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リアン、ジャック、モリトの故郷では何が起きているのか。その現状を知り、伝えるべく、2009年3月に、マレーシアサバ州(ボルネオ島)を視察してきました。その時の様子を紹介いたします。
(補足)ボルネオ日記2010
(補足)自動販売機からの支援金や寄付金、自動販売機の設置場所については、ボルネオ保全トラストジャパンホームページ(プロジェクト:野生生物レスキューセンター)へ
a:ボルネオ島と日本の場所。
ボルネオ島は、世界で三番目に大きい島で、「野生動物の宝庫」とも呼ばれています。また、旭山動物園で飼育しているボルネオオランウータンの故郷になります。 b:ボルネオ島の拡大図。訪れた場所は、赤い部分のサバ州です。
a:オランウータンの故郷へ向け出発する、ゲン、ジョージ、パク(左から)。 b:ついにボルネオ島に足を踏み入れる。まず、コタキナバル空港で到着の記念撮影。
a:ロカウェイワイルドパークセンターを視察。
(サバ州唯一の動物園。傷病個体も扱うがオランウータンやボルネオゾウの棲息地とは距離的に遠い場所にある) b:ボルネオゾウの群れ。 (鼻が短く、尾が長く、頭がゴツゴツしている何か変なゾウ) c:セピロックで野生復帰が困難とされ連れてこられたオランウータン。
a:オランウータンの棲息地にあるセピロック野生復帰リハビリセンター視察。
(プランテーションに入り込み親を殺され、ペットとして飼われているなどしたオランウータンが保護され、リハビリをして野生復帰を目的とした施設) b:セピロック版もぐもぐタイム。 c:リハビリ施設。
プランテーションの中に入り、実際の広さなどを視察。 a:見渡す限りアブラヤシのプランテーション。 b:車と比較するとアブラヤシの木の大きさがわかります。 c:これがパーム油を作り出すアブラヤシの木の実。触ると油でギトギト。
キナバタンガン川を船で移動しながら野生動物をたくさん観察することができました。写真はその一部です。 a:木から木へ飛ぶテングザル。 b:川岸を歩くカニクイザル。 c:空を飛ぶヘビウ。 d:オランウータンが食べるイチジク。
ボルネオゾウのレスキューの見学をしました。 このゾウは、プランテーションに迷い込んでいたので、原生林に戻すために、オリを使って移動をしました。 a:プランテーションに迷い込んだボルネオゾウ。 b:原生林までトラックで移動。 c:森に帰るボルネオゾウ。
帰国後。 日本のスーパーで、パーム油を使っている製品はどのくらいあるのかを調査しました。
あらゆる物に使われていることを実感しました。 ボルネオ島に行って知ったことを、伝えていかなくてはと改めて思いました。 a:スーパーで調査中。 bとc:パーム油と書かれている製品は意外に多かった。
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