
本事業の進捗状況について広く発信し、開催に向けて機運の醸成を図ることを目的にホームページを開設しました。
情報を更新した際は、本園公式SNSでお知らせします。
新着情報
9月29日(金) 事業協力企業の日本製紙株式会社様、協賛企業の株式会社ニップン様よりフェア開催に当たってのコメントをいただきました(新しいページが開きます)
9月29日(金) フェア開催案内チラシを掲載します
9月27日(水) フェアで販売するスイーZOOが決まりました(新しいページが開きます)
8月8日(火) スイーZOOの考案が進行しています~旭川農業高等学校
7月28日(金) スイーZOOの考案が進行しています~旭川調理師専門学校
7月11日(火) スイーZOOの考案が進行しています~旭川市立大学短期大学部 vol2
6月13日(火) スイーZOOの考案が進行しています~旭川市立大学短期大学部
5月26日(金) スイーZOOの考案状況を共有するミーティングを行いました
4月28日(金) ホームページを開設しました
開催に当たって
カーボンニュートラルなど環境保全活動を推進する、地元企業の日本製紙株式会社の協力を得て、「美味しくサステナビリティ」をキャッチコピーに、「旭山スイーZOO」と称して、スイーツの事業を展開していきます。
この事業は、地元の食に関わるサステナブルな要素や、旭山動物園にちなんだ要素を取り入れたスイーツを考案いただき、今年の10月に「旭山スイーZOOフェア2023」として、園内で販売会を行うものです。持続可能な社会を作り上げていくためにはどのような取組が必要なのか、何が出来るのかなど、これまで本園で行ってきた事業とは違う「食」という視点から、環境保全やサステナビリティに対する興味や関心を広げたいと考えております。 幅広い年代の方が親しめる「スイーツ」というジャンルにおいて、新しい話題と魅力を創出し、これまで以上に多くの方にご来園をいただきたいと思います。
今回、地元の3つの学校に参加をいただき、これからスイーツの考案、試作等が始まっていきます。進捗につきましては、本HPやSNSにて発信をしていきます。
令和5年4月28日
旭川市旭山動物園 園長 坂東 元
旭山スイーZOOの要件
- 旭山動物園にちなんだ要素(食材・見た目など)を取り入れる
- 地元の食に関わるサステナブル要素を取り入れる
- 日本製紙株式会社が開発したセレンピアを使用する
セレンピアとは
日本製紙株式会社が開発した木材由来の機能性食品添加物で、木を構成する繊維をナノレベルまで細かくほぐすことで生まれる、サステナブルなバイオマス素材。スイーツ自体にサステナブルな食品を使用することで、サステナビリティについて興味や関心を広げてもらうきっかけとなればと考えています。
参加校
- 旭川市立大学短期大学部
- 旭川調理師専門学校
- 北海道旭川農業高等学校
スイーZOOフェア2023の開催日時と会場
日時:令和5年10月8日(日)・9日(月・祝) 13:00~17:00(時間帯は予定)
会場:園内3つの休憩所
主催
旭川市旭山動物園
事業協力企業・団体
日本製紙株式会社、北海道新聞旭川支社、NPO法人旭山動物園くらぶ
協賛企業
株式会社ニップン
進捗状況等
フェア開催案内チラシを掲載します(9月29日掲載)
いよいよフェア開催まで1週間余りとなりました。
会期中に販売となる、すべてのスイーZOOを掲載した案内チラシを作成しましたので掲載します。
紙面での配布はしませんので、予めご了承ください。

フェア開催案内チラシ
スイーZOOの考案が進行しています~旭川農業高等学校(8月8日掲載)
2学科、3つの班においてそれぞれ学校で取り組まれている内容をスイーZOOに取り入れるべく、考案・試作が進められています。
食品科学科地域資源活用班では、3年間試行錯誤して開発を進めてきた「ライスパワーバー」の販売を目指しており、6月の「まちなかキャンパス」では、試食会とアンケート調査を行いました。「改良を重ねて、地域の方に広く知ってもえるような商品に仕上げていきたい。」と意気込んでいます。
食品科学科乳化加工班では、シマエナガに見立てたチーズを考案中。4回の試作を経て、6月に市内の小売店で試作品の販売会を実施。「牛乳の良さを多く方に伝え、消費拡大につなげていきたい。」と考えられていました。
そして、生活科学科ライフデザイン班は、シロクマショコラと野菜ドーナツの2種類を考案中で、今回、ドーナツの試作現場にお邪魔することが出来ました。4種類のドーナツには、それぞれ違う野菜が取り入れられ、試食しながら味や食感、見た目などを確認、改良点を見出していました。時期的に、地元の野菜は使用することができませんでしたが、10月のイベント時には採れたての野菜を使って、野菜の風味をより感じてほしいとのことでした。
地元の食材を活用し、その良さを伝えて消費拡大に繋げていくという想いが込められたスイーZOOは、一体どのようなかたちになっていくのでしょうか。

