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どうぶつえん日記

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令和8年9月「動物をじっくり観察できる「秋」」

動物をじっくり観察できる「秋」 

 ここ数年、異様な暑さだった北海道の夏。「今年もあの蒸し暑く、夜も気温が下がらない寝苦しい季節がやってくるのか…」と思いきや、日中はそれなりに暑かったですが、夜になれば涼しく朝は少し肌寒いくらいの、少し前の「北海道らしい夏」だったのではないでしょうか?快適ではありましたが、身構えていた分少し拍子抜けな感じでしたね。エアコンをつけない日も多く、環境問題に取り組む旭山動物園としてちょっぴりCO2を削減できたかな?なんて思っています。北方系の動物たちや名古屋から来た新入りマヌルネコの「ヒデ」にとっても、過ごしやすい夏だったと思います。
 さて、春から走り続けてきた旭山動物園。8/1・2に行われた「サマースクール」では子供たちと一緒に汗を流しながら飼育作業を行いました。いつもとは違う目線、違う角度から動物を見ることで、普段では感じ取れない彼らの魅力が伝わったことでしょう。出身地や学校が異なる子供たちが、イベント終了後には友達になっていることがあり、かけがえのない一生ものの思い出となればうれしい限りです。
 また、夏のメインイベント「夜の動物園」も無事終わり、園内は少しひと区切りといった時期となり、動物園でいうと今頃からペンギンの散歩が始まるまでは俗にいう閑散期となります。でも実はこの時期が一番動物をじっくり観察できる時でもあります。比較的空いていますし涼しいし、ゆっくりできますよ。そしてこの季節、冬仕様に変身する動物がいます。エゾユキウサギは茶色から徐々に白へ、エゾシカの角は立派に完成し、マヌルネコやエゾタヌキは、より丸くモフモフに変わっていきますよ。
 春に交尾を確認しているホッキョクグマの「ピリカ」は11月上旬ごろに出産準備に入る予定で、こちらも楽しみです。ともあれ、この季節ならではの動物たちの変化と四季の移り変わりを感じに、ペンギンの散歩が始まる前に人の散歩をしに来ませんか?ぜひご来園お待ちしております。
 
        4月のシカ8月のシカ
                    袋角がむけて白くなったら完成!        
 
令和8年9月10日
旭山動物園  中田