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園内でも見過ごせないレベルで大増殖し続けるオオハンゴンソウを、 知って、抜いて、活用する体験をしていただきたく開催しました。 当日途中から飛び入り参加の子供たちも来てくれて、 ととりの村の裏のオオハンゴンソウが一掃されました! 職員だけでは手が回らないので、皆様のご協力とても助かりました。
設定時期を誤ってほとんど花の散ったオオハンゴンソウを抜いていただくことになって 大変申し訳なかったのですが、みんな抜いているうちにどんどん目が慣れてきて、 すっかり花の散ったオオハンゴンソウをしっかり見つけては抜いてくださり、 非常に頼もしく感じました。種を散らす前に抜くことができたので、来年への効果に期待大です!
オオハンゴンソウは特定外来生物に指定されており、生体での移動ができないため、 抜いた後は花弁の色を紙に移して、デコレーションしてオリジナルのカードを作りました。 それぞれの個性が光る素敵な作品が作られていましたよ。
(みなさんそれぞれのオオハンゴンソウカードを作っていました) 普段の自然観察会ではどちらかというと身近な在来生物にフューチャーすることが多いのですが、 今回はオオハンゴンソウという外来生物に焦点を当てた自然観察会でした。 中々うまい言葉で伝えることができなかったのですが、ひとつだけ絶対に忘れないでほしいことは、 「外来生物=悪ということではない」ということです。 人の都合で見知らぬ土地に連れてこられ、必死に生きているだけなのが外来生物です。 しかし、「悪ではなくとも害が生じる」のも外来生物です。 たとえば、オオハンゴンソウはその美しさ華やかさから、園芸種として日本に持ち込まれました。 寒さに強く、強靭で、繁殖力の強い彼らはあっという間に野生環境にも広がりましたが、 背が高く成長し、地面が見えなくなるほど密集して群生する彼らの影響力は非常に大きく、 背の低い在来種の植物たちはあっという間に住処を追われます。 そしてそれは、草地に営巣する鳥類や植物を食す虫たちにも大きく影響します。
外来生物の駆除は容易ではなく、地道で大変な作業を根気強く継続していくより方法は他ありません。 その作業は辛く、孤独で、特に動物の駆除となると心身に大きな負担を生じます。 心無い言葉で傷つけられることや、全部無駄に思えることも少なくありません。 だからこそ外来種駆除にはたくさんの人が協力し、支えあって行っていくことが重要だと考えます。 そしてたくさんの人に協力してもらうときに、楽しく学び知っていける動物園という場は きっとピッタリなはずです。 今回参加してくださった皆様は、きっと駆除の大変さと、花の美しさのどちらも、身をもって体感できたと思います。 来年はもっとたくさんの方が参加しやすい形にして、草木染などもできたらいいなと考えています。ぜひ参加をご検討ください。
ワシ・タカ、くもざる・かぴばら館担当:高橋ひな
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