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私が担当しているととりの村は、冬の間は展示をお休みしています。池が凍ってしまうのと、天井に張ったネットが雪の重みで破れてしまわないよう、ネットを外しているためです。
お客さんから「冬の間、ととりの村の鳥たちはどこにいるの?」と聞かれることが(ごくまれにですが)あります。
そこで、今回は、冬のととりの村の様子を少しだけ紹介します。
冬の間、ととりの村の鳥たちは、ととりの村の池の奥にある建物の中で生活しています。
<写真1 右側に写っている建物です>
屋内には、大きな池がある部屋が1つ、小さな池がある部屋が6つあり、大きな部屋にハクチョウやガン、小さな部屋にカモ類を収容しています。鳥たちはここで、10月末頃から4月末頃までの期間を過ごします。
<写真2 屋内の様子>
放飼場と比べると屋内は狭く、日の光が入りにくい部屋もあるため、鳥たちはやはり少し窮屈そうです。そのため、この時期は、掃除や給餌をしながら「早く春が来ないかなあ」といつも考えてしまいます。
ここ最近の大雪ですっかり除雪がいやになってしまった、というのも、春が待ちきれない大きな理由のひとつですが・・・。
早く、放飼場を自由に飛び、泳ぎ回る鳥たちの姿を見たいものです。
(ととりの村・こども牧場・教育活動担当:鎌上 塁)
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