除排雪の状況について(令和5年度の状況)
情報発信元 雪対策課
最終更新日 2024年4月1日
ページID 079933
冬期間における気象状況や除雪作業及び排雪作業の状況などについてお知らせします。
なお、市道の除排雪についての詳しいお問い合わせ先はコチラ(令和5年度の公開は終了しました。)
気象状況
令和5年度 シーズンの気象状況
気象概況
- 今冬はシーズン当初から比較的穏やかな天候が続き、12月10日に積雪が0cmとなりましたが、12月中旬から状況が一変し、過去20年間で最大となる1週間で102cmの記録的な大雪や、12月下旬には12月の積雪深の最高値を記録する大雪に加え、短期間でのまとまった降雪や細かく締まりづらい雪質が影響した全市的なザクザク路面の発生により、道路状況が急激に悪化するなど、これまでにない大変厳しい状況となりました。
- 年明け後は、比較的落ち着いた天候が続き、2月中旬からは2月の観測史上最高気温を記録するなど、4月並みに気温が上昇し急激に融雪が進んだところでありますが、3月上旬には2日間で31cmの大雪となるなど、今冬は、降雪,気温ともに極端な気象状況が多く発生したシーズンとなりました。
主な気象状況
- 3月1日から2日の2日間で計31cmの降雪がありました。
- 2月19日の最高気温は13.8度となりました。(2月としては観測開始以来最高を記録)
- 2月1日に1時間に15cmの降雪がありました。(1日に25cm)
- 1月は比較的穏やかな気象状況でした。
- 12月28日までの最深積雪79cmは過去10年間(12月)で1番目となりました。
- 12月28日現在の累計降雪量241cmは過去10年間で3番目となりました。
- 12月26日から27日の2日間で43cmの降雪がありました。
- 12月26日に最高気温が -0.9度まで上昇し、全市的にザクザク路面が発生し、緊急対応をしました。
- 12月12日から18日の一週間で102cmの降雪がありました。(過去20年間で最大)
- 12月18日に大雪警報が発表されました。(12月19日4時21分解除)
- 12月17日は低気圧の通過に伴い冬型の気圧配置が強まり暴風雪警報が発表されました。(20時48分解除)
- 12月13日から14日の朝までに41cmの降雪がありました。(12月としては観測開始以来最高を記録)
- 11月24日から25日にかけて上空に真冬並の寒気が入った影響で、30cm以上の降雪がありました。
- 11月24日根雪初日となりました。(平年と同じ、昨年より6日早い観測)
- 10月21日に市内で初雪が観測されました。(去年より14日早く、平年より2日遅い)
降雪旬報(令和6年3月31日現在)
累積降雪量 | 最深積雪 | 積雪積算値 | |||
---|---|---|---|---|---|
12月31日時点 | 3月31日現在 | 12月31日時点 | 3月31日現在 | ||
令和4年度 | 173cm | 385cm (79%) |
50cm | 0cm (0%) |
5,147cm (89%) |
令和5年度 | 253cm | 485cm (99%) |
79cm | 26cm (216%) |
6,427cm (111%) |
過去10年平均 | 220cm | 489cm | 45cm | 12cm | 5,767cm |
過去5年平均 | 189cm | 454cm | 43cm | 10cm | 5,287cm |
- 12月末までの累計降雪量は253cmで昨年の1.5倍。(過去10年で3番目)
12月 | 1月 | 2月 | 合計 | 12~1月 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
令和4年度 | 807cm | 1,576cm | 1,939cm | 4,340cm | 2,383cm | |
令和5年度 | 1,098cm | 1,834cm | 1,668cm | 4,757cm | 2,932cm |
- 12月の積雪積算値は令和4年の約1.4倍。
- 12月から1月末までの積雪積算値は過去5年で最大、過去10年で3番目。
※旭川地方気象台の観測値を使用しています。
※()内数値は、過去10年平均に対しての割合を表しています。
※積雪積算値:毎日の最深積雪の累積値で、雪が生活に及ぼす影響の指標
除雪状況
- 3月2日(3日朝迄)に市内全域で除雪作業を実施しました。
- 2月1日(2日朝迄)に市内全域で除雪作業を実施しました。
- 1月15日の市内小中学校の3学期始業式に先立ち、通学児童生徒の安全安心を確保するため、学校周辺の歩道除雪作業を実施しました。
- 12月27日(28日朝迄)に市内全域で除雪作業を実施しました。
- 12月26日に最高気温が -0.9度まで上昇し、全市的にザクザク路面が発生したため、昼夜通じてザクザク路面の早期把握と解消につとめました。(写真左:ザクザク路面、写真右:緊急対応後)
- 12月18日(8時26分)に大雪警報が発表され、吹きだまり解消などのため郊外を中心に除雪作業を実施しました。
- 12月17日(18日朝迄)に低気圧の通過に伴い冬型の気圧配置が強まり暴風雪警報が発表され市内全域で除雪作業を実施しました。
- 12月13日(14日朝迄)に市内全域で除雪作業を実施しました。
- 11月24日から25日にかけて30cm以上の降雪があり、11月25日(26日朝頃)に約360台の除雪車が出動し、市内全域で今季最初の除雪作業を実施しました。
除雪情報の詳細はコチラ(令和5年度の公開は終了しました。)
排雪状況
- 生活幹線道路の排雪作業2回目について、3月10日に完了しました。
- 幹線道路の排雪作業3回目について、3月9日に完了しました。
