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もうすぐ12月。冬です。師走です。
先日(11/23)、園内リサーチをしていたら、シマエナガの群れを見つけました。
「今日は風が強いから、小さい鳥はいないよね」と、朝、スタッフと話していたばかりだったので、
小さな鳥の発見に少しびっくりしました。
(シマエナガ:写真左から風がきているのがわかります)
(シジュウカラ:後方から風がきていますね)
シマエナガの体重は10グラムほどしかないのに(シジュウカラは約15グラム)、
よく飛ばされないな~なんて思ってしまいました。木にとまって寝ても落ちないぐらいの
握る力がある(というか、木の枝にとまると指が閉じて枝をつかむ構造になっている)ので、
飛ばされないのはわかっているのですが、「こんなにちっちゃいのに~」って思ってしまいますよね。
(11/15、動物図書館の外壁にとまっていたイトトンボ)
ちなみに、このイトトンボ、「オツネントンボ」というのですが、
こんな細くて体力がなさそうなトンボ、成虫のまま越冬するんです!
図鑑で調べたときに驚愕しました。漢字で書くと「越年トンボ」となるそうです。
人間は服を着込んだり、暖房を使うことができますが、野生動物はそうはいきません。
冬毛とか脂肪を蓄えるとか、冬でも暮らせる体のつくりになっているんですよね。
つくづく、生きる力に感動させられます。
さて、前置きが長くなりました。
先日、動物園だより・みにだよりを発行しました。
「動物園だより」では、先日来園したライオンとアフリカタテガミヤマアラシの紹介や、
生まれた動物の紹介ほか、読書感想文コンクールの作品募集告知などを掲載しています。
「みにだより」では、ペンギンをはじめとする鳥類の「ひな」やエゾユキウサギなどの
「こども」の成長についてを比べてみました。
ぜひ、今度来園したときの参考にしてみてくださいね。
第22回 動物読書感想文コンクールの作品募集についてはこちら
投稿者:動物図書館 北川裕美子
「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)
「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)
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