ライスパワーバー調査風景

ライスパワーバー試作風景

シマエナガのチーズ試作品

野菜ドーナツ試作風景1

野菜ドーナツ試作風景2

野菜ドーナツ試作品
スイーZOOの考案が進行しています~旭川調理師専門学校(7月28日掲載)
ミーティングの実施から2か月が経過し、何度も試行錯誤しながら試作が行われている現場にお邪魔をしました。
シュー生地を使用した、シュークリームとエクレア、焼き菓子ではケーキボール、そして、和菓子で錦玉羹(きんぎょくかん)の3種類が試作の段階にあり、それぞれお菓子の特性を活かして、旭山動物園の要素が取り入れられていました。そのなかでも、アザラシが円柱水槽を泳いでいる様子を表現した錦玉羹の発想は、とても斬新に感じました。
今回、取材に協力いただいた学生さん、「今後も試作を続け、改良するべきところはして、提供できるかたちにしていきたい。」と意気込まれていました。今後の展開が楽しみです。

カバのシュークリーム

錦玉羹

考案中のスイーZOO
スイーZOOの考案が進行しています~旭川市立大学短期大学部 vol2(7月11日掲載)
7月7日、スイーZOOの試作現場で取材をして来ました。
先生そして、旭川市内で菓子店を営まれている「菓子工房かしのみ」の富永さんが見守る中、5名の学生が考案中のスイーZOO、スフレチーズケーキ、ブルーベリージャムのパウンドケーキ、カボチャカステラの3種類を作り上げました。思った以上に膨らんだり、膨らまなかったり、調理の仕方も含めて課題も多く見つかって、次につながる有意義な試作となったようです。
これからどのように進化していくのか楽しみです。

スフレチーズケーキ確認風景

ブルーベリージャムのシフォンケーキ

試作3種の断面
スイーZOOの考案が進行しています~旭川市立大学短期大学部(6月13日掲載)
6月10日・11日の会期で行われた旭川市立大学大学祭において、セレンピアの有無で加工されたマフィンを来場者に食べ比べていただき、その感想等、アンケート調査が行われました。見た目がほとんど変わらない二つのマフィンですが、食べ比べてもらうと、様々な回答を得ることが出来て、今後におけるスイーZOO考案の大きな一歩となりました。
スイーZOOの考案状況を共有するミーティングを行いました(5月26日実施)
スイーZOOフェア2023に参加する学校及び関係する企業の皆さんにお集まりいただき、現在の考案状況について情報共有を行いました。この場は、情報の交換や質疑応答を通じて、今後におけるスイーツ考案の参考にしていただくことを目的としました。
各学校ごとに考案状況について説明をいただきましたが、サステナブルでかつ旭山動物園の要素を取り入れた、和菓子、洋菓子、焼き菓子などアイデアに溢れたスイーZOOの提案がありました。
今回のミーティングを踏まえ、10月に実施するフェアに向かって、試作等を繰り返しながら、9月上旬にはレシピが完成します。

ミーティング風景
事業協力・協賛企業様から商品を提供いただきました
・日本製紙株式会社様 セレンピア(スイーZOOの要件となるサステナブルなバイオマス素材)

旭川農業高等学校さんへ

旭川調理師専門学校さんへ

旭川市立大学短期大学部さんへ
・株式会社ニップン様 アマニ、道産小麦粉(スイーZOOの素材として)

旭川農業高等学校さんへ

旭川調理師専門学校さんへ

旭川市立大学短期大学部さんへ
環境保全・セレンピアに関する勉強会を行いました(4月21日実施)
参加校の学生・生徒に、旭山動物園と日本製紙株式会社が行っている環境保全や、サステナブル活動の取組や、セレンピアについての知見を広げてもらうことを目的として、旭川市立大学短期大学部にて勉強会を実施しました。
勉強会では、動物園の坂東園長からボルネオの恩返しプロジェクトについて、日本製紙株式会社からは、自社の取組と今後の方向性などを説明いただきました。セレンピアの説明では、その特性や使用事例などが紹介され、参加校の学生・生徒は熱心な表情で聞き入っていました。

坂東園長による説明

日本製紙株式会社による説明