シマフクロウ

最終更新日 2017年1月12日

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動物の解説

学名Ketupa blakistoni

英名Blakiston's fish owl

分類鳥綱フクロウ目フクロウ科

サイズ体長:約70cm
翼開長:約180cm
体重:約4kg

寿命約30年

展示場所シマフクロウ舎

シマフクロウ舎

生息地

シマフクロウ生息地(画像)

北海道東部・サハリン・千島列島南部

 シマフクロウの「シマ」は北海道に分布しているという意味があります。

 世界では最大の大きさとなり、頭部には羽角があり、全身の羽の色は灰褐色で、黒い縦縞模様や横縞が入っています。

 河川や湖沼周辺の森林に生息しており、広葉樹大木の樹洞に営巣をし、国内のフクロウの中では唯一魚類を主食とします。他にはカエルなどの両生類や鳥類、小型の哺乳類などを食べます。

  個体数は1,500〜4,000羽と推定され、日本では森林伐採による営巣木の減少、河川改修やダム建設による魚類の減少が原因となり、生息数は140羽ほどとなっています。日本では、国指定の天然記念物です。