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旭山動物園について

旭山動物園ヒストリー・平成13年

平成13年(2001年)

この年は
アメリカ同時多発テロ事件。
附属池田小児童殺傷事件。
明石花火大会歩道橋事故。

平成13年のポスター

平成13年のポスターの写真

動物園のできごと

  • オランウータンの空中放飼場オープン。
  • 「ごはんの時間」開始。
  • ホッキョクグマ「ポール」「コタロウ」相次いで死亡。
  • トナカイ来園。
  • チンパンジー「ミラクル」、レッサーパンダ(メス)、ライオンの赤ちゃん4頭(全てオス)誕生。
  • 入園料改定。冬期間も有料(290円)となる。
  • 秋田市大森山動物園よりカピバラ来園。クジャク舎の一部を改造し、飼育。

旭川市・道内のできごと

  • 旭川市で化学物質過敏症研究住宅建設。
  • 旭川市観光循環バス「ファンファン」運行。

動物園パスポート

2001 動物園パスポート
2001 冬場 動物園パスポート

入園者

57万5884人

飼育動物数

161種 876点(3月31日現在)

この年の新施設

オランウータン空中放飼場及び総合サル舎改修(2001年8月12日オープン)
擬木 地上17メートル 綱の位置 地上16メートル 擬木間の距離 14メートル
空中放飼場部分 直径5メートル球体、延床面積78.5平方メートル(直径10メートル)

総工費 43,216,000円

オランウータン空中放飼場の様子
総合サル舎の様子

オランウータンの空中放飼場完成

この年、オランウータンの空中放飼場が完成。高さ16メートルの空中散歩は見る人の「驚き」でした。オランウータンは樹上生活者。木登りが得意で、空中散歩は当たり前かもしれませんが、高さ16メートルといえば5階建てのビルに相当する高さです。その間を自由に移動する姿は、やはり「凄かった」のです。
また、新たな取り組みとして、動物たちへの給餌を解説付きで行う「ごはんの時間」も始まりました。食べることに特殊化した野生動物の行動や能力に観客は心を奪われました。その後、来園者のアイデアで現在の「もぐもぐタイム」という題名となりました。
この年、チンパンジーの「ミラクル」誕生。その母親「ミコ」は出産しても子育てをしないメスで、何度も育児放棄が続いたのですが、この年、群れの中での出産を行うことにより、ミコに母性が目覚め、無事に子育てをなしとげることができたのです。

関連項目