギが見えます)
葉が落ちた冬は、こういった繭やサナギだけでなく、野鳥も観察しやすくなる季節です。 雪が降ると足もとに注意して歩かなければいけないですが、 視線を少し上にしてみるのもいいかもしれませんね。
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。 「旭山動物園だより」は、「続々と放飼場デビュー!」ということで、 レッサーパンダやライオンの仔、 キングペンギンのヒナを紹介しています。 「みにだより」では、「ヤギとヒツジ」を紹介。 似ている生きもの同士を比べた企画になっています。 ぜひ、園内観察の参考にしてみてくださいね。
投稿者:動物図書館 北川裕美子
「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)
「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)
~新しいおりがみえほんを作成いたしました!~ 先日新しい「おりがみえほん~マヌルネコ編~」を作成いたしました。 かわいいだけじゃない、マヌルネコの姿を「おりがみえほん」を通じて、 生息地ではどんな姿なのか想像してみてはいかがでしょうか。 そしてぜひ、マヌルネコ舎でマヌルネコをゆっくり観察していただき、 動物資料展示館2階の動物図書館にて新作おりがみえほんを作っていってくださいね!
~自己紹介~ おくればせながら、4月より動物図書館にて勤務をしております中谷真弓です。 旭山動物園との出会いは、学生時代の右も左もわからない世間知らずの私を、大学の実習生として優しく迎え入れてくださったのは遡ること数十年前・・・。 生きものの強い生命力を肌で感じられた、何事にも変えられないこのすばらしい経験が私の基となり、漠然と環境保全活動にたずさわりたい・・・などと強いシンパシーを受け、その後海外へ渡り野生動物の保護活動に携わり、帰国後は子供たちへの環境教育や啓発活動など、いろいろな場所で経験を重ね、ついに念願だった旭山動物園で働いています。 旭山動物園の動物図書館での仕事は、どうやったら楽しくわかりやすく動物たちの魅力やすばらしさを伝えられるか、日々考えながら勤務しているところです。旭山動物園での時間は、私にとって改めて”いのち”について考える貴重な時間となっています。 ちなみに私生活では、やんちゃ盛りの男の子3人を育てている肝っ玉母ちゃんです。 園内は徐々に冬支度へと進んでいます。残り少ない紅葉を背景に、ぜひ動物たちに会いにきて下さいね! 投稿者:動物図書館 中谷 真弓
最近の園内では虫の鳴き声が少なくなり、シジュウカラやヒガラといった 野鳥の声をよく聞くようになりました。耳をすますとアカゲラなどキツツキの仲間が木をつつく音も聞こえてきます。
(アカゲラ;やすらぎの森の横)
10月1日、雪虫(トドノネオオワタムシ)が飛んでいました。
10月8日、シマエナガを園内で観察しました。
(シマエナガ・写真中央:ゆっくりロード下)
今年は昨年と違い「ナナカマド」がたわわに実っている園内。 昨年はほとんど観察できなかった旭川市の鳥「キレンジャク」が 「ナナカマド」の実を食べにきてくれるかも…と思っています。 ちなみに、「ナナカマド」も市の木として制定されています。
(イベントホールそばのナナカマド)
(2020年に園内で観察したキレンジャク)
さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。
「旭山動物園だより」は、「この秋も、たくさんの命が生まれています!」ということで、 ヤギの子の誕生などに触れているほか、エゾシカのツノが完成したことなどを紹介してます。
「みにだより」では、「チョウ」を紹介。園内で観察できるチョウの生活について紹介しています。
季節の移り変わりとともに変わる生きものの生活を、ぜひ、観察しに来てくださいね! 投稿者:動物図書館 北川裕美子
開園記念日の7月1日と7月2日に園内限定で配布していた「開園55周年クロスワードパズル」。
わずか2日間の配布期間でしたが、締切の7月15日までに全国各地から73通もの応募がありました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
遅くなりましたが、「開園55周年クロスワードパズル」の答えを発表させていただきます。
旭山動物園の理念が答えでした。
答えは「ツタエルノハイノチ」でした。
夜の動物園・最終日の8月16日、坂東園長による厳正なる抽選会をおこないました。
(抽選を行う坂東園長)
当選者の皆さん、おめでとうございました。
抽選で選ばれた10名の方には、先日、賞品を発送させていただきました。
賞品は、毎年抜け落ちるオスのエゾシカのツノを切ったものです。 穴を開け、ヒモを通してあります。
「開園55周年クロスワード」に挑戦していただいた皆さん、 ご応募、本当にありがとうございました!
