心臓血管撮影室

最終更新日 2016年2月24日

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心臓カテーテル検査

心臓カテーテル検査室(心カテ室)では主に狭心症・心筋梗塞等の虚血性心疾患の診断、治療を行っています。
診断の結果心臓の血管に狭くなっているところや、血管が閉塞している(つまっている)ところが見つかった場合、特殊なカテーテルを使用して治療を行います。
血管の中にたまっている血栓(血の塊)を薬で溶かしたり、カテーテルで血栓を吸い取る治療を行ったり、先端に風船のついたカテーテルを用いて、血管の中から狭くなったり、つまっている部分を広げる治療を行ったり、それだけでは不十分な場合にはステントと呼ばれる金属の筒をその場所で広げて、血流を確保する治療も行っています。
さらに当院では石灰化などで風船でふくらませることができなくなった血管に対してローターブレーターと呼ばれる機械を使用して石灰化を削り取る治療も行っています。この治療を行えるの施設としては、市内はもとより道北地方でも当院のみとなっています。
そのほか、この部屋では心臓のペースメーカの埋め込み術や、心臓のバイパス手術を行った後の確認のカテーテル検査、小児科の心臓手術の前の戦略を決まる検査など様々なことに使用されています。

治療前の心臓の写真
治療前
治療後の心臓の写真
治療後