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この年は FIFAワールドカップ日韓共同開催。 雪印牛肉偽装事件。
67万0431人
151種 753点(1月1日現在)
噂の東京マガジン
総工費 714,241,500円
この年に開館した「ほっきょくぐま館」はまさに衝撃でした。 最初は誰もが「ホッキョクグマが泳ぐんだって」という感じでした。しかし、あの泳ぎを、あの水中での毛の揺らぎを、あの迫力を感じた時、「ホッキョクグマは泳ぐクマだ。」という事実に圧倒された人も多かったことでしょう。まさに聞くと見るとは大違いだったのです。 このころ、旭山動物園は北海道内では既に知られた施設で、開館の時には道内報道各社が取材に訪れました。また、開館直前に放映された「噂の東京マガジン」は旭山動物園の魅力をたっぷりと全国に伝え、このTV番組で旭山動物園を知った人も多かったのではないでしょうか。 その結果、土日毎の雨の影響で前年を下回っていた入園者数は一気に上昇し、ほっきょくぐま館オープン以降は80パーセント増を記録。終わってみれば前年を10万人近くも上回る67万人の入園者数となりました。この来園者数は、リ・スタート時に「いつかこの入園者に戻ろう」と目標にしてきた50万人を大きく超え、ジェットコースターを導入した昭和58年の入園者をも超える、過去最高の入園記録となりました。 この冬、今では冬の名物となった「キングペンギンの園内散歩」が本格的に始まりました。 このころは、ぺんぎん館から正門に向けて歩き、花壇を一周して帰るルートだったのですが、来園者には大人気で、正面入口にはいつも大きな人だかりができていました。 このペンギンの散歩の初日は大雪で、4人の来園者が見守る中、なぜかヒナまでがつられて一緒にでて来てしまった散歩でした。結局、ヒナは途中で進めなくなり、飼育員に抱きかかえられて帰ったのですが、それ以来、このヒナは一度も散歩に出てきませんでした。
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