引き続き、旭山動物園を、よろしくお願いいたします。
当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきますことをご了承ください。
(投稿者 動物図書館 北川裕美子)
園内で聞こえるセミの鳴き声も、シーシー鳴くニイニイゼミよりジリジリと低めに鳴く エゾゼミが増えた感じがしますし、キリギリスやヒメギス、トノサマバッタといった 夏の虫をよく見かけるようになりました。
草地を歩くと、バッタがあっちこっちへ逃げていく様子にとても夏を感じますよ。
↑ ハネナガキリギリス。イベントホール近くや、東門の階段のわきで鳴いていますよ!
↑ イブキヒメギス(緑色のもいます。シャカシャカ鳴きます)
↑ ハネナガフキバッタ(結構な距離を飛びます。細めのバッタです)
↑ トノサマバッタ(鳥かと思うぐらい飛びますね! チッチッチと鳴くそうです)
↑クルマバッタモドキ(結構ワイルドな顔立ちのバッタです。モドキは北海道にいますが、 クルマバッタは北海道には生息していないと図鑑に出ていました)
「旭山動物園だより」は、「子どもも生まれにぎやかな夏。夏毛の様子も要チェック」ということで、 ダチョウのヒナやレッサーパンダの出産などについて紹介しているほか、夏毛の様子も少し紹介しています。
「みにだより」では、「ダチョウのヒナ」を紹介。ぜひ、園内観察の参考にしてみてくださいね。
動物図書館から発行している「動物園だより」282号で実施した、 クロスワードパズルへのたくさんのご応募、ありがとうございました。 今年も、旭川市内を中心に道内外の方からたくさんのご応募いただきました。
さて、「クロスワード」の答えを発表させていただきます。
今年の答えは、紙面にヒントとなる動物の写真を入れていたので、 答えが先にわかった方もいたかもしれませんね。
(紙面の上部にヒントとなる動物がいます)
(クロスワードの答えです)
答えは「ブラウンベアー」でした。
今年は、夏期開園日にあわせて、9年ぶりの大型施設「えぞひぐま館」がオープン。 エゾヒグマは英語で「エゾ・ブラウンベアー」と言います。
そして、6月27日、坂東園長による厳選なる抽選を行いました。
(厳選なる抽選を行う坂東園長)
抽選で選ばれた10名の方には、近日中に賞品を発送させていただきます。 当選者の皆さん、おめでとうございました。 (「こども牧場」のヒツジの毛を土台に使った 「エゾヒグマ」羊毛フエルトマスコットブローチ です。)
クロスワードに挑戦していただいた皆さん、ありがとうございました!
また、7月1日・2日の55周年開園記念日イベントにて、 「開園55周年クロスワードパズル」を来園者限定で配布することになりました。 園内各門とサポートセンター、動物図書館に設置してありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
引き続き、動物図書館をよろしくお願いいたします!
シロテテナガザルやインドクジャクの鳴き声が賑やかな季節になりました。 野鳥ではキビタキやニュウナイスズメの鳴き声も聞こえてきます。
(西門トイレそばのエゾノコリンゴの木/6月10日)
西門トイレそばのエゾノコリンゴの木では、 たくさんのエゾシロチョウが羽化しました(5月20日ごろからサナギになり始め、6月2日ごろから羽化し始めました)。
(西門トイレそばのエゾノコリンゴの木/6月18日)
産卵している個体を見つけました! また新しい命がこの木の葉から始まります!
ちなみに、もうじゅう館前のヒメリンゴの木でも、たくさんのエゾシロチョウが羽化し、産卵していますよ。
葉っぱの上にはバッタの幼虫(成虫と同じ姿)やアマガエル、 木の枝や幹などではイモムシ・毛虫、カタツムリがいたりします。 (バッタ:ヒメギスの幼虫) (ハネナガフキバッタの幼虫) (アマガエル)
樹上にはそんな生きものをくわえている野鳥も多く見かけます。
(虫をくわえているヤマガラ/5月28日) (近くでは巣立ったばかりのヒナがエサを待っていました/5月28日)
いろんな生きものの生き方が今、とてもよくわかる季節なんじゃないかな…と思います。
「旭山動物園だより」は、プールで泳ぎ始めたホッキョクグマの子をはじめとする 初夏の動物たちの暮らしを紹介しています。
「あさひやまどうぶつえんみにだより」では、動物たちの「なまえ」について紹介しています。 名前の由来がわかると、動物観察がより楽しめると思いますよ!
