文化芸術振興基本計画の内容 11 その他文化芸術の振興に関する重要なこと

情報発信元 文化振興課

最終更新日 2016年2月24日

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11 その他文化芸術の振興に関する重要なこと(第11号関係)

地域資源を活用した文化芸術の振興

本市は、都市と恵み豊かな自然とが調和され、四季折々の表情が美しいまちであります。

また、地理的にも北海道の交通の要衝となっており、様々な都市機能が集積する中で、産業の発展も著しく、木工家具やクラフトなどのデザイン産業が著名なものとなっております。

今後、こうした地域資源を活用して、文化芸術を振興することも重要となります。

実施継続している事業例

  • 国際家具デザインフェア旭川の開催支援(工芸センター)
    家具製造業における製品デザインの高度化・高付加価値化を目指し、デザインを通じての国際交流や新しい生活文化の提案・発信などを目的として、国際家具デザインフェア旭川の開催を支援します。
  • フィルムコミッションの推進(観光課)
    映画やテレビ等のロケーション誘致・支援活動を通じ、本市のイメージアップや観光客の誘致を促すとともに、本市の映像文化の向上に努めます。

今後、検討する事業例

  • 旭川ゆかりの人材や各種関係機関等の活用検討
    本市は、これまでも各界に著名な人材を輩出しているまちであり、こうした人材とのタイアップや、各種関係機関等との連携による事業展開などの取組を検討します。
  • 旭川家具の北彩都あさひかわ地区への配置検討
    国際家具デザインフェア旭川の入賞作品を旭川新駅舎に展示するなど、旭川の家具文化を市内外に発信する仕組みづくりを検討します。

まちなかの賑いを創出するイベントと連携した文化芸術の振興

本市では、まちなか(中心市街地)を舞台とした様々なイベントが民間を中心に展開しており、まちの賑いを創出する文化芸術活動が行われております。

今後は、こうした賑いを創出する活力を最大限に引き出し、文化芸術活動の発展とまちの活性化を結び付けることも重要となります。

実施継続している事業例

  • 旭川夏まつりの開催支援(観光課)
    多くの市民が参加する舞踊パレードやYOSAKOIソーランナイトなど様々な催しが行われる(旭川夏まつり)の開催を支援します。
  • 烈夏七夕まつりの開催支援(観光課)
    旭川開村100年の年に新たな息吹として誕生した(烈夏七夕まつり)の開催を支援します。

今後、検討する事業例

旭川夏まつり(舞踊パレード)
旭川夏まつり(舞踊パレード)
烈夏七夕まつり
烈夏七夕まつり
  • 各種民間イベントとの連携検討
    買物公園で毎年実施されている(大道芸フェスティバル)など、民間が主体で展開している文化芸術イベントと連携を模索し、新たな市民参加を促すなど、文化芸術活動の促進とまちの活性化を目指します。

北国特有の気候を活用した文化芸術の振興

本市は、日本でも有数の寒冷地であり、およそ1年の半分が雪に閉ざされた世界であります。

こうしたデメリットと思われる環境にも隠された魅力があり、それを最大限に引き出して、文化芸術活動を展開することも重要となります。

実施継続している事業例

  • 旭川冬まつりの開催(観光課)
    冬を楽しむ文化を育むため、旭川の冬の一大イベントである(旭川冬まつり)を開催します。
  • 氷彫刻世界大会の開催支援(観光課)
    一流の氷彫刻家たちが腕を競う世界屈指の氷彫刻大会の開催を支援します。
  • あさひかわ雪あかりの開催支援(観光課)
    雪・氷・あかりによるオブジェとライトアップが創り出す冬の幻想的アートのフェスティバルである(あさひかわ雪あかり)の開催を支援します。

今後、検討する事業例

  • 冬まつり関連事業への市民参加の拡充検討
    氷彫刻や雪だるまなどの雪像づくりに、市民等がより気軽に参加できるような環境づくりを検討します。
旭川冬まつり
旭川冬まつり
あさひかわ雪あかり
あさひかわ雪あかり

各種基金の積立・活用

昨今の厳しい財政事情から、文化芸術を振興する上で、財源を確保することは重要な課題でありますが、今後は、寄附金やふるさと納税をお願いする工夫を通じ、その受け皿となる各種基金を充実するなど、財源を確保する努力も必要となります。

総合的な文化芸術の振興に資する基金

  • 旭川市文化芸術振興基金(文化振興課)
    文化芸術の振興に役立つソフト面やハード面の事業を広くカバーする基金として活用するとともに、サポーター(支援者)認定制度などを取り入れ、基金の増額に努めます。

その他文化芸術の振興に関連する基金

  • 旭川市公の施設(文化施設等)建設基金(文化振興課)
    歴史、芸術、民俗、自然科学等に関する施設の建設や改修などに活用します。
  • 旭川市公の施設(彫刻公園)建設基金(公園みどり課)
    将来の彫刻公園の整備に活用します。
  • 旭川市デザイン振興基金(産業振興課)
    市内企業やデザイン関係団体等に対し、デザインに関する知識の育成・促進や情報の収集・提供、広報を行う事業等に活用します。


 旭川市文化芸術振興基本計画(目次)

  1. 計画策定の主旨
  2. 計画の位置付け
  3. 計画の期間
  4. 計画の評価
  5. 計画の内容(基本項目)  
    (1) 市民等の文化芸術活動の促進に関すること
    (2) 市民等の文化芸術に対する意識の高揚に関すること
    (3) 文化芸術を担う人材の育成に関すること
    (4) 文化芸術に係る交流及び情報の発信の促進に関すること
    (5) 市民等の文化芸術に接する機会の拡充に関すること
    (6) 文化芸術活動を行いやすくするための環境の整備に関すること
    (7) 青少年、高齢者、障害者等の文化芸術活動の支援に関すること
    (8) 学校教育における文化芸術活動の支援に関すること
    (9) アイヌ文化の振興に関すること
    (10) 地域の歴史的文化遺産の保存及び活用に関すること
    (11) その他文化芸術の振興に関する重要なこと
  6. 計画の推進と施策の展開方針 

    参考資料

    (1) 関係法規

    (2) 旭川市文化芸術振興基本計画策定に関わる経過

お問い合わせ先

旭川市教育委員会 社会教育部文化振興課

〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎4階
電話番号: 0166-25-7558
ファクス番号: 0166-24-7011
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