医療の質とその指標

最終更新日 2026年2月2日

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市立旭川病院 医療の質指標(クオリティ・インディケーター)

1 地域医療連携(一般病床)

(1) 紹介割合

他の医療機関から紹介されて受診した患者の割合です。
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(分子)紹介患者数+救急搬送患者数
(分母)初診患者数
※2022年度より紹介率から紹介割合へ変更となったため、分子、分母の定義も変更。
 

(2) 逆紹介割合(一般病床)

当院から他の医療機関に紹介した患者の割合です。
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(分子)逆紹介患者数
(分母)初診+再審患者数
 

(3) 在宅復帰率

退院先が自宅及び居住系介護施設等の割合です。
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(分子)退院先が自宅及び居住系介護施設等の患者数
(分母)退院患者数
 

(4) 退院支援件数

MSWや看護師が退院支援を行った件数です。
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※2024年度から退院支援体制を強化
 

2 安全管理

(1) 肺血栓塞栓症の予防対策実施率

手術後や外傷・出産後に発症する肺血栓塞栓症は、発症すると重症化することが多く、発症の予防が重要です。

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(分子)分母のうち肺血栓塞栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法 のいずれか、または2つ以上)が実施された退院患者数

(分母)肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を実施した退院患者数

(2) MRSA感染率

MRSAは黄色ブドウ球菌に耐性遺伝子が入り、多剤耐性化したもので、病院感染の原因菌として問題となる菌です。
MRSA感染率は院内での発生の割合を表したものです。
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(分子)新規MRSA感染患者数
(分母)延べ入院患者日数
※単位 ‰(パーミル:1000分の1を1とする単位)
 

(3) 手術部位感染率(消化器外科)

手術部位感染率は直接手術操作が及んだ部位に起こる感染症の割合です。
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(分子)分母のうちSSI発生件数(消化器外科)
(分母)手術件数(消化器外科)
 

(4) 転倒・転落発生率(一般病床)

入院中に発生した転倒転落発生率です。

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(分子)医療安全管理課にインシデント・アクシデントレポートが提出された転倒・転落件数

(分母)入院延べ患者数

※単位 ‰(パーミル:1000分の1を1とする単位)

※参考値・出典:日本病院会QIプロジェクト2024年度

(5) 褥瘡発生率(一般病床)

褥瘡は患者のQOLの低下をきたすため、褥瘡発生率は看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。
 
a.新規圧迫創傷(褥瘡)率
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(分子)調査期間中にd2(真皮までの損傷)以上の院内新規圧迫創傷発生患者数
(分母)調査期間初日(0時時点)の入院患者数+調査期間に新たに入院した患者数
※参考値・出典:日本病院会QIプロジェクト2024年度
 
b.新規医療関連機器圧迫創傷発生率

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(分子)調査月の新規医療関連機器圧迫創傷発生患者数

(分母)調査期間初日(0時時点)の入院患者数+調査期間に新たに入院した患者数

※参考値・出典:日本病院会QIプロジェクト2024年度

c.持ち込み圧迫創傷(褥瘡)率
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(分子)入院後24時間以内に圧迫創傷発生の記録がある患者数
(分母)調査期間に新たに入院した患者数
※参考値・出典:日本病院会QIプロジェクト2024年度
 

3 診療の質

(1)-a 糖尿病患者の血糖コントロール HbA1c(NGSP)<7.0%

HbA1c は、過去2~3 か月間の血糖値のコントロール状態を示す指標です。合併症を予防するためには、HbA1c を 7.0%未満に維持することが推奨されています。

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(1)-b 65歳以上の糖尿病患者の血糖コントロール HbA1c(NGSP)<8.0%

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(分子)(1)-a HbA1c(NGSP)の最終値が7.0%未満の外来患者数

