上川・旭川周辺における野生のエゾシカの現状や課題、利活用についての理解を深めながら、エゾシカとの共存の実現に向けた興味関心や機運を高めるための、市民講座「エゾシカまるごと発見」（発展コース）を行います。本講座では、野生動物やエゾシカに詳しい方による講話や、エゾシカの角や皮などを使ったワークショップを行います。

　9月15日実施「エゾシカまるごと体験」（初級コース）から、さらに発展した内容となるため、対象と定員が限られます。参加にはお電話での事前申込が必要となります。

 

10月18日（土曜日）午前10時から午後0時30分まで

※9時40分から受付

イベントホール2階　※受付は1階で行います

対象：(1)「エゾシカまるごと体験」参加者（昨年度までの同イベント参加者も含む）

　　　(2)エゾシカの利活用や農林業被害防止などに関心のある方

定員：30名

※小学生は保護者の方の参加申込も必要となります。

無料（別途入園料がかかります）

筆記用具

9時40分	受付開始（イベントホール1階）
10時00分	開会、園長挨拶
10時05分	講話(1)　加藤氏 「上川・旭川周辺におけるエゾシカの実態（仮題）」
10時40分	講話(2)　荒田氏 「エゾシカ肉の魅力と課題（仮題）」
11時15分	休憩
11時25分	エゾシカの角や皮などを使ったワークショップ
12時30分	閉会、統括園長

 

酪農学園大学にて環境学や野生動物学を学び、修士課程終了後、同大学の学科助手として勤務。
野生動物学全般で学生の指導にあたるとともに、カメラトラップやDNA分析を用いたヒグマの調査研究などを行う。
現在はNPOもりねっと北海道にて、旭川市のヒグマの調査等に関わる業務の他、今年から道内各地の地域・学校に向けた野生動物の普及啓発活動に注力している。

 

 

有限会社北建建設の社長として土建業を展開する傍ら、20歳からハンターとして狩猟を行う中で、ふるさとの鷹栖町に食肉処理施設を作ることを決意し、平成20年から同社の食肉処理部門として「山恵」を立ち上げ、エゾ鹿肉の加工販売を始め
た。現在では食肉処理施設に加えて、エゾシカ肉のイメージを変えるべく品質の高さに徹底的にこだわった「レストラン山恵」をオープンし、地域住民や観光客にも好評を博している。

募集期間：9月15日（日曜日）から10月10日（金曜日）まで

申込方法：9月15日（日曜日）正午より電話（0166-36-1104）にて受付

旭川市旭山動物園

北海道環境生活部自然環境局

NPO法人旭山動物園くらぶ

北建建設有限会社

　9月15日実施「エゾシカまるごと体験」（初級コース）について

 

来年3月、エゾシカの現状と未来を考える”実践編”として、「エゾシカアップデート」を開催予定です。
実践編は、10月実施の発展コース「エゾシカまるごと発見」の受講者、または同等の知識をお持ちの方などが参加対象です。
興味のある方は、ぜひ前段のイベント「エゾシカまるごと体験」、「エゾシカまるごと発見」からのご参加もご検討ください！