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しいくのぶろぐ

【北海道の野鳥】レイアウト一新!

【北海道の野鳥】レイアウト一新!

GWが終わり、桜も散り始めていますが、これを書いている日はなんと市内で雪が降りました。さすが北海道です。
はじめまして。今年の4月から飼育担当となった櫻井と申します。
いままでデスクワークをしてきた体にムチを打ち、ヘロヘロになりつつなんとか4月を乗り越えました(旭山動物園は4月が超ハードなのです)。

私はエゾモモンガ、エゾリス、野鳥、カラス、エゾユキウサギなど、北海道に生息する動物たちを担当しています。

北海道産動物舎の中にある北海道の野鳥は、展示のレイアウトを一新しました。
獣舎の中には大きな丸太が5本立っていたのですが、アカゲラ達がたくさん開けた穴がぽっかりと空いており、これ以上突っつくところがなさそうだったので、飼育員同士で協力し合って運びだし、新たに丸太を入れました。
先輩職員に教えてもらいながら中央にはせせらぎを設置し、池もできました。やっぱり水の流れがあると雰囲気が出て「良い感じ」になったのでは!?と思います。

 

新たに追加したせせらぎと池。鳥が水浴びをします。

新たに追加したせせらぎと池。鳥が水浴びをします。
 

池ができたのでオシドリのペアも仲間入り。
オスの飾り羽が非常に綺麗ですが、この羽も夏には抜け落ち、雌と同じような色合いになります。

 

手前が雌、

手前が雌、奥のカラフルなのが雄

この鳥、なんか見たことあるけど名前は知らないなーってことありませんか?私も足が細くてちょこまか歩く白黒の鳥が「ハクセキレイ」という名前だと、飼育担当になるまで知りませんでした。
ここにいる鳥たちは北海道の身近な鳥です。野生でも見ることはできますが、改めて観察するとみんな個性が豊かで、ここでぼーっと鳥たちを眺める時間が好きです。

 

こちらがはくせき

こちらがハクセキレイ


憧れの飼育員になって約1ヶ月、覚えることもたくさんありますが、動物が近くにいる環境で働けることに喜びを感じます。
来園された方に北海道の動物の素晴らしさを伝えていけるよう、日々邁進していきます!
 

作業中

作業中、頭上にいてびっくり

北海道産動物舎、モモンガ舎ほか担当:櫻井 結夢