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ページID:080827
こども牧場では、リクガメ(ホルスフィールドリクガメ)を4頭飼育していることをご存じですか。 夏の間は、外に出ていてふれあいができるので結構人気なのですが、冬は寒いので、第一こども牧場の中に展示しています。カメは♀3頭と♂1頭を日替わりで放飼しています。
展示ケースは、カメを横から見ることができるように高くしています。カメってなぜか上からばかり見ることが多いので、真横からカメの目線で観察してほしいと思ったためです。 例えば、こうしてみると、ウミガメなどは腹ばいになって、地面におなかをつけて歩いていますが、リクガメは陸で生活しているので、地面からお腹を浮かせて歩いていることが分かります。えさを食べるときの口の中や、目や足などにも注目して見に来てください。 まぁ休んでいることの方が多いのですが。
展示場所
たべるところ
また、カメといえば長生きで有名ですね。100歳以上生きたという記録もあると聞いたことがありますが、長生きがアダとなって飼い主が自分のカメが何歳か分からなくなったり勘違いすることもあって、どこまで正確な情報なのか判断しにくいのが実情のようです。
そして、旭山動物園のホルスフィールドリクガメの「かめさん」という個体は、旭山動物園のすべての動物の中で最年長ではないかといわれています。「かめさん」の正確な年齢は不明ですが、記録上は1977年(47年前)に来園しており、当時から結構大きかったと聞いているため、60歳くらいなのではないかと担当者の私は予想しています。 皆さん、カメを飼う時は、自分がいなくなっても飼うんだ!という気合いと決意の元で飼育してください。
リクガメのかめさん
エゾシカ・こども牧場担当:上江
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