空き家の適切な維持管理について

情報発信元 建築指導課

最終更新日 2025年9月18日

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空き家の適切な維持管理を行いましょう

適切な維持管理が行われていない空き家は、周囲にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

空き家は、積極的に点検を行いましょう。放置すると家は荒れ、修繕のためにより費用がかかります。

また、建物の倒壊、部材の飛散、屋根からの落雪等によって、周囲の家屋や通行人等に被害を及ぼした場合、損害賠償などの管理責任を問われることもあります。

空き家の適切な維持管理を行っていただきますようお願いいたします。

→空き家の管理等については、「空き家」ガイドブックのページを参考にしてください。

放置空き家にしないために

親が元気なうちに話し合って方針を決めましょう

空き家の多くは、所有者がお亡くなりになったことによることが原因となっています。相続などで住まいを引き継いだ方の中には、突然に空き家の所有者となってしまい、どうしていいかわからないまま空き家を放置してしまう方も見受けられます。

住まいを引き継いだ方が迷わないよう、「誰が住むのか」「売るのか貸すのか」「解体するのか」など、どうして欲しいのか、元気なうちに家族と話し合っておくことが大切です。

空き家を相続したら

当面そのままにする ~ 管理 ~
空き家のご近所に挨拶をする

空き家になることを告げ、万一のためにできれば自分の連絡先も伝えておきましょう。定期的に声がけすることで、不法侵入者や不法投棄など回避にもつながります。

火災保険に入る

空き家は人が住んでいる家よりも火災などに対するリスクが高くなります。

不審者の侵入を予防する

死角が増えると不審者が出入りしやすくなり、防犯上も心配です。生け垣などは定期的に手入れをして、家全体の見通しをよくしておきましょう。

相続登記を行う

住まいを相続されたら、相続登記することが法律で義務化されています。相続登記がされず、前の所有者の名義のままになっていると、権利関係の整理等が複雑になり、売却・処分ができず放置されていることがありますので、忘れずに相続登記を行いましょう。

(登記に関する詳細な内容については、法務省のホームページをご確認ください。)

  • 相続・登記に関する相談について(無料相談)

→詳しくは、空き家等に関する相談窓口のページをご確認ください。

有効に活用する

今後使用する予定がない場合や空き家の維持管理ができない場合、そのまま放置するのではなく「売る 」「貸す」などの方向で検討しましょう。

賃貸や売却について、不動産業者に相談することのほか、ご自身でも空き家バンク等に登録することができます。

→詳しくは、 北海道空き家情報バンクのページをご確認ください。

相続した空き家などの売却した場合に税金の控除があります

相続した空き家を売却した場合の税金の控除など、利用期限のある制度もありますので、早めに空き家の活用などの方針を検討しましょう。

空き家を解体する

使用する予定のない空き家は解体すると維持管理にかかる手間と費用がなくなり、土地の売却がしやすくなります。また、一時的に解体経費が必要になるため売却後の売却益により解体する手法もありますので、不動産業者に問合せしてみましょう。

不動産業者や解体業者は、フリーペーパー(ライナーなど)等に掲載されている不動産等広告が参考になります。問合せは、一社ではなく数社に見積などを依頼し業者選定の参考にしましょう。

空き家の管理・活用など

詳しくは、「空き家」ガイドブックのページを参考にしてください。


火災が起きないよう注意しましょう

過去には市内の空き家(廃業の旅館 )で火災が発生しています。

  • 普段からの空き家管理をしっかり行い、定期的に巡回なども行いましょう。
  • みだりに人が出入りできないようにドアや窓の施錠をしましょう。
  • 開いているドアや窓はきちんと塞ぎましょう。
  • 新聞紙や雑誌、灯油タンクなど燃えやすいものは片付けましょう。
  • 目のつく場所に管理業者の名前などを表示し管理されていることをアピールしましょう。
  • 付近住民の方と連絡を取り合えるようにしておきましょう。

空き家火災

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