旭山動物園ヒストリー・平成18年

最終更新日 2016年2月24日

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平成18年(2006年)

この年は
冥王星、惑星から除外。
ワールドベースボールクラシックで日本が優勝。

平成18年のポスター

平成18年のポスターの写真

この年のポスターについて

このにらんでいる目は、実はライオンです。カメラマンがライオンの表情を撮影しようと、ずっとカメラを構えていたところライオンが怒り出し、もの凄い表情でにらんだときの1枚だそうです。「感じて野性」というテーマに合った1枚となりました。

動物園のできごと

  • チンパンジーの森オープン。
  • 第2こども牧場オープン。
  • 新正門、新東門オープン。
  • ドブラ「ロミ」、マルミミゾウ「ナナ」死亡。
  • キリン「マリモ」来園。
  • ジェットコースター、ゴーカート運行終了。
  • 東京駅丸の内自由通路にて旭山動物園展開催。
  • 「とことん旭山」開始。
  • アライグマフォーラム開催。
  • 新東門からくもざる館のシャトルバス運行。
  • iネットワーク授業で石垣島の子供達と遠隔授業を実施。
  • オフィシャルグッズ販売開始。

旭川市・道内のできごと

  • 駒大苫小牧高校、夏の甲子園準優勝に終わり3連覇を断たれる。
  • 旭川からソウル、旭川初の国際定期便就航。
  • 旭川市長選挙で西川将人新市長誕生。
  • 旭川で3カ国観光大臣会議が開かれる。
  • 北見市において老朽管によるガス漏れ事故。
  • 佐呂間町若狭にて竜巻発生。

入園者

304万650人

飼育動物数

144種 708点(1月1日現在)

この年の主なテレビ番組

ドラマ「奇跡の動物園」

動物園パスポート

2006動物園パスポート
2006動物園パスポート(違う絵柄)

この年の新施設

第2こども牧場
第2こども牧場
(2006年7月22日開館)
床面積112平方メートル

総工費 47,250,000円
個人の篤志家からの寄付事業

チンパンジーの森
チンパンジーの森
(2006年8月5日開館)
床面積1,117平方メートル

(うち屋外部分449平方メートル)
総工費 656,758,500円

チンパンジーの森オープン、そして入園者数300万人突破

この年も開園から入園者数を大幅に伸ばし、昨年の入園者数を更に97万人も上回る304万人もの来園者でにぎわいました。リ・スタートから約10年、入園者数は10倍以上になりました。まさに「奇跡の」入園者数となりました。
7月には第2こども牧場が、8月にはチンパンジーの森が、それぞれオープン。旭山動物園にまた人気の施設ができました。
旭山動物園、初のテレビドラマ「奇跡の動物園」も放映。視聴率20パーセントを超える人気ドラマで、このドラマを見て来園する人も多かったことでしょう。
しかし、課題は山積。来園者マナーの悪化から、遂にぺんぎん館の来園者との人止め柵を高くしたり、もうじゅう館のヒョウの近くに警備員を配置することになりました。また、フラッシュ撮影も目立つようになり、園内でのフラッシュ撮影は全面禁止となりました。
そんななか、ドブラの「ロミ」、マルミミゾウの「ナナ」が相次いで死亡。長年飼育してきた動物たちの死に、あらためて命の大切さを思いました。

マルミミゾウの「ナナ」
ドブラの「ロミ」