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先日もお伝えしましたが、かば館にあるアフリカ水槽(旧ゲテモノ)の担当となりました、大西です。
ただ「ゲテモノ」という表現だけは徐々に廃止しようと思ってます。
だって彼らは自分をゲテモノだなんて思ってないでしょうからね。それにイベリアトゲイモリなんか案外コミカルで可愛らしいですよ。マダガスカルゴキブリは・・・大西も若干ニガテですが(コラ)
昆虫、ヤスデ、両生類などを、とりあえず全部まとめて「アフリカ水槽」という呼び名で定着できればと考えています。
まだ初代担当者・白木さんが作った「アフリカのゲテモノたち」の看板も貼ったままですが(汗)
飼育展示に個性を出していくのと並行して、呼び名も徐々に移行していこうと思います。
担当になって最初に試しているのは、植物との共生。コケやら観葉植物を投入してみました。
そしてアフリカオオヤスデの水槽には、なめこの菌床を埋め込みました!
なめこの菌床。発酵したような良い香りがします
野生下のオオヤスデはキノコも食べるらしいです。菌床を埋め込んだらなめこがニョキニョキ生え、それをヤスデが食べるんじゃないかな?という想定です。単純にキノコを餌で与えるより、展示的にも面白いんじゃないかなと。
30日ほどでなめこが発生するらしいです。12月7日に埋めたので、年明けぐらいでしょうか。本来はビニール袋で管理するものなので、土に埋めてキノコが生えるかはわかりませんが・・・首尾よくなめこが生えてきたらご喝采!
そんなオオヤスデは現在2頭いますが、11月26日にはなんと交尾らしき行動をしていました。
拡大してもらうとわかりますが、精子のようなものを受け渡しています。(なに「拡大したくない」って??)
幸先よく「ヤスデ繁殖成功!」といくでしょうか?楽しみです。
このように新担当、案外楽しんで取り組んでおります。
水槽の展示にまた動きがあればご報告いたしますので、みなさんお楽しみに(ニヤリ)
(アフリカ水槽担当:大西 敏文)
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