当院医療関係者に対するワクチン接種(ファイザー社製)の副反応調査結果
当院医療関係者に対するワクチン接種(ファイザー社製)の副反応調査結果
概要
- 市立旭川病院では当院に勤務する医療関係者に対して令和3年3月12日~4月30日にかけてワクチン接種(ファイザー社製)を3週間の間隔をあけて2回接種した。
- 接種した人に対して副反応の調査票を渡し、回答(複数回答可)をお願いした。
集計結果の要旨
- 頻度の多い副反応症状は接種部位の疼痛、倦怠感、頭痛、悪寒、発熱などであった。
- 1回目の接種より2回目の接種の方が、これら症状が強く出る傾向にあった。
特に発熱に関しては1回目は1.2%の出現率だったが、2回目は30.7%と増え、その傾向は顕著であった。 - 症状は24時間以内に出ることが多かったが、そのほとんどは1~2日で消失した。
- 接種部位の疼痛に関しては1回目も2回目も、その痛みの程度に変わりはなかった。
- アナフィラキシー反応を認めた人はいなかった。