クリニカルパス(入院診療計画書)

最終更新日 2018年9月12日

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クリニカルパスについて

市立旭川病院 クリニカルパス推進委員会

みなさまは、クリニカルパス(またはクリティカルパス)をご存じですか。現在、多くの医療機関で患者様に入院診療計画書として、活用されています。
ここでは、「クリニカルパス」とはどういうものなのかをご説明し、当院の取り組みや実際のクリニカルパスをご紹介します。

クリニカルパスって何?

患者さんは入院すると、医師や看護師から治療やケアの計画について説明を受けます。現在は「入院診療計画書」「看護計画用紙」などを用いて説明を行っています。
クリニカルパスは、その計画書をより具体的に示したもので、治療や検査の標準的な医療処置や看護ケアなどが一枚の用紙にまとめられています。
入院から退院まで(もしくは検査期間)の予定が、ひと目でわかるスケジュール表、それが「クリニカルパス」です。
クリニカルパスは、横軸に月日、縦軸に処置・食事・安静度など、項目毎に日々のスケジュールが書かれているので、入院中のご自分の姿をイメージすることができます。

クリニカルパスの歴史

「クリニカルパス」が最初に用いられたのは、1950年代のアメリカで、医療界ではなく産業界においてでした。
工業領域における工程管理の方法として開発されましたが、その後、質の高く、かつ効率のよい医療を提供するため、1985年ごろよりアメリカにおいて医療界におけるクリニカルパスが開発されました。日本においてはさらに遅れること1995年ころからです。

当院のクリニカルパスの歴史

当院においては、平成13年から診療の一部に組み入れ使用しています。導入開始当初は10種類ほどしかなかったクリニカルパスも、現在では80種類まで増えています。
クリニカルパスは、適時見直しを行い、最良の医療を提供できるように進化しています。

(補足)
クリニカルパス使用の判断は医師が行います。同一の病気でも、病状により使用できない場合もあります。また、途中で中止することもあります。全ての方にクリニカルパスが適応されるわけではありません。ご了承ください。

クリニカルパス(入院診療計画書)の一部をご紹介します(2018年8月現在)

消化器内科:内視鏡的大腸ポリープ切除術を受けられる方へ
循環器内科:心臓カテーテル検査を受けられる方へ
心臓血管外科:下肢静脈瘤の手術を受けられる方へ
産婦人科:お産される方へ
     円錐切除術を受けられる方へ
泌尿器科:前立腺生検を受ける方へ
眼科:白内障手術を受けられる方へ
歯科口腔外科:抜歯・のう胞術を受けられる方へ
耳鼻いんこう科:甲状腺腫瘍針生検を受ける方へ