精神科専門医研修プログラム専攻医募集について

最終更新日 2021年10月12日

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2022 精神科専門医研修プログラム専攻医募集について

プログラムの概要

プログラム名:市立旭川病院連携施設 精神科専門医研修プログラム

基幹施設都道府県名:北海道

基幹施設:市立旭川病院

連携施設:旭川圭泉会病院、名寄市立病院

研修期間:3年間

専攻医の募集人数:1人

応募資格:医師免許取得後、2年以上の臨床経験のある医師

選考方法:書類選考と面接

施設見学:下記にお問い合わせください

応募先:〒070-8610 北海道旭川市金星町1丁目1-65 市立旭川病院精神科

お問い合わせ先:武井 明(診療部長)

E-mail: a_takei@ach.hokkaido.jp

プログラムの特徴

基幹施設の市立旭川病院精神科は、100床を有する総合病院に併設された精神科である。統合失調症、気分障害、神経症性障害、認知症、アルコール依存症など精神疾患全般の診療とともに、リエゾン・コンサルテーション、緩和ケア、周産期精神医学にも力を入れています。

また、1991年(平成3年)には公立病院としては全国的にみても数少ない「思春期外来」が開設され、18歳以下の児童思春期患者の診療を積極的に行うようになりました。不登校、発達障害、摂食障害、自傷などの思春期患者の診断や治療を精力的に行っています。児童思春期精神医学に興味があり、将来、児童精神科医を目指す専攻医には是非とも経験してもらいたいプログラムです。

連携施設の旭川圭泉会病院は、399床を有する道北地方の精神科基幹病院です。この地域の精神科救急医療の中心的役割を担っており、急性期の精神疾患の症例を数多く学ぶことができます。また、デイケア、デイ・ナイトケア、就労移行支援などの退院後の患者支援の実践について知ることもできます。

連携施設の名寄市立病院精神科は、55床を有する道北の北部に位置する総合病院に併設された精神科です。統合失調症や気分障害をはじめとする精神科全般の診療を行っています。また、退院支援や社会復帰にも力を入れており、地域で果たすべき精神科医療の役割について学ぶ機会が得られます。

専攻医は本プログラムを通じて、精神症状のとらえ方、診断技術、鑑別診断、各種検査、治療法を学ぶだけではなく、医師として患者と向き合う時に必要な基本的態度を身につけることができます。各精神疾患に対して、画像診断をはじめとする検査や心理検査を行い、薬物療法、個人精神療法、集団精神療法、作業療法などの治療を柔軟に組み合わせて最良の治療を行っていく思考を養うことが可能になります。本プログラムは、精神科医療を幅広く学ぶことが可能な内容となっており、バランスのとれた精神科医を養成することができると確信しています。

研修ローテーションの例

専攻医1年目

基幹施設

基幹施設以外からの研修スタートも可能である

専攻医2年目

連携施設

研修の進行状況によっては、基幹施設での研修継続もある

専攻医3年目

連携施設

基幹施設での研修も可能である

サブスペシャリティについて

市立旭川病院の精神科専門医研修プログラムでは、指導医が児童思春期精神医学のサブスペシャリティを有しています。思春期外来を開設していることから、児童思春期精神医学に興味のある専攻医は、是非、応募していただきたいプログラムです。

また、専攻医が興味のあるそのほかのサブスペシャリティ領域についても、精神科専門医取得後に専門の研修を受けることができます。

お問い合わせ先

市立旭川病院精神科

担当者 武井 明(診療部長)

電話 0166-24-3181

E-mail a_takei@ach.hokkaido.jp