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ページID:080036
動物図書館のある動物資料展示館の前庭に、春、「だれかのはたけ」をつくりました。 (4月の閉園期間中に造成しました) 廃材で畑の枠を作り、 園内にある堆肥場から堆肥を運び、ダチョウの担当スタッフからは ダチョウの糞もいただきました。 堆肥を運んでいるときに土の中から出てきたカブトムシの幼虫の糞も、「はたけ」の土に入っています。 (カブトムシの幼虫は動物図書館で飼育中です) 5月15日、セリ科とマメ科、アブラナ科(2種類)のタネを植えました。 6月29日の「だれかのはたけ」はこんな感じ(朝、水をあげたのに昼には乾いていました)。
(アブラナ科とマメ科の「はたけ」 ) (セリ科の「はたけ」 ) アブラナ科とマメ科の「はたけ」 は、結構育っていて、だれかに食べられている葉があります。 セリ科の「はたけ」は、なぜか右の方の芽が出てきていませんが、まあまあ成長しているようです。 この日の朝、アブラナ科の葉の裏を見ると
(緑の幼虫が2匹います) 「だれか」がいました。それも2匹。ほかの葉にもいました。 何という虫の幼虫なのでしょう。とりあえず、現在は彼らの「はたけ」のようです。
あと、「はたけ」 のそばの昆虫ネットでは、ダチョウの放飼場にあるクリの葉にいた幼虫を飼育しています。 ちなみに、ヤナギにいた昆虫の幼虫は6月20日にサナギになりました。まもなく羽化します。
(どこにサナギがあるかわかりますか?)
ちなみにこのサナギは、幼虫時代にヤナギの葉を食べて育つ 「コムラサキ」というタテハチョウ科の昆虫のものです。
幼虫時代からサナギまで、ヤナギの葉に擬態しています。
投稿者:動物図書館 北川裕美子
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