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突然ですが、イベリアトゲイモリの卵が孵化しました。
・・・ といっても、皆さん「ん?あぁそう。」って感じだと思います。 現在は幼生(カエルでいうオタマジャクシ)となり、裏の水槽を泳ぎ回っています。
<イベリアトゲイモリの幼生>
大半は、卵・幼生のときに成体(大人)に食べられてしまうため、卵を発見するたびに、回収をして裏の水槽で成長を見守ってきました。
皆さんの前に展示されるのは、大人になってからなので、成長の過程を見れる機会はほぼありません。 しかし、イモリはカエルやサンショウウオとは異なり、卵を卵塊として産まず、
<カエルの卵塊> この一粒一粒をバラバラに水草に産みつけるため、全ては回収しきれません。
卵の状態で回収しきれなかったもので、上手いこと成体から逃げ延びている個体は、展示用水槽の中でひっそりと泳いでいます。
じっくりと【あばら骨を皮膚から突き出して防御をするイベリアトゲイモリ】の幼生を探してみてください。 ほら、気になったでしょ? (両生類は虫類舎・あざらし館・アフリカのゲテモノたち・飼料担当 鈴木達也)
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