北の拠点にきらめく歴史・文化・芸術
旭川では、豊かな自然とともに暮らしてきた先住民族アイヌの人々と、開拓のために移り住んだ人々をはじめとする多くの先人がたゆまぬ努力を積み重ね、北海道の拠点都市として今日に至る歴史と北国独自の文化を育んできました。旭川市内の歴史・文化施設では、こうした歴史を知り、また、旭川ゆかりの作家により生み出された小説や彫刻など、文化・芸術の世界に触れることができます。
先人の文化と開拓の歴史を知る
旭川市博物館
アイヌ文化や北海道開拓に関わる資料を分かりやすく展示・紹介しています。貴重な各種資料を通じ、旭川の歴史や自然などを総合的に学べる博物館です。
北鎮記念館
屯田兵や旧陸軍第七師団の歴史、陸上自衛隊第2師団の活動等の資料展示を通じ、北海道の開拓と防衛の歴史を伝えます。
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川村カ子トアイヌ記念館
1916年(大正5年)に開館した道内屈指の歴史を持つ私設博物館。
アイヌ文化の伝承を目的に、生活用具のほか、歴史を伝える様々な資料を展示しています。
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旭川ゆかりの文学に触れる
井上靖記念館
日本を代表する作家 井上靖生誕の地である旭川。東京の邸宅から移設した書斎・応接間のほか、氏が旭川への思いを綴ったノートなど83年の生涯を紹介する貴重な資料を展示しています。
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三浦綾子記念文学館
「氷点」など多くの名作を著し、人はいかに生きるかを問うた作家 三浦綾子を記念した文学館。2018年(平成30年)には分館を開設。分館には三浦夫妻の口述筆記の書斎を移設・復元しているほか、「氷点」「続氷点」の企画展示室などがあります。
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彫刻のまち 旭川
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
旭川ゆかりの彫刻家 中原悌二郎の作品12点を中心に近現代の彫刻作品を所蔵・展示。この建物は、陸軍将校たちの社交場として、1902年(明治35年)に建設された「旧旭川偕行社」で、数少ない明治中期の木造洋風建築物として国の重要文化財に指定されています。
中川悌二郎記念旭川市彫刻美術館(新しいウインドウが開きます)
彫刻美術館ステーションギャラリー
彫刻をより気軽に鑑賞できる彫刻専門のギャラリーです。旭川と北海道ゆかりの彫刻家の作品を展示しています。
野外彫刻
公園や橋などで、約100基の野外彫刻を見ることができます。