ページの本文です。
ページのニュースです。
ページID:081284
再びカエってきました。 両生は虫類舎の鈴木です。 いつぞやは「しいくのぶろぐ」にてカエルの色のお話をしました。
しいくのぶろぐ「黄ガエル青ガエル」(2024年10月23日更新)
前回は、青いアマガエルが青くなくなって戻らないとのことだったのですが、 【ばっちり青いアマガエル】
はい。ばっちり真っ青になっています。
電気は以前のものと同じものを使用し、周りの植物も以前のまま。特に視的要因として大きな変化は与えていません。唯一変化させたことといえば、日照サイクル。 今までは、出勤し獣舎についてから電気をパチリとしていたので、光にさらされる時間は9時15分~17時30分の固定でした。 現在、タイマー式に変更し、外の日照サイクルに何となく合わせるようにしています。 アマガエルの体色変化はストレス状態及び視的要因によるものが大きいという先入観があったので、これはいかに。。。 果たして日照時間の長さとは別に、日照サイクルがストレスないし体色に与える影響が直接あるのか定かではありませんが追って研究する必要がありそうです。 なんにせよ、人も生き物も正しい生活リズムを送るのが大切なようです。遅寝遅起きは駄目だということで。
それとは別に、カバの寝室にて緑色のカエルを捕まえました。 ちょうど緑のアマガエルが欲しかったので良かった良かった。
【ん?】
と思ったら、残念これはシュレーゲルアオガエルというカエル。 いかにも外国風な名前ですが日本固有種です。ただ、北海道には本来生息していません。 野菜に紛れてきたのか、本州からはるばる旭川に来たようです。 そもそも北海道で見たのも初めてで、無模様緑のカエルは「アマガエル」という先入観があったため、顔に違和感を覚えながらも判明が遅れました。 先の青アマガエルの体色変化もそうですが、先入観を持たない大切さを改めて感じます。
きりん舎・かば館・両生類は虫類舎 鈴木 達也
フッターです。