旭川市の概要
沿革
古くからのアイヌの人々の営みと開拓の歴史によって、今日の旭川の基礎が築かれました。
以来、交通の要衝・物流の集積地として発展し、現在は、北北海道の拠点都市として、医療福祉施設、教育施設、文化施設、公的機関などの都市機能が充実しています。
また、産業では、我が国の食糧供給に重要な役割を担う稲作などの農業や、食料品、紙パルプなどの製造業、旭川家具をはじめとした木工、機械金属などのものづくり産業が集積しているほか、北北海道の交通・物流の拠点として、卸・小売業、サービス業などが発展しています。
近年は、航空路線の充実により、外国人観光客が増加しており、全国的に知られる旭山動物園や雪質が良いスキー場などに、国内外から年間500万人を超える観光客が訪れています。
市制施行100年
位置・面積
北海道の中央・上川地方のほぼ中央に位置し、雄大な大雪山連峰に抱かれ、石狩川と多くの支流が合流し、肥沃な盆地が広がっています。
- 市域面積 747.66平方キロメートル(全国市区町村83位)
人口
329,306人(全国市区町村65位、北海道内2位)
(令和2年国勢調査)
気候・風土
- 年間の寒暖差、昼夜の寒暖差がともに大きく、四季が明瞭で冷涼な気候が特徴です。
最低気温の記録 氷点下41.0度(1902年 日本最低気温)
最高気温の記録 37.9度(2021年) - 地震などの自然災害が少ない。
特徴
旭山動物園
行動展示で注目を集める日本最北の動物園。昭和42年(1967年)に開園。平成30年度(2018年度)の入園者数は137万3826人。北海道を代表する観光スポットとして国内外から多くの観光客が訪れています。
平和通買物公園
昭和47年(1972年)日本初の恒久的な歩行者専用道路として誕生し、多くの専門店や飲食店が立ち並ぶ旭川のメインストリート。旭川夏まつりの市民舞踊パレード、9月に開催される「北の恵み 食べマルシェ」、旭川冬まつりの氷彫刻世界大会など様々なイベントも行われ、多くの市民や観光客でにぎわいます。
旭川家具
日本5大家具産地の一つで120年余りの歴史があります。近年、優れた機能性やデザインが高い評価を受け、国内はもとより世界に知られるブランドに成長しています。
米
北海道内第2位の作付面積と北海道内第1位の生産量を誇る米どころ。その味と品質は、全国でもトップレベルの評価を得ています。
作付面積 6,250ヘクタール(平成30年産)
収量 33,400トン(平成30年産)
地酒
かつて「北海の灘」と呼ばれた酒どころ。男山、高砂酒造、合同酒精(大雪乃蔵)の3つの蔵元と、地ビールメーカー(大雪地ビール)が個性ある酒づくりを行っています。