DSA室

最終更新日 2016年2月24日

ページID 002085

印刷

DSA検査

血管造影室(DSA室)では主に大血管・末梢血管の造影検査、治療や、腹部血管造影検査、治療を行っています。
大血管・末梢血管造影検査ではカテーテルと呼ばれる細いストローのような管を、足の付け根や、腕の血管から挿入し体内の血管を沿わすように操作して、目的の大動脈や末梢動脈までたどりつかせて、そこで造影剤を直接目的部位に注入して大動脈や末梢血管の状態(動脈瘤、狭窄・閉塞)を診断し、今後の治療方針(手術方法)を決定します。狭窄(狭くなっている)・閉塞(詰まっている)していた血管に対して先端に風船のついた特殊なカテーテルを用いて、血管の中からその部分を広げる治療を行ったり、それだけでは不十分な場合にはステントと呼ばれる金属の筒をその場所で広げて血流を確保する治療も行っています。
動脈瘤(血管が大きく膨らんでいる状態)に対してもステントを用いた治療を行うこともあります。
当院ではこのほかにもPTCD、PTGBD(胆嚢などに溜まった膿瘍を皮膚の上から針を刺し、管を入れて膿瘍を取り除く治療)や、エコーを使った生検を行ったりもしています。

血管の写真
細い血管の写真