- 生活道路の排雪作業2回目について、3月8日に完了しました。(生活道路の2回目の排雪は、雪解けが急に進んだため、圧雪の厚い路線や道路が狭い路線など排雪が必要な路線の作業を行いました。)
- 幹線道路の排雪作業3回目について、2月5日から着手しました。
- 生活道路の排雪作業2回目について、2月5日から着手しました。
- 生活幹線道路の排雪作業2回目について、2月1日から着手しました。
- 幹線道路の排雪作業3回目について、2月上旬からの予定です。
- 生活幹線道路及び生活道路の排雪作業2回目について、引き続き取り組んでいきます。
- 幹線道路の排雪作業2回目が1月31日に完了しました。
- 生活幹線道路及び生活道路の排雪作業1回目を、除雪企業間での応援体制を整え、2月10日完了予定を前倒しし、1月31日に完了しました。
- 1月15日の市内小中学校の始業式、1月13日・14日の大学入学共通テストに先立ち、学校周辺の排雪作業を実施しました。
- 幹線道路の排雪作業2回目について、1月中旬からの予定を前倒しし、1月4日から着手しました。
- 年明けの排雪作業の開始日を前倒しし、1月3日から着手しました。
- 生活道路の排雪作業1回目について、1月3日に通学路周辺から着手しました。
- 生活幹線道路の排雪作業1回目を12月20日から着手し、年内12月30日まで実施、年明け1月3日に再開しました。
- 幹線道路の排雪作業1回目が12月30日に完了しました。
- 幹線道路の排雪作業1回目について、着手予定を前倒しし、12月18日夜から着手しました。
- 冬の幅員管理基準(PDFファイルが開きます)
幹線道路(令和6年3月9日完了)
- 市内全域の幹線道路の排雪作業には、約2~3週間を要します。
- 3回目2月5日~3月9日【完了】
- 2回目1月4日~1月31日【完了】
- 1回目12月18日~12月30日【完了】
- シーズン3回を予定しています。
生活幹線道路(令和6年3月10日完了)
- 市内全域の生活幹線道路の排雪作業には、約1か月間を要します。
- 2回目2月1日~3月10日【完了】
- 1回目12月20日~1月31日【完了(2月10日完了予定を前倒し)】
- シーズン2回を予定しています。
生活道路(令和6年3月8日完了)
- 市内全域の生活道路の排雪作業には、約1か月間を要します。
- 2回目2月5日~3月8日【完了】
- 1回目1月3日(通学路周辺から着手)~1月31日【完了(2月10日完了予定を前倒し)】
- シーズン2回を予定しています。
排雪情報(生活道路)の詳細はコチラ(令和5年度の公開は終了しました。)
その他
- 2月17日に、旭川市中央地区流雪溝管理運営協議会主催の流雪溝投雪ボランティアが行われました。国、道、市の関係職員も参加し、1条通から5条通の区間において高齢・身体的理由・空き地・空き家等により投雪が困難な世帯の投雪作業を実施しました。
- 第65回旭川冬まつりにて、除雪作業の担い手確保の一環として、はたらくきかいにふれあい体験(除雪車の展示・乗車体験)を実施しました。
- 市民協働による地域除雪活動として、道路への雪出しや路上駐車のルール厳守についての意識向上などのため、地域市民・除雪センター・市の3者による合同パトロールを市内9地区で実施しています。
- 1月19日に、4地区の除雪センターを今津市長が訪問し、除雪企業や地区除雪連絡協議会の皆様と今年度の除排雪状況の確認や意見交換を行い、今津市長から、除雪企業に12月以降の厳しい気象状況の中での除排雪作業に対する感謝や今後の作業について激励の言葉がありました。
- 旭川冬まつりの大雪像には、道路排雪の雪を活用しており、本年度は10tダンプ約6,400台分の雪を会場内に搬入しました。
- 幹線道路の除排雪作業等で使用する除雪グレーダが本日(令和5年12月26日)納車になりました。防衛省の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用し、購入したものです。今後の除排雪作業で活躍します。
- 雪対策基本条例の制定を機に、雪出し行為などの様々な課題に関連機関が連携し円滑な冬の交通網を確保するため、12月1日に雪対策基本条例キックオフミーティングを開催し、今津市長が国、道、市、警察の連携で、誰もが安心して暮らせる冬期の生活環境の確保に取り組むことを宣言しました。
- 12月1日より、市民開放の雪堆積場を一部開設しました。開設状況は降雪や気温等の天候や、利用状況によって変動しますので、リンク先をご確認ください。
詳細はコチラ(令和5年度の公開は終了しました。)
- 道路除雪の相談会を11月27日から12月1日にかけて、市内9地区にて開催しました。
- 11月8日に視界不良時の除雪作業をサポートする「映像鮮明化装置」を旭川空港のアクセス道路を担当する除雪車両に設置しました。吹雪でも鮮明化された映像をモニターで確認することにより、これまでより安全で迅速な作業につながるものと期待しています。
動画はコチラ(facebook、Instagram)(新しいウインドウが開きます)
- 11月10日に4地区(中央地区、神楽・緑が丘・西神楽地区、北星・江丹別地区、永山・新旭川地区) の除雪センター(主センター)を、12月1日に残りの5地区の除雪センター(支所センター)を開設しました。
除雪センターの連絡先はコチラ(令和5年度の公開は終了しました。)
- 11月1日から11月14日にかけて、市内9地区にて市内の町内会長等、除雪企業、行政の三者で構成する除雪連絡協議会の総会を開催しました。
当日資料(除排雪の基準や水準、令和5年度の取組みなどを記載しています。)
年度毎の状況
- 令和6年度の除排雪の状況について
- 令和5年度の除排雪の状況について(本頁)
- 令和4年度の除排雪の状況について