麻酔科

最終更新日 2024年4月1日

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診療科

麻酔科とはイメージしにくい科かもしれませんが、当科は、主に手術室での手術や検査、治療時の麻酔管理(臨床麻酔)、集中治療、ペインクリニックなどを担当しております。それに関連して、院内救急などへも協力して対応しております。

臨床麻酔

当院の手術件数は新型コロナの診療・病棟に人員を割いた影響で前年よりも減少しましたが、2022年度には2,077例の手術が行われ、そのうち1,882例を麻酔科管理で施行しました。手術前には術前外来で患者さんを診察し、麻酔計画をたてて患者さんやご家族に麻酔の説明を行い、麻酔の同意を得ています。必要に応じて検査の追加を依頼することや、再度手術時期や方法について主治医科と話し合うこともあります。緊急手術の場合でも出来る限りの状況把握に努めています。そうすることで、患者さんの安全を第一に考え、出来るだけ安楽に手術を受けていただけるよう、細心の注意を払って、周術期の全身管理を行っています。

集中治療

当院の集中治療室は、術後ICU(集中治療室)としての機能が主体ですが、院内外発症で集中学的治療を必要とする患者さんも受け入れております。2022年は355症例の入室がありました。人工呼吸器、血液浄化装置など充実した医療機器を備え、様々な重症患者さんの管理を行っております。集中治療においても、患者さんの安全を第一に考え、苦痛を軽減することにも配慮しています。また、人工呼吸に関しては、以前よりも対処方法が増え、より苦痛の少ない方法も選択出来るようになってきました。

ペインクリニック

各種の急性・慢性疼痛に対し、薬物療法、神経ブロック療法、レーザー療法などを行っています。難治性の慢性疼痛に対しては、高周波熱凝固法、硬膜外脊髄神経刺激療法など、最新の治療法も提案・施行しています。

また、緩和チームとして、癌性疼痛などに対する神経ブロックなども行っております。

疼痛疾患以外では、眼瞼・顔面痙攣、顔面神経麻痺、難治性吃逆などの治療も行っています。

外来診療体制はこちら

スタッフ紹介
役職 医師名 所属学会等
統括診療部長 南波 仁

麻酔科標榜医(厚生労働省認定)

麻酔科専門医・指導医

日本救急医学会専門医

日本集中治療学会

日本ペインクリニック学会

診療部長

岡崎 加代子

okazaki

麻酔科標榜医(厚生労働省認定)

麻酔科専門医・指導医

日本救急医学会

日本集中治療学会

医長

丹保 彩

医員   津野 考輝
出張医

一宮 尚裕

麻酔科標榜医(厚生労働省認定)
麻酔科専門医・指導医
日本ペインクリニック学会専門医
日本集中治療医学会
日本救急医学会救急科専門医
日本東洋医学会

日本緩和医療学会

日本慢性疼痛学会