化学療法センター

最終更新日 2019年6月17日

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【化学療法センターとは】

薬物療法は、3大がん治療(薬物療法、手術療法、放射線療法)の中で治療期間が長く、入院下で行うことが一般的でした。近年、薬物療法(主に新薬)の目覚ましい進歩により、がんに罹患しても長期生存が期待できるようになりましたが、それらの薬は多様な副作用を呈するものが多く、患者さんのQOL(Quality of Life)を維持するためには副作用をコントロールすることが重要となっています。現在、抗がん剤の副作用を軽減させる薬剤が複数登場したことで、日常生活や社会生活を送りながら外来治療を続けることが可能となり、当センターは外来通院での治療を支援しております  。

市立旭川病院では、外来通院においても安全で安心した薬物療法が継続できるよう、2006年12月4日に化学療法センターが開設され、血液内科、消化器内科、呼吸器内科、外科、婦人科、泌尿器科など多くの患者さんが治療を受けられています。さらに2015年9月9日、センター隣接に注射薬無菌調製室が設置され、より安定した業務が行えるよう努力しております。

現在は9床(ベッド:8床、リライニングチェアー:1床)で稼働し、ベッド全てにはテレビ(無料)が備え付けてあります。ご家族の付き添いや食事の持ち込みも可能であり、リラックスした状態で薬物療法が受けられるよう配慮しています。

【専門家による高度なチーム医療の提供】

当センターは、「がん化学療法委員会」によって運営等に関する必要事項を審議しており、がん治療認定医(専従と兼任)、がん専門薬剤師(兼任)、がん化学療法看護認定看護師(専従)など、多くの専門家がそれぞれの専門性を生かし、患者さんがより安全で安心した治療を受けられるよう取り組んでいます。(外来化学療法加算1診療報酬基準施設)。また、医療従事者の知識・技術の向上に向けた勉強会も年に数回行っています。

【治療の流れ】

〈前日まで〉

  • 外来での治療が決定後に当センターの見学とオリエンテーションを行います。
  • 希望があれば、ご家族と一緒にオリエンテーションを受けられます。

〈当日〉

  1. 自動再来受付機で受付をします。
  2. 中央採血室で採血をします。
    (結果までに1時間前後かかるため、診察予定時刻よりも1時間早く来院してください)
  3. 受診診療科窓口にお越しください。
  4. 体温を測定し、必要に応じて問診票へ記載していただきます。
  5. 担当医の診察を行います(採血結果後)。
  6. 診察にて薬物療法の実施が確定すると、「青いファイル」を持って外来棟4階の化学療法センターへ移動します。
  7. 看護師がバイタルサイン(血圧など)の測定、体調の確認、治療の準備を行います。
    ※治療薬は薬剤師が専用の器材を使って調製します。
  8. 血管穿刺は、化学療法センターの看護師が行います(穿刺困難な場合は医師)。
  9. 点滴終了後、1階受付にて会計となります。 

〈次回受診まで〉

  • 体調の変化などが生じた場合は、病院へ電話連絡してください。
  • 連絡方法は、オリエンテーション時にパンフレットをお渡しするので参考にしてください。

【平成30年度勉強会報告】

平成30年度 年間実績

開催日

テーマ

第1回 6月

「CVポートについて」がん化学療法看護認定看護師

「B型肝炎の活性化について」林薬剤師

第2回 8月

「保湿剤について」がん化学療法看護認定看護師

「Gラスタ」製薬会社

第3回 11月

「脱毛について」

がん化学療法看護認定看護師

第4回 3月

「抗がん剤治療後の排泄物の取り扱いについて」

がん化学療法看護認定看護師

外来化学療法センター診療実績(外来化学療法加算対象)

●外来化学療法延べ件数

2013

2014

2015

2016

2017

2018

全化学療法件数

1737

1237

1637

1676

1577

1588

〈診療科別件数〉

消化器内科

 

525

 

407

 

671

 

674

 

617

 

695

血液内科

486

235

487

424

480

438

呼吸器科内科

64

45

36

33

0

0

外科

244

205

245

304

279

284

泌尿器科

326

252

73

51

65

89

婦人科

74

62

87

145

92

52

皮膚科

16

23

31

43

36

26

放射線科

2

0

0

0

0

0

口腔外科

0

8

0

 

 

4

耳鼻科

0

0

7

2

8

0

※6年分のみ掲示


スタッフ紹介
役職 医師名 所属学会等
診療部長 千葉広司
Dr.chiba

日本内科学会総合内科専門医
日本血液学会専門医
日本造血細胞移植学会認定医

日本エイズ学会