耳鼻咽喉科

最終更新日 2024年4月1日

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診療科の特徴

「みみ・はな・のど」の病気の治療をおこなっています。

下記のような症状がありましたら、ぜひご相談ください。

  • 耳・・・かゆみ・痛み・耳閉感・難聴・補聴器の相談
  • 鼻・・・鼻づまり・鼻血・鼻水・においを感じない
  • のど・・・痛み・口のかわき・味覚異常・せき・声がれ・違和感
  • 首・・・しこり・痛み
  • その他・・・めまい・顔面神経麻痺

など

見方を変えると、『肩より上で、眼・脳・皮膚・歯・背骨以外』にもなります。どこの科を受診すべきか悩む症状でも、まずはご相談ください。必要に応じて各科へ紹介または受診提案をさせていただきます。

漢方薬について

漢方薬または東洋医学は、西洋医学では病気扱いされない状態いわゆる『未病』や、有効な治療方法が確立されていない症状、体質改善などに効果を発することがあります。一部の漢方薬は西洋医学治療の選択肢の一つに位置付けられる一方、漢方薬でも解決しない症状病態も多数あります。当科では西洋医学を基本としておりますが、漢方薬が最も効果的だった患者さんは決して珍しくありません。
漢方薬処方希望の方は、佐藤(公輝)の外来日に耳鼻咽喉科受付にてその旨申し出てください。

甲状腺腫瘍について

直径数ミリメートルの小さい結節からときには10センチメートルを超える巨大な結節まで多種多様な病態の診療治療を行っております。
癌も含め甲状腺腫瘍はほぼ自覚症状が無く、大部分は他科の検査で偶然に見つかります。気になる方は一度検査を受けられることをお勧めします。
甲状腺腫瘍は1センチメートルを目安に針を刺して一部細胞を抜き取る穿刺細胞診で癌の有無を調べます。癌と診断された方または強く疑われる方、手術しない限り良悪性の鑑別ができない方、良性でも大きな腫瘍またはこれ以上大きくなると手術が困難になる人には手術を提案しています。

頭頸部癌の治療

放射線治療設備を持つ癌拠点病院の耳鼻咽喉科として頭頸部癌も数多く扱っています。頭頸部癌の治療は、放射線照射と抗癌剤の併用する化学療法併用放射線療法または手術を中心に行われています。再発例・上記治療が困難な患者さんには、抗癌剤による化学療法が行われ、近年その抗癌剤の種類も増えています。特殊な治療を要する場合は必要に応じて道内ときには道外の高次医療施設へ治療依頼することもあります。
また当院には癌疼痛など癌に係わる症状をサポートする緩和医療専門チームや、栄養管理や退院支援といった専門チームとともに包括的に日々の診療に当たっています。
 

外来診療体制はこちら

スタッフ紹介
役職 医師名 所属学会等
診療部長 前田 昌紀 日本耳鼻咽喉科学会専門医
耳鼻咽喉専門研修指導医
緩和ケア研修会修了者
医長

佐藤 禄

日本耳鼻咽喉科学会専門医
出張医 佐藤 公輝 日本耳鼻咽喉科学会専門医

日本耳鼻咽喉科学会指導医

補聴器相談医

日本耳科学会

日本頭頚部癌学会

日本頭頚部外科学会

日本東洋医学会