(外科・消化器外科・呼吸器外科・乳腺外科)当科で扱う主な疾患(乳腺疾患)

最終更新日 2022年5月2日

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乳腺疾患

 外科で扱われる主な乳腺疾患

・良性乳腺腫瘍乳腺腫瘍

・乳癌 など

 乳腺のしこりが気になったら

・健診で異常が指摘された

・乳房のしこりが気になって心配

 乳腺外来を受診される方は、“ひょっとして乳癌ではないか・・・”と不安を持たれている方がほとんどだと思います。

 健診で異常が指摘されたり、乳房のしこりを自覚した場合でも、実際に乳癌であるかどうかはまだわからない状況です。仮に乳癌であれば、出来るだけ早期に診断して適切な治療を受ける必要があります。そもそも、実際には乳癌でない可能性もあります。

 “怖いから受診はもう少し先に・・・・”と考えるのも自然な感情ですが、無駄な不安を抱えて過ごすことも、必要な治療が遅れてしまうことも望ましいことではありません。

 不安を感じたら、まず、専門外来を受診して下さい。

乳癌の診断と治療

 乳房にしこりを認めた場合、触診・マンモグラフィー・エコー・MRIといった画像診断を必要に応じ行います。

 確定診断を行うためには、針生検などの組織を採取する検査が原則的に必要となります。

 仮に乳癌と診断された場合その治療法には大きく分けて以下の治療法があります.

・手術療法(乳房温存・乳房切除・腋窩リンパ節郭清)

・化学療法(抗癌剤・化学療法)

・ホルモン療法

・放射線療法(予防照射・緩和照射)

 手術では患者さんの希望に沿い、可能であれば乳房を温存する手術を提供しております。その場合は乳癌の細胞の性質、乳癌の広がり等を正確に診断する必要があります。

乳腺疾患1

乳腺部分切除     乳腺扇状切除     乳房全切除

(腋窩リンパ節の切除は病変の進行度・センチネルリンパ節生検の結果で異なります)

 予防的な腋窩リンパ節郭清(脇の下のリンパ節の切除)も昔はほぼ全ての患者さんに行われていました。しかし、リンパ節郭清によりリンパ浮腫等、患者さんにとって辛い合併症が発症してしまう事もあるため、現在では手術中にリンパ節郭清が必要かどうかを判断する方法を用いて(センチネルリンパ節生検)、必要のない患者さんには過剰な切除を避ける手術を行っています。

乳腺疾患2

センチネルリンパ節とは

“見張りリンパ節”とも呼ばれ

癌から最初に悪性細胞が流れ込むリンパ節になります。

センチネルリンパ節に癌の転移が

なければ、その先のリンパ節には

転移がないものと考えます。


 

乳腺疾患3

乳癌の手術の場合

“センチネルリンパ節”のみを切除し

手術中に転移の有無を診断します.

センチネルリンパ節に転移がなければ腋窩リンパ節の切除(腋窩リンパ節郭清)は原則的に行いません.

 


 

 ホルモン療法が有効かどうか、化学療法においても特に分子標的薬では有効かどうかを判断して術後の治療方針が初めて決まります。

 放射線療法は術後の再発予防目的のもの、再発部位への治療目的のものなど様々です。

 このように乳癌の治療には様々な選択肢があるため、患者さんの職業やライフスタイルを含めて、最大限希望を尊重しながら治療を行います。

 治療においては医師のみならず、がん化学療法認定看護師緩和ケア認定看護師がん放射線療法認定看護師が関わりながら治療を行います。

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