耳鼻咽喉科

最終更新日 2019年6月18日

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診療科の特徴

当科は、口腔疾患、副鼻腔炎、中耳炎、扁桃炎、顔面神経麻痺、めまい、難聴など一般的な疾患から、舌癌や咽頭癌下咽頭癌など頭頸部の種々の部位の癌の治療まで、幅広い疾患や症状に対応可能です。

当院では、放射線照射が可能ですので、他院からの癌の紹介も多くあります。

甲状腺腫瘍の診断や治療については、市内の多くの医院からご紹介をいただき、多数の例を扱わせていただいております。

また、漢方薬の処方も可能ですので、ご相談ください。西洋薬でなかなか治らなかった多くの症状が漢方薬で消失することもよくあります。

外来・手術ともに多い甲状腺腫瘍について

  • 乳幼児難聴の精密検査
  • めまいの精密検査
  • 頭頚部の癌の治療
  • 漢方薬の処方
手術件数(毎年1月から12月)
手術部位 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
皮膚、皮下 21 14 23 17 12 22 10
鼻、副鼻腔 21 19 25 40 31 42 9
外耳、中耳、内耳 18 20 15 31 10 11 21
咽頭、扁桃 18 21 18 35 16 19 30
喉頭・気管 32 32 38 27 40 26 24

顔面、口腔、頸部、食道

43 49 44 56 53 45 32
合計 153 155 163 206 162 165 126

(補足) 主として手術室施行件数

【外来・手術ともに多い甲状腺腫瘍について】

当科では、外来・手術ともに、甲状腺腫瘍の症例が多くなっています。

数mmの小さめの腺腫からときには、10cmを超える巨大な甲状腺腫まで、多くの方々が来られ、近隣の医療施設からも毎週ご紹介をいただきます。

甲状腺腫瘍では、癌かどうかの診断が最も重要と考えており、1cmの大きさを目安にして、針を刺して細胞を抜き取る検査で癌の有無を調べています。

癌と判定されたり強く疑われる方には手術をおすすめしていますが、良性と判断された場合も大きなものについては手術をおすすめします。甲状腺関係の手術は年間30~40例あり、道北一円では症例数がかなり多い施設と思われます。

甲状腺の腫瘍は、たとえ癌であっても、ほとんどの場合自覚症状が無く、他科の検査で偶然に見つかることが非常に多いので、気になる方は一度検査を受けられることをおすすめします。

甲状腺腫瘍の有無は超音波エコー検査で比較的安価かつ簡便にわかります。

【頭頚部の癌の治療】

放射線治療設備を持つ癌拠点病院の耳鼻咽喉科として、頭頚部癌も数多く扱っています。

放射線治療を目的に市内の病院からも治療を依頼されるので、入院病棟には放射線治療中の方が常にいらっしゃいます。

近年は放射線治療と抗がん剤の併用(化学放射線療法)が主流となっていますが、放射線や抗がん剤の効果が悪いタイプの癌や、再発例など、癌関連手術も少なくありません。

近年は、甲状腺癌に加えて、喉頭癌の手術が多いです。

咽頭癌は化学放射線療法の対象となることが多く、舌癌や上顎癌などは、やや特殊な化学放射線療法の目的で北大(北海道大学耳鼻咽喉科頭頚部外科)へ紹介する場合もあります。

癌疼痛をはじめ癌に係わる多くのサポートをしてくれる緩和医療専門チームをはじめ、栄養管理や退院支援といった専門チームとともに日々の診療に当たっています。

【漢方薬の処方】

最近、漢方薬が見直されています。

TVなどでも、頻繁に取り上げられる話題となりました。

注目をあびるようになった理由を簡単に言えば、西洋医学では病気扱いされなかったり、有効な治療方法がわかっていない症状、体質改善などに、漢方薬が良く効く例があるからです。

もちろん、全ての症状が漢方薬で解決するわけではありませんし、西洋医学が基本であることに変わりはありませんが、漢方薬で非常に喜んでいただける方が居ることも事実です。

当科では耳鼻咽喉科診療に漢方薬を幅広く取り入れています。

漢方処方希望の方は、佐藤の外来日に耳鼻咽喉科受付にてその旨申し出てください。


外来診療体制はこちら

スタッフ紹介
役職 医師名 所属学会等
診療部長
佐藤公輝医師の写真
佐藤公輝
日本耳鼻咽喉科学会専門医

日本耳鼻咽喉科学会指導医

補聴器相談医

日本耳科学会

日本頭頚部癌学会

日本頭頚部外科学会

日本東洋医学会
診療部長
相澤寛志医師の写真
相澤寛志
日本耳鼻咽喉科学会専門医
補聴器相談医
医員

杉浦文康

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