旭山動物園ヒストリー・平成10年

最終更新日 2016年2月24日

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平成10年(1998年)

この年は
郵便番号7桁化。
長野オリンピック開催。
和歌山毒物カレー事件。

平成10年のポスター

平成10年のポスターの写真

動物園のできごと

  • もうじゅう館、せせらぎ水路、野外ステージオープン
  • 愛媛県とべ動物園よりクロヒョウ入園
  • 釧路市動物園よりタンチョウ入園
  • ボルネオオランウータン「リアン」入園
  • 特別展「鳴き虫展」「帰化動物展」開催
  • 旭山動物園ホームページ公開
  • 開園以来の老猿、タイワンザル「ピーター」死亡
  • キツツキの給餌台の公開

旭川市・道内のできごと

  • 三浦綾子記念文学館開館
  • 北彩都あさひかわ着工記念式典
  • 地域総合除雪体制本格実施
  • 東光図書館開館

動物園パスポート

1998 動物園パスポート

入園者

35万2287人

飼育動物数

165種 798点(3月31日現在)

繁殖賞受賞動物

スズメ(人工繁殖)
コノハズク(人工繁殖)
ヒドリガモ(自然繁殖)

この年の新施設

もうじゅう館の全景
もうじゅう館(1998年9月27日開館)
床面積 611平方メートル
放飼場 918平方メートル
観客通路 884平方メートル
総工費 593,901,000円
もうじゅう館の様子
野外ステージの様子
野外ステージ(1998年4月29日開設)
床面積 145.26平方メートル
総工費 50,000,000円
株式会社旭川振興公社からの寄付事業
せせらぎ水路の様子
せせらぎ水路(1998年4月29日開設)
水路延長 約132メートル

高低差 12.8メートル
総工費 95,476,500円

開園以来の大規模施設「もうじゅう館」完成

この年は何と言っても開園以来の大規模施設「もうじゅう館」の完成です。
トラ・ライオンなどの猛獣が間近に見られる施設で、ヒョウが頭上に網越しで見られる施設は世界初の試みでした。当園最初の生態的展示に、市民の皆さんから「草や木が生えている動物舎で見る動物たちは、本当に幸せそうだ」と喜んで頂きました。また、ヒグマのマーキングがよく観察され、ヒョウの頭上展示と合わせ、行動展示施設としても評判になってきました。
また、せせらぎ水路の完成により、夏場にパスポートとプールセットを持って動物園へやってきて、動物観察の後は水遊び、というご家族がたくさんおりました。1日を動物園で過ごされる人が増えて、旭山動物園ににぎわいが戻ってきたと実感させられました。