外来通院患者の皆様へ 5度目の外来診療制限強化とオンライン診療ご利用のお願い
外来通院患者の皆様へ
5度目の外来診療制限強化とオンライン診療ご利用のお願い
新型コロナウイルス第7波:旭川市の現況と当院の対応
市立旭川病院外来通院患者の皆様におかれましては、日頃から当院をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
テレビや新聞紙上でご存知のことと思いますが、旭川市内においてこれまである程度落ち着きをみせておりました新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」)患者数はオミクロン変異株(以下「オミクロン」)BA5への置き換わりとともに、2022年7月末から、急増しております(第7波)。
市内の新規感染者は8月9日には過去最多の555名を数えております。また、市内の自宅待機者数は4,501名と、行動制限のかかっていない現状においては、だれがいつどこで感染してもおかしくない状況となっております。また、市内のコロナ病床稼働率も45.2%(これは一見すると低い数値に見えますが、コロナ病床は稼働率が50%を超えると逼迫状態と捉えられます)と急上昇を見せており、医療スタッフの感染・濃厚接触者認定による欠勤が相次いでいる中、当院の診療状況も既に逼迫状況となっております。
当院では2020年12月から、皆様には外来受診制限をお願いして参りましたが、コロナ感染者数の減少に伴い、2022年6月末に午後外来の再開等、外来診療制限の解除のお知らせをさせていただきました。
しかしながら今回、僅かの期間で皆様に再度外来診療制限をお願いせざるを得なくなりました。誠に申し訳ございません。
今回の診療制限のお願いの理由・目的は以下の2点であります。
- 入院・外来におけるコロナ患者の急増と、それに対応すべき医療スタッフの感染・濃厚接触者認定が原因の欠勤による不足
- 当院を受診される患者さん、皆様を来院によるコロナ感染からお守りする
今回、皆様へ再度の外来通院制限強化を今一度させていただくことといたしました(なお、これまで通りコロナ患者さんは感染症病棟内に隔離されており、外来患者さんへの感染の危険は全くございませんのでご安心ください)。
市立旭川病院外来通院患者の皆様への5度目のお願い
|
2020年12月以来、皆様には何度もご不自由をお掛けいたしますが、市立旭川病院が公的基幹病院として、感染力の極めて強いオミクロンBA5から市民の皆様をお守りしていくためには、皆様外来患者さんのお一人お一人のご協力が不可欠でございます。5度目のお願いで、かつ、制限解除後、僅か1カ月半での再度のお願いで誠に恐縮ではございますが、何卒、ご理解・ご協力の程、お願い申し上げます。
2022.8.10 市立旭川病院長