            (1)-b HbA1c(NGSP)の最終値が8.0%未満の65歳以上の外来患者数

(分母)(1)-a 糖尿病の薬物治療を施行されている外来患者数

            (1)-b 糖尿病の薬物治療を施行されている65歳以上の外来患者数

※(1)-bは2019年度に新設

※参考値・出典:日本病院会QIプロジェクト2024年度

(2) 化学療法のレジメン実施件数

レジメンはがん治療で投与する薬剤の種類や量、期間、手順などを時系列で示した計画書です。
2022年度 2023年度 2024年度
治療患者数 実施件数 治療患者数 実施件数 治療患者数 実施件数
急性骨髄性白血病 41 55 58 85 56(3) 109(5)
急性リンパ性白血病 30 59 10 71 11(0) 28(0)
慢性リンパ性白血病 0 0 1 4 1(0) 2(0)
骨髄異形成症候群 21 102 18 97 20(7) 83(46)
悪性リンパ腫 80 281 91 311 84(35) 271(116)
多発性骨髄腫 51 155 36 177 39(35) 271(238)
胃がん 37 123 29 129 35(24) 165(130)
食道がん 14 46 16 27 17(5) 57(30)
大腸がん 62 325 81 350 99(86) 411(351)
肝臓がん 5 20 4 19 3(3) 24(24)
膵臓がん 2 5 1 15 1(1) 6(6)
小細胞肺がん 3 11 2 9 7(4) 23(9)
非小細胞肺がん 22 55 11 40 12(6) 36(27)
乳がん 43 218 49 229 32(31) 216(207)
頭頸部がん 7 25 10 24 14(10) 58(28)
卵巣がん 15 79 11 38 9(9) 37(34)
子宮頸がん 7 23 1 4 1(1) 4(4)
子宮体がん 13 55 8 53 11(8) 41(28)
尿路上皮がん 58 210 46 155 42(20) 172(130)
前立腺がん 9 49 6 33 8(8) 44(40)
腎臓がん 6 69 8 75 9(8) 52(48)

※( )内は外来の件数(2024年度より掲示)

(3) 特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

手術執刀開始の1 時間以内に適切な抗菌薬を静注することで手術部位感染を予防し、入院期間の延長や医療費の 増大を抑えることができると考えられています。

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(分子)手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数

(分母)特定術式の手術件数(冠動脈バイパス手術、その他の心臓手術、股関節人工骨頭置換術、膝関節置換術、 血管手術、大腸手術、子宮全摘除術)

※参考値・出典:日本病院会QIプロジェクト2024年度

(4) 特定術式における術後24時間(心臓手術は48時間)以内の予防的抗菌薬投与停止率

抗菌薬投与は手術部位感染予防のために重要ですが、長期間の投与は耐性菌の発生や医療費の増加となります。

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(分子)術後24 時間以内(冠動脈バイパス手術またはその他の心臓手術の場合48 時間以内)に予防的抗菌薬投与が停止された手術件数
(分母)特定術式の手術件数(冠動脈バイパス手術、その他の心臓手術、股関節人工骨頭置換術、膝関節置換術、 血管手術、大腸手術、子宮全摘除術)

4 医療機能

(1) がん相談件数

当院ではがん相談支援センターを開設し、専従の看護師や医療ソーシャルワーカー等の職員が病院スタッフと連携を取りながら、がんに関する疑問や不安など様々な相談に応じています。
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(2) 院内がん登録件数

がん対策基本法に基づく「がん対策推進基本計画」により、がん診療連携拠点病院である当院は がん診療の質の向上とがん患者の支援のため、院内がん登録を行っています。
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※暦年で算出

5 職員

(1) 職員の健診受診率

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(分子)受診職員数
(分母)健診受診対象者数

(2) 職員のインフルエンザワクチン接種率

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(分子)インフルエンザワクチン予防接種数
(分母)職員数

(3) 職員喫煙率

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(分子)喫煙職員数(健診の問診票に喫煙の記載があった件数)
(分母)検診受診対象者数