旭山動物園ヒストリー・平成15年

最終更新日 2016年2月24日

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平成15年(2003年)

この年は
イラク戦争勃発。
六本木ヒルズ、オープン。
最後の日本産トキ「キン」死亡。

平成15年のポスター

平成15年のポスターの写真

この年のポスターについて

この年のポスターから今津秀邦氏による撮影となりました。このホッキョクグマが飛び込む大胆な構図はマチのちょっとした話題になりました。

動物園のできごと

  • 旭山動物園イメージソング初演奏。
  • エンリッチメント大賞2002受賞。
  • オランウータン「もも」誕生。
  • ネットワークカメラでの動画配信開始。
  • シンポジウム「オジロワシ・オオワシの現状と将来」の開催。
  • モモイロペリカン、イワトビペンギン来園。
  • カバの「ナミコ」神戸へ出園。
  • 年間の入園者数が初めて道内一となる。

旭川市・道内のできごと

  • 名寄サンピラー国体開催。
  • 平和通買物公園再整備完了。
  • 新神楽橋開通。

動物園パスポート

動物園パスポート2003
動物園パスポート動物園パスポート2003冬期

入園者

82万3877人

飼育動物数

155種 774点(1月1日現在)

この年の主なテレビ番組

テレメンタリー2003

オランウータン「もも」の誕生 パックツアー時代の幕開け

記念撮影の様子
オランウータンの親子

この年も前年と同じく春の訪れが早く、夏期開園と同時に桜が開花する年でした。
また、3月にはオランウータンの赤ちゃん「もも」が誕生し、母親の「リアン」にぴったりくっついて空中散歩する姿は、来園者の心を和ませました。
この夏から札幌からの旭山動物園日帰りバスツアーが始まり、連日たくさんの来園者がありました。また札幌市内の小学校・中学校、道外の高校が初めて来園した年でもありました。
この年は新しい施設の完成がなかった年で、来園者減も予想されていましたが、ほっきょくぐま館が大人気で、特に夜の動物園期間中の来園者が多かった年でした。結局、来園者数は前年度を大きく上回る82万人となり、札幌市円山動物園を抜いて道内一の入園者数となりました。
飼育の新たなる試みとしては「ワシ・タカを学ぶ会」が始まりました。この年はタカが途中で死亡し、残念な結果に終わりましたが、翌年以降は成功し、猛禽類の生態を間近で感じることができる催しということで、注目を集めました。

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