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ページID:008763
現在、オランウータン舎へ登る坂の下で大きな上尾筒を広げてディスプレイをしている、ちょっとでぶっちょな、あのクジャク。実は、空を飛べるって知っていました? 実は開園のころ、クジャク舎には屋根がなかったので、クジャクは自由に空を飛ぶ事ができたそうです。彼らは、飼育舎に戻ればエサが当たるのを知っているので、旭山のテレビ塔の方に飛んでいき、夕暮れ頃には帰ってきます。夕日を浴びて帰ってくる姿は「華麗だった(当時の飼育員談)」そうです。 しかし、そのうちに旭山を飛び越えて、その向こうの田んぼまで遊びに行きだし、田んぼの所有者から苦情が来て、あえなく「ご用」。クジャク舎に屋根を張り、外に出られなくしました(昭和44年頃)。 クジャクの飛翔能力はニワトリ程度と云われていますが、どうしてどうして。一気に華麗にテレビ塔まで飛ぶ力を持っているのですから驚きです。 あのクジャクが飛ぶ姿を見たい気もするのですが、いかにしてクジャクをコントロールできるかが大きな問題となります。さて、鷹匠のようにクジャクを自由に飛ばせる日が来るのでしょうか。
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