旭山動物園ヒストリー・その(2)

最終更新日 2016年2月24日

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遊具の時代(昭和52年から昭和61年)

ジェットコースターの写真

昭和58年に導入したジェットコースター。
北海道初上陸ということもあり、設置当時は長い行列ができ、最高3時間待ちもありました。
24年間、のべ109万人の利用者を乗せ、平成18年老朽化によりその役目を終えました。

昭和50年代の旭山動物園は言うなれば「旭川市民いこいの遊園地」でした。
新しい遊具が毎年増設され、子供達は動物たちではなく、開園真っ先に遊具の方に走っていきました。特にツインドラゴン、ジェットコースターの運行を開始した昭和58年には過去最高の入園者59万8千人を記録し、この年の大型遊具の利用数は入園者がおよそ5倍になった今日でも破られない記録となっています。
一方、飼育動物ではゴリラがペアになったり、ホッキョクグマの双子がうまれたり、チンパンジーやワピチが初めて繁殖するなど、話題がたくさんありました。また、現在も続くサマースクールが始まったのもこのころです。
しかし、遊具の時代は長くは続かない。日本各地に大規模な遊園地が次々と誕生し、子供達の関心はそちらへ向かっていきました。そして、旭山動物園はこの昭和58年をピークに毎年入園者が減っていったのでした。 

このころの遊具導入一覧

昭和52年

豆汽車

昭和53年

チェアタワー

昭和54年

観覧車(2代目)
ジェットボート(初代)
スペースジャイロ

昭和56年

アストロファイター

昭和58年

ツインドラゴン
ジェットコースター