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冬の風物詩として毎年実施している「雪あかりの動物園」を、今年も2月10日(金)から12日(日)までを会期として実施します。
会期中は、午後8時30分まで開園(入園は午後8時まで)し、夜になると、スタッフ手作りの雫型アイスキャンドルが灯ります。幻想的な光景が広がるなか、冬の寒さの中でたくましく生きる動物たちの息づかいを感じることができます。
アイスキャンドルの灯りには、ロウソクを使用していますが、途中で消えてしまうものもあり、一度火が消えてしまうと、なかなか火がつかず、その場合は、新しいロウソクを使用することになり、使用済みのロウソクが多く生じていました。
この使用済みロウソクを有効に活用して廃棄物を減らし、次に繋げていけるような取組として「使用済みロウソクのリサイクル大作戦」を今回初めて実施しました。
この取組は、昨年度の「雪あかりの動物園」で生じた使用済みロウソクを細かく砕き、その砕いたロウソクを加熱し溶かします。そして、溶けたロウを型に流し入れて固め、リサイクルロウソクとして次の「雪あかりの動物園」の灯りとして使用するものです。
リサイクルロウソクには、誰が見てもわかるように、緑色のクレヨンを用いて着色しました。
大作戦には、旭山動物園くらぶスタッフと旭山動物園サポートくらぶ会員の5家族にご協力をいただきました。
坂東園長、飼育スタッフの協力もあり、約200個のリサイクルロウソクを作ることができました。
「雪あかりの動物園」会期中には、園内の約800カ所にアイスキャンドルを設置する予定で、約5,000個ものロウソクが必要となります。
今回、完成した200個と、スタッフが試作等で作成したもの合わせて約500個のリサイクルロウソクは、園内「オオカミの森」周辺から、えぞひぐま館外側の園路にかけて使用する予定です。ご来園の際は、是非、ご覧いただけたらと思います。
この取組を通じて、少しでも多くの方に、環境保全について考えてもらえるきっかけとなれば幸いです。
ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
フッターです。