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マヌルネコは一見するとイエネコの一品種にも見えますが、れっきとした野生のヤマネコの仲間です。「マヌル」という名前はモンゴルの言葉で「小型のヤマネコ」の意味があります。 耳が横について横長の変わった顔をしていますが、これは岩陰から獲物を狙うときに、目立たないためと考えられています。足は速くないので、獲物を狙うときは「だるまさんがころんだ」の様な動きで少しずつ近づきます。 野生ではマイナス50度にもなる厳しい環境に生息しているので、寒さに耐えるため、冬毛はとてもモコモコしています。
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