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「クジャクはどこに行ったんですか?」冬期開園中そんな質問をお客様からたくさん頂きます。 旭山動物園のクジャクたち…もちろん居なくなった訳ではありません。旭山動物園のクジャクは、インドクジャクという種類で、その名の通り元々はインドやスリランカなどの暖かい地域に生息している動物です。 そのため寒さはとても苦手…。冬の間は暖かい室内で過ごしており、展示は行っていません。
室内で過ごしているクジャクたち
そんなクジャクたちですが、実は冬の間とっても面白いことが起こっているんです。 クジャクのオスのトレードマークでもある美しい飾り羽。1年に一度生え変わっていることをご存知でしょうか? クジャクの飾り羽は9~11月にかけて抜け落ち、12~3月にかけて新しいものが生えてきます。そのため、今の時期は新しい羽がどんどん生えてくる頃。羽が伸びていく様子を観察するのはとても面白いです。
11月5日撮影(まだ飾り羽が少ししか生えていません)
12月11日撮影(羽の長さが長くなり、量も増えています)
2月11日撮影(とってもゴージャスになりました)
このように、着実に羽が伸びてゴージャスになっていっているのが分かります。 羽の生え揃っていく更に詳しい様子は、園内クジャク舎前のパネルにて写真で展示をしております。 写真は随時更新していきますので、旭山動物園にお越しの際はぜひご覧になって下さい!
園内クジャク舎前のパネル展示の様子
ちなみに、現在の羽の長さはおよそ120cm。ピーク時には1番長いもので150~160cm程になりますので、完成する日も近いかと思います。 4月29日からの夏期開園時にはゴージャスな羽が生え揃った姿を皆様にお披露目できるかと思いますので、そちらもお楽しみに!
こども牧場担当:永澤琴音
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