(総合内科)あつかう疾患・治療

最終更新日 2016年2月26日

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あつかう疾患・治療

症状

症状の有無に関わらず、全てのご相談内容に対応いたします。

ただし、明らかに専門診療科を受診した方が良いと判断できる症状の場合は、看護師による問診の段階で専門診療科をお勧めする場合があります。

とりわけ受診理由として多い症状を以下にお示しします。

・発熱

・頭痛

・せき・鼻水・のどの痛み

・たんがからむ

・息切れ

・動悸

・腹痛・胃痛

・吐き気・嘔吐

・下痢

・便秘

・からだの節々の痛み

・めまい

・しびれ

・むくみ

・首のしこり

・血圧が高い

・立ちくらみ(いわゆる“貧血”のような症状)

・健診異常(貧血、血糖値が高い、中性脂肪・コレステロールが高い、肝機能異常、尿検査の異常、便潜血陽性など)

・食欲不振

・体重減少

疾患

他の診療科が主にからだの各臓器や器官に特化した疾患を扱うのに対し、総合内科は特定の疾患ではなく、患者様の様々な「状況」に対応します。

急性疾患

年齢を問わず、急な発熱や体調不良を呈するもので、多くの場合は感染症です。

・かぜ、インフルエンザ、急性扁桃炎、伝染性単核症、肺炎、急性胃腸炎、腎盂腎炎、蜂窩織炎、など。

・感染症以外では熱中症、脱水症、急性腎障害、電解質異常、耳性めまいなど。

時に脳卒中・心筋梗塞・大動脈解離などの脳・血管疾患などの初期対応をする場合がありますが、基本的に専門診療科にご紹介いたします。

慢性疾患+α(アルファ)

以下のような慢性疾患で通院中の患者様に、予期しない他の症状が現れた場合にも、まずは総合内科にご相談いただけます。

・生活習慣病:高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、肥満、高尿酸血症・痛風、脂肪肝など

・片頭痛、緊張型頭痛

・気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、肺気腫

・心房細動、慢性心不全

・逆流性食道炎、消化性潰瘍(胃十二指腸潰瘍・ヘリコバクター・ピロリ感染性胃炎)、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、胆嚢ポリープ、膵管内乳頭粘液性腫瘍など

・甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、副腎皮質機能低下症、下垂体機能低下症など

・骨粗鬆症

・リウマチ性多発筋痛症、結晶性関節炎(痛風・偽痛風)、関節リウマチ

・安定した慢性腎臓病

・鉄欠乏性貧血

原因のわからない症状

・不明熱(一般診察や検査では原因のわからない発熱)

・様々な症状があり、他院を受診しても原因がわからない場合の対応

複数の疾患をあわせ持つ患者様

高度に専門的な治療を必要とする場合を除き、いくつかの診療科にまたがるような複数の疾患をあわせ持つ方でも、総合内科ではまとめて診療することが可能です(注:専門診療科での対応が望ましい場合はご紹介いたします)。

・高血圧+肺気腫、心房細動+関節リウマチ、気管支喘息+糖尿病、甲状腺機能亢進症+胃潰瘍+片頭痛など。

予防

予防接種:肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくかぜワクチン、水痘・帯状疱疹ワクチン、B型肝炎ワクチン、日本脳炎ワクチンなど

・がん検診の勧め

・生活習慣病に対する生活指導

高齢者

・頻度の高い疾患の対応(熱中症、脱水症、誤嚥性肺炎、尿路感染症、骨粗鬆症、体力の衰えや認知機能低下)

・ポリファーマシー(害のある多剤併用)に対する介入

・生活困難に対する介入(介護主治医意見書の記載や、医療相談室・退院支援と連携した高齢者施設への橋渡し、訪問看護の導入など)

・アドバンス・ケア・プランニング(人生の最終段階における医療についての意思決定支援)