現在、夏期開園に向けての準備のため休園中の旭山動物園ですが、
いろんな場所で、いろんな生きものが新しい季節をスタートさせています。
エゾヒグマの新施設への引っ越しも終わりました。
シマフクロウはヒナが卵から孵化しました。
インドクジャクのオスは、美しい飾り羽がはえそろい繁殖期をむかえています。
動物慰霊碑そばの野草園では、エゾエンゴサクやカタクリが咲いています。 園内のエゾヤマザクラも少しずつ咲き始めています。
(青くて小さな花がたくさん咲くエゾエンゴサクと、濃いピンク色の花が咲くカタクリ)
サナギで越冬していたモンシロチョウ、成虫で越冬していたクジャクチョウやオツネントンボ、
幼虫で越冬していたエゾシロチョウの幼虫(5mmぐらいの大きさ)などいろんな虫たちも出てきました。
(花の蜜を吸うモンシロチョウと、越冬あけで翅が少しいたんでいるクジャクチョウ)
園内に来る野鳥も変わりました。今、園内でよく見かけるのはカワラヒワです。 繁殖のために北海道にやってきています。もちろん北海道では留鳥のカラ類も観察できるのですが、
行動が変わってきました。巣作りの季節をむかえているようです。
動物の毛を運んでいる鳥も多くみかけますし、冬は群れで行動していたシマエナガは、
ペアもしくは単独で行動しています。
カワラヒワ(上がオス、下がメス)はこれからペアになります)
(シマエナガのジュルッジュルッという鳴き声はあまり聞かなくなりました)
生きものによって、いろんな春の過ごし方があるんだと実感しました。
さて、先日、4月29日の夏期開園にあわせて、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。
「旭山動物園だより」は、夏期開園号恒例となったクロスワードパズルとなっております。
旭山動物園や、生き物、自然に関する問題です。園内で無料配布をしておりますが、来られない方は、
ファイルをダウンロードしてご利用ください。
「あさひやまどうぶつえんみにだより」では、動物たちの「け」について紹介しています。
園内の動物たちを観察する際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(なんだか、真っ白じゃない! 汚れてる?)
先日、ゆっくりロードのエゾユキウサギを観察していたら、 なんだか色が白くないことに気付きました。
真っ白じゃないんですよ。
汚れてるのかな? とも思ったのですが…
(うっすら茶色いのです)
もう(?)夏の毛が下からはえてきてるんです!
エゾユキウサギ、これからどんどん冬の白い毛が抜け、
茶色っぽい夏の毛に換わります。
さて、先日、動物園だより・みにだよりを発行しました。
動物園だよりでは、「動物たちの寒さ対策」特集にしてみました。
もうすぐ寒さ対策が終わる春を迎えますが、どのようにして寒さをしのいでいるのか、
動物別にまとめてみたので、ぜひ、読んでみてくださいね。
みにだよりでは、「みずのなかを『およぐ』」生き物をシルエットクイズで紹介しています。
旭山動物園には、水の中を泳ぐことができる生き物が何種類かいます。
園内では水中の様子も観察できるので、ぜひ、今度来園したときの
動物観察の参考にしてみてくださいね。
2022年がスタートしました。 新しい干支の年になりましたね。
雪まみれになっている干支の動物
2022年の干支は「寅」。そう、今年の干支の動物は「トラ」です!
雪の上で遊ぶアムールトラのリキ(左)とシン(右)
ヨーロッパやアフリカでは「ライオン」が強さや王者のシンボルとして 彫刻や紋章などに使われていますが、 私たちが住む日本やアジア、ロシアでは「ライオン」ではなく 「トラ」が多く使われています。 ぜひ身の回りの「トラ」を探してみてくださいね。 そして、絶滅危惧種の「トラ」のこと、考えてみてくださいね。
さて、先日、動物園だより・みにだよりを発行しました。 寅年ということで、「動物園だより」では、「トラQuiz」を掲載してみました。 クイズの中にいろんな「トラ」がいるので、ぜひ挑戦してみてください。
「みにだより」では、旭山動物園で飼育しているアムールトラの紹介をしています。ト ラを観察するときの参考にしてみてくださいね。
また、ただ今、旭山動物園では、小学生の皆さんを対象にした 「動物読書感想文コンクール」の作品を1月24日まで募集中です。 たくさんのご応募、お待ちしております!
第22回 動物読書感想文コンクールの作品募集についてはこちら
フッターです。