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10月19日に鳥たちが水禽舎に入り、からっぽになったととりの村では、夏に咲いたあじさいが秋の色になった後、赤くなったもみじに雪が積もり、冬が訪れました。
現在のととりの村の様子
真っ白になった橋
カモやコクチョウが歩いていた道も真っ白になり少し寂しく感じますが、水禽舎の中では毎日カモたちが大きな鳴き声で大合唱しており、にぎやかです。
いつもにぎやかなカモたち
室内に入ってすぐの頃は、慣れない様子で餌を食べる量も少なくなりましたが、5日もたてば、環境にも慣れてきて、よく食べ、よく動き、よく水浴びをしています。
今年の夏は、いつもバックヤードで1羽で過ごしていた人工育雛のオオハクチョウを大池に展示しました。
今までこのオオハクチョウは、冬になってみんなが室内に入ってからも単独行動をしていましたが、今年は他のオオハクチョウと一緒に過ごしている時間が多くなり、少し変化を感じました。
オオハクチョウたちの様子
また、今年生まれた8羽のキンクロハジロも、成鳥のキンクロハジロたちと一緒の部屋で過ごしています。成鳥と比べ、まだ羽が幼羽で大きさも小ぶりで飾り羽もはえてませんが、少しずつオス・メスの見分けがつくようになってきました。
卵を自分で割って出てきた小さなヒナたちが、今こうやって成長したことを嬉しく思います。
このまま元気に冬を過ごし、春に外放飼場に出ていけるように、毎日しっかり鳥たちの生活を管理していきたいと思います。
また、今年の冬からシンリンオオカミを担当することになりました。
まだ6頭のオオカミたちにとって私は馴染みのない飼育員ですが、良い関係を築いていけるように、考えながらしっかりと向き合っていきたいと思います。
アオイと紅葉
(ととりの村・オオカミ担当 原田 佳)
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