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気温が上がり雪解けが進む中、旭山動物園こども牧場では4月の休園期間に向け、ヤギ・ヒツジ放飼場の雪の搬出を進めています。
地面がぬかるむ前に準備を整える必要があるためです。そんな中、ヤギやヒツジたちは変わらずのんびりとエサをねだっています。
飼育員の脚に頭を擦り付けるよもぎ
第2牧場ではこの数年で高齢の個体が相次いで亡くなり、新たな世代のヤギたちが台頭しています。 4年前に来園したよもぎは以来若いヤギのまとめ役でしたが、より若い世代の下剋上を受けて大人しくなり今では隠居生活を送っています 。一方、同世代のもみじは直接の頭付き合いには弱いものの、高所で過ごす経験が最も長く橋の上でのエサ争いには誰よりも強くなりました。
橋の上に登るもみじ 現在の群れのリーダーは2歳のオスヤギ・かえで。エサの取り合いのときは誰にも容赦しませんが、人に対しては甘えんたがりな一面も見せます。 妹のあかねと母親のこむぎは今も同じ小屋で仲良く過ごしており、血縁の絆の強さがうかがえます。
小屋の中で身を寄せ合う母娘 早いもので冬季開園も一ヶ月と少しを残すばかりとなりました。 雪の中でも元気に駆け回る個性豊かなヤギたちに、ぜひ会いに来てください。
こども牧場 ヤギ担当:堀川
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